
月がきれい
夜中にふと、外を見て、こんなにきれいな月にであって、幸せ。
写真ではわからないけど、ちょうど月の半分くらいが光ってます。
歌には、音楽そのものに加えて、詞が関わって来ることが多くあります。
いま、音楽と言語の関係を考えてました。
音楽には、香りがあって、音楽と言語の関係性はそのことと深く関わっていると、思います。
イタリアのオペラは、日本語の訳詞で歌われるよりは、イタリア語で歌われた方が、よりフィットした良い感じを受けるでしょう。
作曲家はつねに、この音に、この母音がいいな、とか、この子音は音楽的にも効果がある、とか、考えているものです。
ただ、原語以外の言語を受けて、美しく別物に変身できる時も多くあります。
また、内容が伝わる、という意味では、なるべく、その時の聴衆の多くが使用する言語である方がよかったりします。
訳詞に関しても、西洋の音楽を日本に紹介しようと努力してくださった先人が残した、現代ではあまり使わない言い回しのものもあれば、最近の多くのアーティストがそれぞれ工夫したようなものもあり、どれを選択するかに、指針と方向性が問われます。
ともあれ、日本語は美し過ぎる。
誰にとっても、母国語と言うのは、とても美しく感じると思う。
長きに日常生活で慣れ親しみ、独特の音や、香り、すてきな表現、または、うまく使えなかった時の面白さ、など、その魅力に多々接しているからです。
わたしは、中国、韓国と言ったアジアの音楽にもとても興味がありますが、特に日本語の歌を美しく歌えるように努力したいと思います。
これから、衣服をまとっていくように、日本語を身につける子供達にも、日本語のきらめきを伝えて行きたいと思います。