まさか同じ年にYMOのメンバーが立て続けに亡くなる事になるとは…。
3月28日に坂本龍一さんが71歳で永眠した事がわかりました。
確かに癌を患っている事は知っていましたが、こんなに早く亡くなるとは…。
YMOを聴いた時のインパクトも強かったのですが、
より強いインパクトがあったのは、忌野清志郎さんとの
「いけないルージュマジック」でした。
初めてザ・ベストテンで見た時は、「何だこの人たち」と
絶句した記憶があります。
プロデュースした作品と言えば、フリクションの「軋轢」が有名ですね。
ただ、フリクションの魅力を引き出せていたのかは、どうかなとは思います。
確かにYMOが売れ始めてきて忙しい時期だったですしね。
モリコーネが今度こそアカデミー賞を取るのではという時に
賞を取ったのが、坂本さんが手がけた「ラストエンペラー」でした。
改めて聴いてみても、やはり心を打つ音楽です。
そして2022年12月に演奏したのが最後となってしまいました。
ピアノによる「メリークリスマス・ミスターローレンス」。
苦しいだろうと思いますが、それでも演奏する姿には涙が出てきます。
今年は、あと何回、このような辛い気持ちにさせられるのだろうか。
ご冥福をお祈りします。
俳優はTVの再放送で出て来るので、「あれっ?この人生きてるっけ?」と大変失礼な疑問を持つことが多い。
自分がそれだけ、年齢を重ねている証拠なんでしょうね。
わかっている事ですが、これからしばらくの間はロックのレジェントの訃報が続くでしょう。
ボブ・ディランもポール・マッカートニーも80歳を過ぎましたし、
ミック・ジャガーもそろそろ80歳になろうとしています。
長生きしてほしいとは思っています。
いつまでもつらい気持ちでいるわけにもいきませんのですが、
やりきれない気持ちもありますね。