横浜港北おもちゃ病院の活動記録

ドクターの一人であるYoshi61が代表して記録しています

壊しちゃった?(高速パトカー)菊名地区センター

2023-01-15 19:00:38 | 活動の記録

遅くなりましたが、あけましておめでとうございます。

横浜港北おもちゃ病院は、2023年も活動しています。今日、1月14日(土)は年が明けて2回目の活動でした。予約は15件も入っています。ドクターは7人ですので、一人2台は治さないと!

この日最初に修理したおもちゃがこれ。高速パトカーです。左右に4個ずつボタンがあり、ボタンごとにメロディが変わったり、パトカーのサイレンがなったりします。走行用のモータはなく、音がなるパトカーです。故障内容は右側の4個のボタンはどれを押してもならないとのこと。

たぶん断線だろうと思って、中を明けてみると、4個のボタンに接続されていたリード線はどれも見事に外れていました。

これって、お客さんが中をあけて修理に挑戦したのでしょうか。遊んでいて壊れた(断線)というわけではありませんね。壊れたので、触っていて壊した感じ。

いずれにせよ、リード線は赤、オレンジ、茶、黒、黄の5本あり、押しボタンは4つあります。ということは、どれかがアース線でしょう。黒がアース線と予想して、黒とたの4色のリード線を短絡してみると、それぞれメロディが流れました。困ったのが、メロディと押しボタンの関係がわからないことです。しばらく、メロディを聴きながら、押しボタンを見ていましたが、やっぱりわかりません。押しボタンは、ざっくりとしたマークです。

やむをえず、関係は無視して、4つのメロディが鳴ることで修理完了にしました。パトカーの右側ボタンはメロディ、左側のボタンはパトカーのサイレン等がなります(動画はこちら、メロディサイレンなど)。

この日、いっぱいやってきたのがプラレール。ジェームス君は2台もきました。故障内容はそれぞれでしたが、坂を上らないという故障が2つありました。

タイヤのゴムもすり減ってもいましたが、ギヤのシャフト軸や車輪の車軸を支える本体のプラスチック部分がすり減っていて、坂を登り始めると負荷がかかってギヤの噛み合わせが空回りする症状でした。すり減った本体のプラスチックを肉盛りしたり、薄いリン青銅で車軸カバーをつけたりして修理しました。

赤ちゃん用のおもちゃもありました。故障は手元スイッチの断線でしたが、中のわたを詰め直すのが大変でした。

出来上がってみると優しくLEDが点灯し、静かな曲が流れます(動画はこちら)。これなら、赤ちゃんもぐっすりでしょうね。

定番のクマのプーさん。3つのボタンがどれもなりません。これはアースの断線かスピーカ故障でしょう。

内容はスピーカ故障でした。ボタンを押すと、音が鳴ります(動画はこちら)。これも赤ちゃん用かな。

正月早々、たくさんのおもちゃ修理と格闘し、楽しい活動になりました。

 

 



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