沖縄の日常

日々変わり行く沖縄と自然とつれづれなるままに

はる は ねむい

2012年03月21日 | 日々のこと

  
 山路きて なにやらゆかし すみれ草  :松尾芭蕉

 
 あっちこっちで春(天気のいい日は初夏のよう)の気配がする。
 この所、TVを見ていてもうつらうつら。めったにしたことないのに、休日の昨日、洗濯して布団を干して、テレビを見ていたらうつらうつら。そのままソファで横になってしばし昼寝をした。お陰で夜、なかなか寝れずに、雑誌をめくっていた。

 「眠い」で思い出すことがある。大学の時「倫理」の授業があった。その副学長でもあったT先生の授業を受けていると、毎回うとうとして、いつの間にか眠りに入っているという事が何度もあった。で、ある日、意を決して「もう寝ないぞ」と、一番前の席へ移動した。なのに、しばらくすると眠気が襲ってきて、私はほっぺをつねったり、叩いたりするのに、こっくりこっくりが始まり、首ががくんと垂れて目が覚めると言う始末だった。

 人にはあるんじゃないの?自分にとって子守り歌のような波長が。でなければあんなに努力したのに、90分しっかり聴いたことが一回もなかったような気がする。
 本当によく寝たよ~倫理の授業、がくんとして前を向いたら、優しい先生の眼が笑っていた。春だったのかな~。

 
 春の海 ひねもすのたり のたりかな  :与謝蕪村
 

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コメント (4)
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