ささの子通信

温泉、人形遣い、ソフトバレー、育ジイ、B級グルメ?

米倉人形三番叟

2024-02-24 | 人形遣い
笛吹市八代町米倉の人形の稽古を見てきました。
鉾衝神社の奉納のための三番叟ですので物語に沿って遣う追分人形とは違います。
ここにも絶やしてはいけない伝統芸能があります。
 
子供たち向けの体験会のニュースを見た際に今日のワークショップ(練習)を知りました。
ネットで検索。サンニチの記事に代表の携帯番号があり市外からの見学可能を確認しました。
 
孫を連れて遊びに行った八代ふるさと公園。
近くの橋の欄干に三番叟が彫られています。それを見、公園内の建物内に飾られた写真を見てずっと興味を持っていました。追分に参加したころは右左口人形もありました。第三の人形を知り、笹子川清掃の企画担当者が遣手、さらに記事を見て、もう見に行くしかないと思っていました。
 
で、見学に来たのは自分ひとり😟 現実の厳しさを改めて実感。
 
米倉人形三番叟は、追分人形と同じく1体を3人が操作する人形3体が登場する伝統的な人形劇。江戸中期から地域に伝わっていましたが明治末に一度途絶える。
1990年に80年ぶりに復活。以後、米倉人形芝居保存会が、毎年11月3日に地元の鉾衝(ほこつき)神社で上演しています。
 
千歳の舞
長寿を願って舞います。
舞台を清める役目もあるそうです。
 
翁の舞
本番は白い面を被って天下泰平を願って舞います。
 
三番叟
豊作を祈って舞います。
かしらは目と口が動きます。
 
三番叟 鈴の舞
黒いお面を被って種まきの動作を交えて鈴の舞を舞います。
人形の動きは激しくなります。
 
三番叟の動きのダイナミックさに驚きつつ、カッコイイと思いました。
主遣いは20代の頃に参加して30年以上の経験者だそうです。
さすがです。足遣いも、大きな動作でびっくりです。
 
鼓と横笛、謡に合わせての舞。どこでふりを変えるのか、数えているようです。
今度伺ったときに詳しく聞いてみたいと思います。追分でも三味線だけの部分は難しいです。
 
持たせていただきました。
人形は追分と同じです。重さも同じくらい。
それをあんなにダイナミックに遣えるとは、あらためてスゴイと思いました。
 
30周年記念誌をいただきました。
平成元年、追分の4代目座長が指導に来ていることを知りビックリ
 
こちらも高齢化が悩みだそうです。
つなぐことは難しい。絶やすことは簡単。
米倉人形芝居保存会は会員募集中です。
笹子追分人形保存会西川一座も座員を募集中です。

富士山の日フェスタ

2024-02-23 | 人形遣い

2月23日は、語呂合わせで「富士山の日」。富士山の標高にちなみ、山梨県と静岡県の合わせて33か所で合計3776個のおにぎりがふるまわれましたが、今年は山梨県立文学館で開催された「富士山の日フェスタ」に出演したため諦めて、富士山クレープを食べました


富士山の日フェスタのオープニングはアメリカのダンス大会で優勝した河口湖のダンスチーム「スーパースクワッド」のパフォーマンス。

山梨県知事の挨拶に続いて静岡県の川勝平太知事が、富士山が最初に日本語で表現されたのは万葉集であること紹介して長歌の一部に曲をつけた「富士山長歌」を壇上で熱唱したのにはびっくり。
おもしろい

人形披露は三人三番叟から。

そして団子売り。
遣いが不安で出かける前、自主稽古しました。


最後に富士山が世界文化遺産登録から10年を迎え、「富士山と芸術」をテーマにしたパネルディスカッション。
コーディネーターは東京藝術大学名誉教授、パネリストは山梨県立美術館館長、松竹㈱取締役常務執行役員、山梨県立文学館館長、明治学院大学文学部芸術学科教授とすごい方々。

来場者にはトートバックが用意されていました。中身はかなりのお得。

座員に報酬はないのですが今回は2万円いただきました


八王子車人形公演

2024-02-17 | 人形遣い
八王子車人形さんの若手座員の「美味しいとこどり」公演を見てきました。
満席でした。 
太夫 竹本乾大夫
三味線 野澤仁一郎
 
◇演目
三人三番叟
人形解説
釣女 太郎冠者が醜女を釣り上げるとこ
東海道中膝栗毛 箒の投げ合いが印象的
-休憩-
娘三人美味しいとこどり
伊達娘恋緋鹿子のお七
生写朝顔話の深雪
日高川入相花王の清姫
それぞれのクライマックス
 
撮影はできなかったので公演終了後。
 
 
多くの人が帰ったとこで小学生座員の三番叟が披露されました。
途中で先輩の柳玉さんも加わって二人三番叟。
力強くてすごく良かった👍

富士山の日フェスタ2024

2024-02-04 | 人形遣い

2月23日 富士山の日 山梨県立文学館にて

入場無料ですが申し込みが必要です。

文学館の講堂、人形公演としてはちょうどいい広さです。

開催時間:14時から16時(13時開場)

定員:100名程度

申込は2月13日までです。


オロロン鳥の物語

2024-01-11 | 人形遣い

オロロン鳥の名で知られる絶滅危惧種のウミガラス。
日本海に浮かぶ北海道の天売島は、国内唯一の繁殖地。
2022年、観測開始からはじめて100羽を越えた記念として、ウミガラスをモチーフにした音楽人形演劇「TrueLife 人々と鳥たちが紡ぐ生命の物語」が作られました。
甲府 の 桜座 で1月7日、Ohtaka Sizzle presents「True Lifeオロロン」 北海道・天売島の絶滅危惧種 オロロン鳥の物語 を観てきました。


【出演】
Voice : 高瀬麻里子
Sax・Keyboard : 住友紀人
笛  :  阿部一成
文楽人形  : 勘緑+木偶舎
写真・映像 : 寺沢孝毅
おおたか静流 : 作詞・構成

勘緑さん、ご指導されているあつぎひがし座の公演の際にお姿は見ていましたが遣いを見るのはひさしぶり。
Ohtaka Sizzle presentsとなっているのは完成時のVoiceはおおたか静流さんでしたが一昨年虹の橋を渡ってしまいました。
おおたかさんとは真木アートクラフト市でコラボレーションをしたことがあります。

スタートの三番叟はところどころ定番のフリはありましたがほぼオリジナル。
次にどんなフリをするのか、遣い手としてワクワクしながら見ることができました。

そして、ウミガラスをどう人形で表現するのか。
なるほど~
食べるものがない幼いオロロン鳥。
卵を抱える親鳥。

内容は撮影禁止でした。

機会がありましたらご覧ください。

 

帰り、ほうとうを食べました。

ひさしぶりにあずきほうとうも(^-^;

 

2月、車人形さんで公演があります。

そして追分人形は2/23、県立文学館の富士山の日イベントに出演します。

 


2023のメリークリスマス

2023-12-25 | 人形遣い
クリスマスケーキを購入しようかと思っていたけど孫が作りたいと言うのでスポンジと生苺をスーパー、生クリームと冷凍苺を業務スーパー、飾りをDAISOでそろえました。
業務スーパーの生クリーム、甘さ控えめで結構お気に入り。

生クリームを使いきりたかったのでかなりクリームの厚いケーキになりました。
トップは生苺ワンパックです。

自宅のイルミネーションも増えました。






ふれあい交流会

2023-11-19 | 人形遣い
今年最後の公演を地元で行いました。
4年ぶりです。
演目は三番叟と団子売り。
今回も映像を見ていただきました。

舞台が狭くてお臼と杵造のすれ違いが大変。
終わったあとの、良かったよ!カッコ良かったよ!
その言葉が嬉しい😃🎶

次回は1/4、リニア見学センター予定。

ご指導頂いている八王子車人形さんも、来年2月に公演があります。


手術から一年4ヶ月。
良くなってきたと思っていたら二週間前から漏れが多くなってます💦

大月市文化祭 市民会館公演

2023-10-29 | 人形遣い
追分人形一番の大舞台、市民会館公演。

演目
自然学園高等学校の生徒さんによる追分の三番叟
団子売り
吉窪美人鏡

演目は今年も地域資料デジタル化研究会に記録を依頼し映像として残しますのでスゴク緊張。
自分は大きな?ミスなくできたかと。。。
公演終わって、お見送り。
“よかったよ”の言葉と、毎回ご覧いただいてる方に“益々うまくなった”と言われるとホントうれしい。
親鸞、最後に見えを切って目の前に緞帳が下りた時の遣り切った感はカナリものです。
昨年、制作いただいた動画を最初に見ていただきました。
スマホで見るYouTubeではなく大きなスクリーンで見ると座員の言葉に感動します。
孫、「じいじ、泣いてる?」観察が怖い(;一_一)
市長、教育長、市議もご来場いただきました。
え~と、、、大月の議員さんってふたりでしたけっけ。
気づかなかったらスミマセン。
県会議員さんからは祝電いただきました。

準備

リハーサル


250名以上のご来場をいただきました。
まだ、となりは空けたい方も多く、二階席も利用。








マグネットシートを作りました(^^♪