横浜港北おもちゃ病院の活動記録

ドクターの一人であるYoshi61が代表して記録しています

太陽電池の虫

2018-03-26 22:51:02 | 活動の記録
3月24日、篠原地区センターの活動記録です。

ここ篠原地区センターは、毎月開催しているのですが、お客様の数が全く読めません。
とても忙しいときもあれば、1人だけなんてことも年に一回はあります。

さてさて、この日は午前中がとっても忙しく、午後は閑古鳥と言う不思議な日でした。
午前中にたくさん修理したおもちゃの一つが、「太陽電池の虫シリーズ」でした。

このバッタ、太陽電池で動くんです。どうやって動くか、わかりますか?


羽根のところにある太陽電池はわかりますが、6本ある足をどうやって動かすのかなと思って、お尻の辺りをのぞいて見ると。。。


なるほど、スマホや携帯のバイブレータのように、太陽電池で振動モータを動かし、足は動かない構造でした。
よくできてますね。バッタのほかにも、ゴキちゃんやクモもあるようです。

このバッタ、壊れているわけではなく、壊れているのは、このシリーズのミニソーラーカーです。
太陽電池が取れてしまっています。


小さなモータのリード線が切れてしまっているので、リード線を延長して太陽電池とハンダつけすればいいのですが、なんせ小さなおもちゃ。
延長したリード線を小さな太陽電池の裏にキレイに収容できません。
本物は、こうなっていたようです(◯M◯S◯Nさんから借りてしまいました)。


お客様とお話しし、動けば良いとのことなので、太陽電池を逆さまにつけることにしました。
延長したリード線が太陽電池の裏に、うまく配線できました。


さて、動作確認しようと思ったら、今日は曇りでした。LEDライトを太陽電池に当てて見ても、動きません。
うーん、どうやって確認したら良いものか。

と天井を見上げると、LED電球が目につきました。机の上に立ち上がり、ミニソーラーカーの太陽電池に、LED電球の灯を当てて見ると、うまく動きました。
めでたし、めでたし。