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レッスンをしていて思ったのが、フレーズとフレーズをつなぐ『つなぎ』こそがとても大切。
そういえば書道の草書でも一文字一文字は去ることながら、つなぎの自然さ力加減のムラのなさこそ苦労した気がした。
話は変わるがモーツァルトのコンサートアリアはオペラのアリアより透明感が増し神々しい。
モーツァルトの音楽は美しいだけでなく歌うと声の調整さえされる気がする。
技術的に足りないところがいろいろあるが、朝晩に歌うと勉強になる。
なかでも『ああ、情け深い星々よ、もし天にK.538』を聴く機会があればおすすめします。
知らない方へ、Kはケッヒェル番号で、オーストリアの音楽研究家ルードビヒ・ケッヒェルがモーツァルトの年代的作品目録作成の際につけた番号です。
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