また今日も入院中の話ね。
体調を崩して1月30日より入院。
その時に入ったのがICU。
ICUに居る間はまあ「至れり尽くせり」って表現がピッタリなくらいに昼夜問わずしっかり看護してくれた。
理由は良く分からんが急に心拍数が上がって機械がピーピー言い出したら看護師さんがすっ飛んで来てくれたし、いつだったかの夜中に「○○さん!○○さん!!(オレのことね)」て呼ばれてるので目を覚ましたら「息してませんよ。ちゃんと息してくださいね。」なんて親切に声をかけてくれたりもした。(←ここでも死にかけとるがな)
問題はICUから一般病棟に移ってからだ。
一般病棟に移ってからはそんなに看護師さんを呼んで何かしてもらうって事は無かったんやけど、ナースコールのボタンの反応が良すぎるのかな?
たまに布団と身体の間に挟まって意図せずナースコールのボタンを押しちゃったって事が何度かあったんだよね。
…。
…。
看護師さん、全然来ないのな。
このフロアには看護師さん居ないの?ってくらい来ない。
いや、こっちは押し間違えだからええんやけど、これマジで命やべえ!みたいな緊急コールやったらどうしてたんやろ?
表沙汰になってないだけで過去何人かこのせいで死んでるんちゃうかな!?って思うくらい来なかった。
リハビリとか問診行くのも「一人で行けますよね?」と。
ICUでの「至れり尽くせり」とはまったく逆の「至らない尽くさない」感がすごかったわ。
いつだったか、オレの首に縫い付けられた注射針を抜くのに部屋に来た医師も言ってた。
「ここだけの話、このフロアの看護師さんナースコールしても来ないですよ」と。
その医師曰く、「このフロアの看護師さんは良くも悪くもルールに忠実だから。」と。
どんなルールがあるんだかオレには分からないけれど、そんなんで患者が迷惑してるんならそこは改善すべきところなんじゃね?って思うんやけど、オレの会社と同じように組織が無駄に大きくなると世間体しか見えなくなったりするもんなのかな、と。
そして主治医。
入院患者のベッドには、患者の名前と入院部門?、そして主治医の名前が書かれたプレートみたいなのが貼られてある。
オレは「救急」って部門で入院してたんやけど、結局入院してた約2週間の間にこの主治医は1回も顔を見たことが無かった。
部屋まで回診に来てくれるのはじん臓内科の若い女医さんだけ。
あとはオレ自ら診察に出向いてた循環器内科の先生くらいしか見たこと無かったな。
オレはあっという間?に退院となったけど、循環器内科の先生は言ってた。
「救急の先生方は患者を治す気が無い」と。
まあオレも実際「退院おめでとうございます!」なんて状況ではないまま退院した(させられた?)感じやし。
だって実際治って無いもの。
「もう命にかかわる事は無いやろう」って状態になったから病院を追い出された感じ。
もしかしたら…やけど、救急の部門には退院率みたいな指標があって、救急搬送受け入れしてうち何件退院できた、みたいな感じで評価される傾向があったりするのかもね。
なのでとりあえず退院さえさせてしまえば率も上がるんでとにかく退院!退院!と。
医者つながりで言えば、1度だけ「白い巨塔の財前教授」みたいないわゆる「総回診」みたいなのがあった。
オレが入院してた病院もいわゆる「大学病院」だから。
規模感的にそんな大きいもんじゃなく、教授+取り巻き3人の計4人だったけど。
一般病棟に移って1日目だったか2日目だったか、それくらいに部屋に急にその4人が入って来てね。
「え!?何なん!?」なんて思ったわけよ。
その時ちょうどオレは看護師さんに身体を拭いてもらってる最中で、その姿を見るなり教授が「この人がうちの病院に搬送されて来た時にほぼ心臓止まってた○○さんだよね?」と。
取り巻きが「御意!」…なんて言い方はせず「そうです」と。
教授は「なんだ、全然元気じゃないの」と。
元気やったらアカンのかい!てか何でオレとじゃなく取り巻きとしか喋って無いねん!
取り巻き3人が教授にいろんな状況を専門用語を交えながらいろいろ喋ってたわ。
その間、オレとの会話は一切なしね。
そんな話だけなら患者の部屋じゃなくて教授の部屋でせえや。
部屋まで来たんやったら患者と直接会話せえや。
言い方もぶっきらぼうやったし、まあまあ気分悪かったぞ。
最後に。
退院前の何日かは個室から4人部屋に移った。
オレ以外は結構な年上のおじさんばっかり。
ベッドはカーテンで仕切られてるから顔までは見えんけど、おじさんに共通して言えること。
何でそんなに独り言でかいん?
なんかめちゃでかい声で独り言言ってるし、何だったら夜中とかに明らかに寝言とは違う確実に起きてる状態で「くあ~っ!」みたいなナゾの音声を発するん?
それ誰に対して何のために言ってるん?
屁こいたりイビキはまあ許そう。
変な声は出すな。
おかげで夜中に熟睡出来た日なんて1日たりとも無かったぞ!
まとめ。
オレが入院したのは病床数800床ある地元ではまあまあ大きい部類の病院だ。
設備とかは最新に近いものが揃ってて安心なんだろうけど、そこの組織とかに関しては若干の不安を覚えたね
「患者よりも世間体」
そんな風潮を若干感じたから。
あ、オレが見た非常に狭い範囲だけでの話だから決して全体がこんな感じと言うワケでは無いですよ。(と、信じたい)
病院の名誉のために言っておきます。
本当に大変でしたね。
体調不良の様子が書かれたブログ。
内容から肺炎になっているのでは?と心配していたところ。
1月28日以来ブログの更新がなかったのですごく心配していました。
肺だけではなく多臓器不全とは・・
風邪のような症状から急激に多臓器不全になるとは驚きです。
原因が分からないのが怖いですね。
とにかく無事退院できて本当に良かったです。
まだ治療は続くとのことですが、仕事の事など考えず無理しないで養生しましょう!
そして体調が戻ったら、楽しい事を第一に過ごしましょう。
私は来年定年退職したら(嘱託で残るつもりがほぼ無い)そこからの10年は楽しく過ごそうと思っています。
楽なアルバイトをしながら好きな事をしようとね
ご心配いただきありがとうございます。
ワタクシもただの高熱だと思ってたらまさかの多臓器不全。
心臓が急激に弱って、それが他の臓器にも影響した結果多臓器不全になったようですが、ぞもそも何で急に心臓が弱ってしまったのかがまったく不明のようです。
身内に不整脈持ちはもちろんいないし、ワタクシ自身も8月に受けた人間ドックどころか過去のドックでも不整脈とか言われたことも無いし。
もちろん最近海外行ったりジビエ料理を食べたりもしてません。
まさに不意打ちを食らった気持ちです。
まあこうして退院もできたし、最悪命を落とすようなことにはならなかったので良かったですけど。
今回の病気の件でワタクシも考え方が変わりました。
もう頑張るのをやめます。
もちろん定年後の再雇用なんて応じません。
今の時代の60歳は元気ですから。
元気なうちに自分のやりたいことをやって、楽しい人生だったなと思える生き方をしたいと思います。
重篤な状況からよく退院まで快復されたことを嬉しく思います!!
ベットの回転率だったり、救急科という担当科だったり様々な要因が重なっての退院となったのかと思われますが、御互いにくれぐれも健康第一でいきましょう!!
病院には病院の事情があるのは分かります。
が、「それ患者の都合じゃなく病院の勝手な都合じゃね?」みたいなのはやめて欲しいですね。
昨日も病院に行ってたのですが、先生から「再入院して経過観察してもいいレベルの数値」と言われました。
退院してたったの1週間ですから劇的に良くなってるなんてこっちも思ってないですけど、そもそも退院できる状態ではなかったのでは?という疑問は残ります。。。
今は家で安静にしてノーストレスな日々を送っておりますので、このまま仕事復帰に向けてある程度の体力回復訓練とかできればと思ってます。
連続コメントで申し訳ありません(-_-;)
心臓からくる多臓器不全はあるみたいですが・・・
え~さんの場合は心臓が弱った原因がわからないと解決策というか治療というか中々難しいですよね。
さらに専門病院で調べたりすればわかるかもですが
そこは病院同士の問題もあるので紹介等してくれるかどうかもありますからね。
大きい病院ほど病院都合が多いですよ。
特に大学病院はそう感じます。
何度も色々な箇所で入院しているとわかりますが病院によって全然対応違います。
ドクターXみたいな感じの大名行列ではありませんがそういうのは未だにありますね。
内科と外科が仲が悪いなどもありますし(;^_^A
病院の当たりはずれもあるので救急車で運ばれると運ですよ( ノД`)シクシク…
とりあえず、通院になったということで安心はしましたが
無理はせず、リハビリも少しずつしてお体を大切にしてくださいね。
元気になったら愛馬の応援などもして元気もらってくださいね!
どこのどんな組織にも仲が悪いとかあるとは思いますが、出来れば病院ではそういうのは止めてもらいたいですね。
ワタクシの場合、循環器内科とじん臓内科の先生は協力してくれてた感がありましたは、救急と内科の方は全然。
循環器内科の先生は普通の内科の先生と仲がよろしく無いのか、肺に水がたまったままの状態ですが「そっちは内科の管轄なので」と今は放置状態です(汗)
早く以前のような健康な状態で過ごしたいと思って病院に通っている患者さんがほとんどだと思いますが、自分たち都合でそれを許さない?状態なのは納得できないですよね。
今の病院よりいいところとなるとワタクシの場合もう大阪のもっと大きい病院か専門病院に行くしか無いですが、今はまだ大阪まで通う体力も無いので現状維持しか出来ないのがちと歯がゆいですね。