数百万円、数千万円、時には数億円といった金額が動く製品開発を手がけることがある。
ところが実際の実務は、一つ一つの部品の機能計算や安全確保、数円数銭(円以下)単位のコスト低減、数グラム単位の軽量化の積み重ねで、これがしっかりできていないと、そもそも「良い製品」にはならない。
さらには働く人の健康や安全、社会情勢の見極め、企業間調整、将来的な計画など、細かい作業は多岐にわたる。
この点において、航空宇宙産業のプロジェクトと程度の差こそあれ、変わらない。
これは経済も医療も営業も宗教も、そして政治も本来的には変わらない。
程度が低ければ、小さな規模と短時間で簡単に崩壊する。
個人的生活は行う仕事とは関係なく、質素で堅実に行う。
毎日ご飯を研いで炊き、味噌汁を作って飲み、毎週洗濯をし、干して畳んで、アイロンをかける。
納豆3パック58円はすごいことですよ。
ゴミを集めて分別し、缶や瓶の中身を洗ってキャップやパッケージを剥がし、掃除をする。
大きなゴミはなるべく小さくして分別し、行政に連絡して廃棄処分手続きをして処分する。
レシートを分けて集計する。毎月の収支を計算して将来計画を立てる。
これも結局は航空宇宙産業と変わらないか。