毬と殿様

おはようございます

今日もきれいな空です


昔、『コドモノクニ』って言う雑誌があったんですね！

知らなかったー

1929年 昭和4年、『コドモノクニ』1月号に掲載された『毬と殿様』

西条八十作詞、中山晋平作曲



1:てんてんてん毬 てん手鞠

てんてん手鞠の手がそれて

どこからどこまで とんでった

垣根をこえて 屋根こえて

おもての通りへ とんでった

とんでった


2:おもての行列 なんじゃいな

紀州の殿様 お国入り
金紋先箱供ぞろい

お駕籠（かご）のそばには髭やっこ

毛槍をふりふり

やっこらさの

やっこらさ


3:てんてん手鞠は

てんころり

はずんでお駕籠の屋根の上

もしもし紀州のお殿様
あなたのお国のみかん山

わたしに見させて くださいな


4:お駕籠はゆきます東海道

東海道は松並木

とまりとまりで 日がくれて

１年たっても もどりゃせぬ

３年たっても もどりゃせぬ

もどりゃせぬ


5:てんてん手鞠は 殿様に

抱かれて はるばる 旅をして

紀州はよい国 日のひかり

山のみかんに なったげな

赤いみかんに なったげな

なったげな



★ちょっと歌ってみたら、とてもかわいい！
早いテンポで手鞠歌のようなメロディです。
中山晋平のピアノで佐藤千夜子が歌っている録音などがあるそうです。

4丁目の犬

童謡おたくのわたしとしては、みのがせないタイトルの曲を発見！

機会があったら、歌ってみますね。


まずは『4丁目の犬』…

すごいタイトルだな

歌詞もいけてます

野口雨情作詞、本居長世作曲

1920年、大正9年『金の船』で発表。

本居長世の童謡第1号。

この歌に出てくる場所は東京の本郷ではないかと言われている。



1丁目のこども
駆け 駆け 帰れ


2丁目のこども
泣き 泣き 逃げた


4丁目の犬は
足なが犬だ


3丁目のかどに
こっちむいて いたぞ