何年間も病床に臥せり、毎日を死にたいと願う日々を過ごした経験からすれば、現在の健康な心身は非常に恵まれているとは思う。
再度そのような状態にならないように、自分の特性と状況はしっかり把握しないといけない。
そもそも私は従属できないし、独立志向なので、一般的なサラリーマンというものに向いていない。
ローカルルールに従うことは無理で、ローカルルールを自ら設定して改定する人なので。
自分の仕事のクオリティがローカル組織の一般常識を超えて変えてしまうのもあるんですよ。
その中で従属せよはありえないのですよ。
私としては真面目に頑張る人が世界的に突き抜けられる社会を目指しているのだけど、既存のローカルルールで安穏と暮らしたい人にとっては脅威ですよ。
安穏と暮らせると思うこと自体ありえないことで、社会も環境も文化も技術も価値も変化する中、極小範囲の文化がそのままの形態を維持しながら継続し続けるのは相当大変。
伝統文化を維持するんだったらいいけれど、現在社会と向き合う製造業や小売産業や情報技術産業や広告営業などが過去の遺産的慣習に囚われたら、それは衰退の一途です。
産業革命が起こって100年以上は経ったけれど、逆に言えばそれを超えて長い期間維持し続けている仕事なんかないわけですよ?
さて、反社会的勢力への営業という話があって。
基本的に社会の一般的ルールを知らない人で構成されている組織のトップは、アウトローより悪くなれないと統率とれません。
必ず常識外のことをする「お笑い」という世界ならなおさら。
常識で統率とろうとしたら、常識外行動が多発してコントロール不可能になります。
下手なルールや規約を設定すると、管理側がルール犯すという矛盾を発生するし。
そもそもの組織文化の継続を前提にするより、一旦やめて解体したほうが生産的だったりします。
それを万物流転の法則と言ったりします。
曰く、流れる水は同じ水に非ず。
同じ形で流れ続ける川面だけど、そこに流れている水そのものは全て別ものということ。
そもそも一定ではないものを、一定の型に収めて運用することそのものが間違いですよ?
それを理想とすれば氾濫するのが水であり、人。
原理原則はありますけれどね。
H2Oで構成される水は、以下の物理法則があります。
純水なら0℃で氷、100℃で沸騰。圧力により変化するとか。
水は人にとって本当に必要なものなので、9割以上理論的に算出可能な物理モデルができている。
残り1割ぐらいの不確定要素があって、その不確定要素を詰めるために研究開発が存在するわけですよ。
じゃあ研究開発が完全ホワイトな仕事?
とは限らない。
組織のモラルを作るのはあくまで人なので、人の質が落ちればそれなりに仕事もブラックになります。
現場作業だからブラックとも限らず、そこで働く人がどれだけの質を求めるかでホワイトにもなる。
そんな当たり前のことを休日なので考えておく。