先週は体調不良で大月短期大学での「前田こうせいの贈り物 ワンコイン上映会」に行かれなかったので昨日、山梨県立文学館へ行ってきました。
前田こうせいさんは富士河口湖町にある西湖いやしの里根場を拠点制作活動をしています。
花咲か爺さんをベースにした「ぽち桜」と桃太郎をベースにした「約束」を見てきました。
上映前に前田こうせいさん、音楽を担当したヒロ川島さん、ぽちの声役のチャンティーさんのお話が聞けました。
1枚1枚手作業で作画していて描いた枚数は約2年間で4000枚だそう。
手書きならではの暖かさを感じます。
民話って残酷ですよね。
強欲爺さんが残酷爺さんへ。
欲に目がくらんでひどいことを平気でできてしまいます。
ぽち、生き埋め、、、樹になって、臼と杵になって、灰になって、最後に切り株から子犬が6匹も生まれてぼちも再生(@_@)オオッ
残酷爺さんは囲炉裏と竈からの火に焼かれて骨になって崩れました。
桃太郎は木花開耶姫と生れる前に鬼退治の約束をしていました。
鬼ケ島が実は富士山。
ナレーションはイルカさんでした。
たくさんの子分の鬼たちは犬と猿に蹴散らされ、ボス鬼も服を切られてパンツ一丁になり、、、そこで笑える場面がありました。
人を食べていたのは山頂に居る龍鬼。
戦うのかと思ったら桃太郎はきび団子を龍鬼の前で食べて見せ、興味を持った龍鬼の舌の上に団子を乗せました。
二度だったかな、、、龍鬼は涙を流し、食べてしまった女性や子供たちをその涙の中に赤ちゃんとして次々生みだしました。龍鬼の体は溶岩になって山を下り四つに分かれました。船で雉に引かれて渡ったセノウミは五つに分かれて富士五湖に。龍鬼の居た山は青い富士山となる。
ほち桜は悲しいお話でしたがこちらは血がどば~ってことはありませんでした。
6月には富士山世界遺産センターで原画展と上映会を行うそうです。
大月市立図書館での原画展も終了24日でしたが期間延長で6/8?まで見ることができます。記憶が怪しいので確認したかったのですが見つからず💦