リスト

「リストって、どんな作曲家ですか」という質問があったので調べてみました。

フランツ・リストは1811年10月22日生まれ、75歳まで生きた。

オーストリア統治下のハンガリーに生まれ、ドイツやオーストリアなどで活躍したピアニスト・作曲家。

音楽史上もっともモテたとも言われるイケメンらしい。

祖父の代からハンガリーのエステルハージ公爵家に仕えた。

14歳で父を失うがすでに「かわいい奇跡」と呼ばれパリ、ロンドンで売れっ子だったリストはお金に困ることはなかった。

同時代のベルリオーズやショパンらと交流し影響しあった。

リストは超絶的な技巧を持つ当時最高のピアニストで「ピアノの魔術師」と呼ばれた。

演奏技術と初見に関しては、どんな曲でも初見で弾きこなしたと言われ、彼の死後100年以上経っている現在においても、いまだに彼を超えるピアニストは現れていないと言われている。

幼少時から指を伸ばす練習をし、10度の音程（1オクターブと3音）も軽々と押さえられたとされる。
彼の曲には両手を広げての4オクターブの音が多用された。

高い演奏技術で万人受けしたリストの演奏に、はじめはショパンも好意的であったが、あまりの技術偏重に呆れた後期は否定的だった。
しかし、晩年のリストは技術よりむしろ表現力の追求にこだわった傾向が見られた。

リストの初恋の相手は弟子のカロリーヌ、これは失恋。
つぎに6つ年上のマリー・ダグーとは同棲し3人の子供（ひとりはワーグナーの2人目の妻コジマ）。
ダグーと別れたあとザイン・ビトゲンシュタイン侯爵夫人との不倫。
彼女の夫は離婚してくれなかったのでリストは54歳で教皇のもと宗教生活を送り生涯独身だった。


リストのピアノへの功績は大きい。
ピアノの可能性にチャレンジし、多くの曲をピアノ用にアレンジしたりした。

また「交響詩」の創始者でもあり「詩的なものと音楽的なものの結合」を実現した。（背景にはベートーベンの作品によって交響曲が成熟しきっていた）


リストが新しい芸術の中心地に、と考え活動したワイマルは、現在EUの「欧州文化首都」に選定されている。




代表作品：

ピアノ「超絶技巧練習曲集」全12曲（1851）

マックでおやつ

とん漬け

おいしいんですよ～

お焼きとん漬けー