昨日は友人を誘って初めて十日市へ行ってきました。
十日市は甲府盆地に春を呼ぶ祭りで、「十日市で売っていないものは猫のたまごと馬の角」と言われている位に品数の豊富さに期待して出かけました。
700年以上前の旧1月10日に紀州高野山より迎えたお坊さんが、神のお告げによって市神地蔵尊を奉祀されました。
この地蔵尊が童子に姿を変えて、暴れる馬をなだめて田植えが出来るようにしたことから信仰が厚くなり、毎年この時期にお祭りがおこなわれるようになったそうな。
地蔵尊は安養寺に奉られています。
まずは昨年7月にできたばかりの道の駅富士川。
藤村式建築の展望塔があり螺旋階段を登っていくと太鼓があります。
道の駅裏にはモニュメント「富士川龍門」があり篠原勝之さん(クマさん)の作品です。
空洞になっている中に入って見上げると空が見えます。
矢立の杉みたい。(今は中には入れません)
道の駅内では野菜や果物の他、ゆずの産地だけにゆずを使ったお菓子類と郷土料理みみが売っていました。
併設の食事処では限定20食でみみが食べられます。
隣では中部横断自動車道の工事をしていてテトラポットがいっぱい並んでいました。
出口はまだ信号機が使用できず出にくいです。
お昼はあおやぎ宿追分館で麦とろ定食。
メニューはこれだけです。
二年ぶりになりますかね~。
父親の実家が近いので両親とも訪れています。
価格据え置きで今も800円。
変わらず美味しいです。
父親の土産にきんぴらごぼうと混ぜご飯を買いました。
隣の骨董市を覗き十日市へ。
渋滞・・・。
通りが通行止めになり沢山の露店が並んでいました。
確認できたのは甲州達磨3店、臼2店、熊手1店、福飾り1店、ザルと曲げわっぱ1店で他は食べ物の露店。
もっと生活用品的なものが沢山売っているのかと思っていました。
山ぶどうの蔓で編んだ籠はびっくり価格。
数万円でした。
珍しい露店では手相占い、シャーピン(中華おやきで餃子の中身が入ってます)、クロワッサンたい焼き。
焼きそばも大盛りがあったりタマゴ焼き乗せと無などいろいろ工夫がありますね。
一番行列が長かったのはえびせんべい。
このため途中、道の両側に露店が並んだところは大渋滞。
定番のリンゴ飴のほか、キウイ・いちご・ミカン・パイナップルがありました。
ブルーのリンゴ飴は美味しそうには見えません
大判焼きもチーズやめんたいマヨネーズ、ムラサキイモなどありました。
安養寺をお参りしようとしましたが行列が長いので断念。
おみくじだけ引きました。
で、また…運気上昇はまだ先です。
参道の和菓子屋さんでイチゴ大福とピーナッツ餅を購入。
イベントステージ近くに地元の方が出店していてビックリ。
先日、つきの市で卵を買ったので今回はドーナツを購入。
父親に頼まれた熟した百目柿(昔は売っていたらしい)は買えませんでした。
猿回しを観たり瓦会館も見物。
鬼瓦が有名な地区です。
南アルプス市(旧若草町)は、江戸時代(約300年前)に始まったといわれ、戦後の最盛期には40軒以上の瓦工房が建ち並び、県内一の生産を誇っていたそうです。
猿回し終了後、心付けを500円。
500円以上だとお猿さんの根付けプレゼント。
3年前、両親と甲府銀座通りのイベントに行った時にも頂いたのと同じ根付け。
当時を思い出しました。
当時の写真を探して確認したら同じ使い手さん。
当然、子供だったお猿さんは大人になってます。
あっ、猫のたまごが売ってました。
たまごの中身は猫グッズらしいです。