Nr9 Duettのあと
オルロフスキー、ファルケと他の客と登場。
ファルケ 殿下、ここにおられます!(ロザリンデ立つ)
オルロフスキー ようこそ、伯爵夫人、あなたのような美人にお会いできて、こんな感動はない!
わたしの春も蘇ったようだ。
しなやかなその腕、優雅な指先、ふくよかな腕もと、、、、。
ファルケ 殿下!!
侍従 殿下!!
オルロフスキー これは失礼(高らかに笑う)
合唱男 伯爵夫人、マスクをお取りください
合唱女 どうぞどうぞ
オルロフスキー 皆さん、皆さん、お静かに!!
夫人のマスク姿もいいではありませんか!!
ルナールさん、いかがです??
アイゼンシュタイン 殿下のご意見ながら、わたしは反対でございます!
でもよろしゅうございます。
殿下に免じて夫人に対する私の意見は申しません。
しかしいかがです??
皆さん、夫人がマスクをはずさない罰に一曲歌っていただきましょう。
お国の歌を。
人々(拍手)
アイゼンシュタイン さあ決まりました。
では伯爵夫人。
ロザリンデ 殿下のお許しをいただいて
(バンドのひとりひとりに優雅な情熱をもってキスをする。ロザリンデ、オーケストラの指揮者のように手を挙げると、その合図でオーケストラが始まる)
↓
Nr10 Csárdás チャルダッシュ
Langsam ラングザム
Photo by (c)Tomo.Yun
http://www.yunphoto.net
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます