オリジナルの「OZ DAYS」からカットされたタージマハル旅行団とは
一体どんなグループなのか?
実に謎めいているというか、裸のラリーズよりも実体が掴みづらい
のではないかと思ってしまいます。
たまに名前は聞く事があっても、アルバムも昔は入手困難でした。
2種類のアルバムは、それでもCD化はされています。
(今はダウンロード販売もされていますので、音自体は昔よりも
簡単に聴くことが出来ますが)
まとまった記事で自分が見た事あるのが、昔、古本屋で見つけた
「日本フリージャズ史」という本での記事ですね。
フリージャズとはちょっと違うと思うのですが、
タージマハル旅行団をどのように分類するかは難しいのです。
小杉武久さんという現代音楽家のメンバーもいたのですが、
半分素人みたいなメンバーもいたりします。
大量の楽器類を持ちこみ、気が向くままに演奏したりしていました。
環境音楽?宗教音楽?ロック?フリージャズ?サイケデリック?プログレッシブ?
特に盛り上がりを見せることもなく淡々と演奏される音楽は、
確実に聴く人を選ぶと思われます。
70年代初めにヨーロッパを回りながら演奏してきたといいますが、
このアルバムは、その時の演奏を録音したものです。
海外で発売されたようなので、正規盤かどうかも不明ですが、
貴重な演奏を2枚組で収録してあります。
youtubeには、70年代の記録映像も画質が悪いながらもアップされていました。
これはなかなか貴重な記録だと思いますよ。
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