本日2月8日は、美しが丘西地区センターで活動しました。私たち、横浜港北おもちゃ病院は主に横浜市港北区の各地区センターで活動していますが、ここ美しが丘西地区センターは縁もあって、青葉区ですけど年三回活動してます。
いくつか直したおもちゃをご紹介。まずは、年代物の操り人形。
外国製の大変古いおもちゃ(?)らしく、糸が全く無い状態でした。タコ糸を使って、3本の操り糸を再現しました。修理したドクター的には、フェルトのスカートも交換したかったけど、オリジナルではなくなってしまうので、この状態で完了。お客様には、とても喜んでいただけました。
次は、ここ地区センターのおもちゃ。ひらがなが書いてある木製のサイコロがたくさんあって、並べ替えて言葉を覚える知育おもちゃです。最近では、電子キーボードになってますね。このサイコロを収納するケースが損傷し、各サイコロの字が薄くなってしまったとのこと。木製の収納ケースは、新しくネジで止め、たくさんあるサイコロは皆で分担して、マジックで上書きしました。結構綺麗になりました。
3つ目にご紹介するのは、ゼンマイで動くスライダー(Slidersとベルトに書いてあります)というおもちゃ。
ゼンマイを巻いても手足が動かない状況でした。分解してみると、ゼンマイの動力を伝える車軸と手足を動かすクランク(円盤状で突起がある部品)がゆるゆるでした。接着剤は効かないし、悩んだ末、リード線をバラして、素線の1本をクランクの穴に入れて圧入しました。車軸とクランクの嵌め込みをキツくしたわけです。
動かしてみると、手足を左右にスライドさせてくれました(動画はこちら)。なんか元気のいい虫を捕まえたみたい。入院になったおもちゃや治らなかったおもちゃもありましたが、遠征活動は楽しかったです。