2018年から「ペン習字」を小学生とやってきて、その教材として、詩集を使用しています。
翻訳された日本語を書き写しています。
ゲーテ、キーツ、ポー、シェイクスピア、などのほかに、フランス文学の詩人も取り上げています。
シャルル・ボードレール
アルフレッド・ド・ミュッセ
ポール・ヴェルレーヌ
アルチュール・ランボー
ヴィクトール・ユゴー
など。
小学校高学年、中学生のときに、NHK教養番組をよく見るようにしていました。
理由がありまして、わたしは小学校高学年のときに音楽学校進学を検討し、中学一年生から声楽のレッスンに通いました。
声楽の専門家になるためのさまざまな本を読むと、「文学や歴史、絵画と深く関わり合っているため、それらもよく知る必要がある」と、書かれていたためです。
国立音楽大学に行くと、テレビのなかでフランス文化やフランス語の番組に出ていた、清水康子先生の授業を受けることができました。
第3言語としてのフランス語と、フランス文学の授業です。
テレビのなかにいた方にいろいろ教えて頂けるなんて、夢のようでした。
そのなかでフランス詩人についても勉強することができて、自分としても、ときどきでも見ると、離れずにいられるな、と、小さな子と海外の詩を通して、書写を楽しんでいます。
【清水康子先生】
しみず・やすこ
国立音楽大学名誉教授。
東京大学教養学部フランス科卒。
東京大学大学院(フランス語フランス文学専攻)博士課程単位取得。
パリ第四大学で 18 世紀フランス文学を、パリ第三大学でフランス語教授法のための応用言語学と応用音声学を学ぶ。
NHKテレビ フランス語講座で文化シリーズ講師をつとめ、津田塾大学・立教大学・郵政大学校・東京大学などでも教鞭を取った。
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【追記】
フランス詩について書いたら、ちょっと思い出したため、追記いたします。
わたしは、大学時代に師事していた佐藤峰子先生がドイツ歌曲のエキスパートだったため、歌曲としてはドイツ歌曲を主に勉強し、フランス歌曲は数曲しかふれたことがないのですが、リリコ・コロラトゥーラとしての声種から、フランスオペラを歌う必要がありました。
通例、イタリア語とドイツ語の曲は声楽を学ぶ方は全員なさると思います。
また、ラテン語も学校で必ず歌います。
専門化していくと、フランス歌曲、ロシア歌曲、スペイン歌曲、などを学ばれるように思います。
フランス語に於いても、「歌唱時に適した発音」があり、そのために、村田健司先生のお宅へ通って教えて頂きました。
やらなければならないアリアの発音を録音して販売してくださったり、とても丁寧で熱心な先生でした。
【村田健司】
むらた・けんじ
バリトン歌手
翻訳家
1969年東京芸術大学声楽科卒業。
1972年二期会研究生終了。
1972年フランス政府給費留学生としてパリ音楽院入学。
中山悌一、古沢淑子、疋田生次郎、ジャック・ジャンセン、カミーユ・モラーヌに師事。
1984年「プーランクの歌曲」によるリサイタルで文化庁芸術祭優秀賞を受賞。
オペラ訳詞、演出、指揮、フランス語発音トレーナー、字幕スーパーなどフランス音楽のスーパーバイザーとしての仕事をしている。
1987年より定期的に渡仏し、フランス歌曲によるサロン・コンサートを各地で開く。
引用∶カルッツかわさき、ローソンエンタテインメント
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