ある子がピアノで『荒野のはてに』を弾くことになり、歌も上手なので、歌詞を教えたりした。
また、鮫島有美子さんの『きよしこの夜』CDのなかの「荒野のはてに」に合わせて歌ってもらったりした。
「グローーリア、イン エクセルシス デオ 」のラテン語のコーラス部分は、子どもでも覚えやすいようだった。
また、2番の歌詞「天(あめ)なる歌を 喜び聞きぬ」、の「ぬ」の日本語的な活用を調べたりして、勉強になった。
ここで疑問が生じた。
大学の合唱の授業でも、宗教曲はラテン語が多かった。
しかし、昨日学習したなかに、コラール(Choral)があり、ドイツ語で、「讃美歌のこと」という解説があった。
そこで本を引っ張り出し調べてみると、キリスト教と教会音楽の移り変わりがいろいろわかり、おもしろかった。
私が読んだ本によると、次のようにあった。
300年代からキリスト教が普及したが、キリスト教普及以前にはユダヤ教が強い勢力を持っており、キリスト教はヘレニズムとユダヤの音楽を根幹として発展した。
初期キリスト教音楽で重視されたことは「ユダヤ詩篇唱(Psalmodia)の様式」だった。
300年代後半のアンブロジウスと言うミラノ司教が、シリアなど東方の交唱方式、ギリシア賛歌イムヌス(Hymnus)から発達した讃美歌などを混ぜ合わせ、アンブロジウス聖歌と言われるものを作る。
アンブロジウス聖歌はラテン語であり、歌詞の韻律によるアクセントを重んじる。
この聖歌は西ローマ帝国カール大帝により排斥され、グレゴリオ聖歌の強制的普及策により衰退する。
グレゴリオ聖歌は、ローマ・カトリック教会の典礼のための単旋律聖歌である。
この名称はグレゴリウス1世が制定したことに由来する。
グレゴリオ聖歌については、不明点も多いようだ。
しかし、現存するグレゴリオ聖歌のほとんどがイタリアではなく、スイス、フランスの寺院で見つかっていることから、フランク王国あたりで育成されたと考えられていると言う。
8世紀から15世紀末まで作られ、原則的にラテン語、時にはヘブライ語、ギリシア語が入る。
ラテン語の発音は、ローマ式ラテン発音法と呼ばれるローマ教会独自のそれに従う。
また、鮫島有美子さんの『きよしこの夜』CDのなかの「荒野のはてに」に合わせて歌ってもらったりした。
「グローーリア、イン エクセルシス デオ 」のラテン語のコーラス部分は、子どもでも覚えやすいようだった。
また、2番の歌詞「天(あめ)なる歌を 喜び聞きぬ」、の「ぬ」の日本語的な活用を調べたりして、勉強になった。
ここで疑問が生じた。
大学の合唱の授業でも、宗教曲はラテン語が多かった。
しかし、昨日学習したなかに、コラール(Choral)があり、ドイツ語で、「讃美歌のこと」という解説があった。
そこで本を引っ張り出し調べてみると、キリスト教と教会音楽の移り変わりがいろいろわかり、おもしろかった。
私が読んだ本によると、次のようにあった。
300年代からキリスト教が普及したが、キリスト教普及以前にはユダヤ教が強い勢力を持っており、キリスト教はヘレニズムとユダヤの音楽を根幹として発展した。
初期キリスト教音楽で重視されたことは「ユダヤ詩篇唱(Psalmodia)の様式」だった。
300年代後半のアンブロジウスと言うミラノ司教が、シリアなど東方の交唱方式、ギリシア賛歌イムヌス(Hymnus)から発達した讃美歌などを混ぜ合わせ、アンブロジウス聖歌と言われるものを作る。
アンブロジウス聖歌はラテン語であり、歌詞の韻律によるアクセントを重んじる。
この聖歌は西ローマ帝国カール大帝により排斥され、グレゴリオ聖歌の強制的普及策により衰退する。
グレゴリオ聖歌は、ローマ・カトリック教会の典礼のための単旋律聖歌である。
この名称はグレゴリウス1世が制定したことに由来する。
グレゴリオ聖歌については、不明点も多いようだ。
しかし、現存するグレゴリオ聖歌のほとんどがイタリアではなく、スイス、フランスの寺院で見つかっていることから、フランク王国あたりで育成されたと考えられていると言う。
8世紀から15世紀末まで作られ、原則的にラテン語、時にはヘブライ語、ギリシア語が入る。
ラテン語の発音は、ローマ式ラテン発音法と呼ばれるローマ教会独自のそれに従う。