随分更新していなかったので、前回以来の近況を少し。
・熊本地震で兄が被災。無事を知り、安堵する。
(東日本大震災で被災した後、転職して熊本にいたのでした)
・ゴールデンウィークに岩合さんの猫歩き展を観に行く。
(思わず写真集を買う)
・外食で鳥刺し食べて、カンピロバクターになる。
(発熱と下痢で苦しむ。おかゆとバナナとプリンとポカリが生命線だった)
・自治会役員の会合と仕事あれこれ。
(夫があまり参加しないので、代理で忙しい)
・衣替えの途中。
(体調不良時には優先順位が低いと見て、後回しになった)
・カンピロバクター後、弱って別の病気になる。
(先日寝込んだおかげでコンビニ飯代がすごいのに、さらに医療費…)
・捨て鉢になり、突然二か所の薔薇園を巡る。
(疲れ果てて本能的に植物が観たくなった。無心で写真を撮りまくる)
・冠婚葬祭や母の日などに随時対応。
(色々と重なったので目まぐるしく動きました)
・まだ弱ってるのに無理!と言ったのに、夫に別の案件を無茶ぶりされる。
(夫はいつも簡単に「大丈夫だから」と請け合うけど、毎回「大丈夫」な事態を作っているのはわたしだ)
・どうにかこうにか馬車馬のように働く。
(またしても「無理しなくていい」と夫は言うけど!誰が手伝ってくれるわけでなし…)
・案の定、ストレスが体調に現れる。
(素直に体に出るもんだと思ってびっくりした)
・ダイエットせずに体重2~3kgくらい減った。
(腸炎回復後、食事量が戻り、ご飯のほか間食もしているのだが…)
・猫らのご機嫌をとり続ける。(←今ココ)
(わたしの体調不良や外出が不安に感じるらしくて、二匹ともやたら甘えてくる)
とりあえず疲れています。
日々やらねばならぬことが一杯あって、しんどい。
やりたいことも沢山あるんだけど…まずは食って寝て元気をつけないとなあ…。
あと、テレビ番組を録画して慰めによく観ているのですが、
歴史番組は近頃一層まめにチェックするようになりました。
「英雄たちの選択」「にっぽん!歴史鑑定」「片岡愛之助の解明!歴史捜査」
「先人たちの底力 知恵泉」「歴史秘話ヒストリア」など。
ドキュメンタリーでは「関口知宏のヨーロッパ鉄道の旅」のイタリア編の続きを待っています。
ドラマでは「真田丸」「トットてれび」「重版出来」「世界一難しい恋」が楽しみです。
話が頭に入ってこない時は、もうクラシック音楽番組を再生して、
ひたすらショパンやラフマニノフ聴くんですけどね…。
夫からは早く寝なさいって忠告されるけれど、それがクールダウンの時間になってるのでした。
「あさが来た」が終わってしまって、なにか空虚な感じがする。
あさロスというやつですなあ…。
大体一日3回は同じ話を観ていて、朝ドラクラスタのツイートを読むのも楽しみだった半年間。
そういえば朝ドラというものを全話通して観たのは、生まれて初めてである。
注:以下、「あさが来た」ネタバレあります。
妾騒動も東京での一幕も、リアルタイムでは少しハラハラしたけど、いい思い出である。
それらの件では、平均的朝ドラ視聴者がわりと厳しい貞操観念を持っていることも実感した。
おふゆちゃんが新次郎に恋心を抱いてからは、彼女が妾になるのではないかと疑われて、
随分ネットで叩かれていたけれど、その可能性がなくなってからは評価急上昇だったよね。
中の人の演技力がみるみる成長していったことも、好印象の理由だけれど。
五代さんに抱きつかれたあさが、一部女性視聴者から妙に嫌悪感を持たれたことも思い出される。
わたしとしては、いいなずけと結婚したために恋愛経験が乏しいあさちゃんが、
尊敬する人生の師である五代さんを心配して引き返してみたら、
相手は絶望のあまり泥酔してるし、男の力で泣きながらすがりつかれるしで、
これは五代さんの落ち度で、あさちゃんにとっては不可抗力でしょ、
自分から身を寄せた訳じゃなく、とっさに投げ飛ばそうと試みているし、
別に一線越えてないし、そもそもこれはドラマだぞ、と思うのだが。
夫と子供のいる身なのだから、男の好意を敏感に察知し事前に回避しなければいけないという人が結構いた。
しかし、あさちゃんのスキルは商売限定で、女子力は皆無という個性なんだがなあ…。
堂々と不倫を描いた「カーネーション」はやはり画期的なドラマだったということを再認識した。
なぜかあさ批判派は、新次郎の過去については責めなかったものである。
新ちゃんは、新撰組のくだりであさに惚れる前は、相当遊んでいた気配がするのに。
かつてはお師匠さんときわどい恋愛遊戯を楽しんでいたし、「なもなも」言ってたし、
自覚的にやってた分、たちが悪いとわたしは思っていた。
そう、初期の新次郎のことは、魅力的だけど夫にはしたくないタイプとして観ていたのである。
(以前も書きましたが、わたしの好みのタイプは今井忠興はんです)
いかにも、あさは新次郎の元でしか才能を開花できなかったかもしれないが、
新次郎も高収入の女しか支えられない夫なのである。
家業が傾きかけても道楽三昧で、金を稼ぐのは嫌いなのに金を使うのは好きというあほぼんで。
(おまけに、不安定な情勢下で店を立て直したばかりだというのに、
先々に何の憂いもなく芝居や着物に大枚を投じてしまう厄介な姑も付属している訳だしw)
ほんにいいなずけ交換が実現していなかったら、加野屋、山王寺屋共に、悲惨なことになっていた。
それが、あさと結婚して月日が経つと共に、それぞれの足りない部分を補い合うようになり…。
サトシとの一件で長年の胸のつかえが取れてからは、成長著しかった新次郎のことを、
ふ~らふ~らしながらも裏からさりげなく、あさと加野屋をサポートするようになって「いいなあ」と思えるようになり…。
後半からは、新あさは絶対!比翼の鳥!という心境に至ったわけだが、
新次郎の死に際にこんなに泣くなんて、自分でも意外だった。
最終回も「今までずっと素敵なおしどり夫婦を見せてくれてありがとう!」と感極まって涙ぐんだ。
まさにいちゃラブ夫婦の惚気に満ちた、時代劇ホームドラマであった。ごちそうさま。
さて、心に穴があいたようだというなら、すぐ次の朝ドラを観たらいいじゃないかと言われそうですが、
個人的には正統派の「昭和の女一代記」にはなかなか食指が伸びないので、
(今までも、ハマってちょこちょこ観ていた朝ドラは、定番外しの作品ばかり)
しばらくしたら「あさが来た」の録画を初めから観直すつもりでおります…。
スピンオフが待ち遠しいです。脇役も萌えが一杯なんだから何作も作ってくれたらいいのにな…。
娘時代の千代と宜のじゃれ合いをもっと観たかったよ。
お菊栄達が和歌山スローライフで熟年夫婦愛を育てるというのも、どうかなあ。
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やっと夫がインフルエンザ回復期に入った頃に、
またしても外部から不可思議な言い分を押し付けられる事態が、次々とありまして。
(客観的に考えると道理に合わないのに、相手側に真っ当な理屈が通じないので、
様々な負担を強いられてもぐっと堪えるという出来事の連続)
わたしの体調のほうがどんどん下り坂になり、インフルエンザは陰性だったものの、
空腹時の胃痛と背中痛が続き、結局病院へ。機能性胃腸症と診断されました。
原因は多分ストレス…。うん、知ってたけどな…。
眼科では、斜視だけど運転免許取りたいと別の治療のついでに相談してみたら、
わたしの場合、視力的には取得できるが運転はあまりお勧めしないと、先生に忠告され…。
(先生よっぽど心配してくださったのか、4、5回、念を押されました)
結構ショックでした…。
まあ、周りから「免許くらい誰でも取れるよ」と勧められること数年、
ついに教習所行こうかと思った矢先だったので、どっぷり落ち込んだのですが、
自分の体感としては以前から「無理じゃないかな」と思っていたので、仕方ないことなんだろうな。
都会に住んでいれば生活に問題はないし、いつかは自動運転の車が普及するだろうし…。
ひょっとしたら、よく物にぶつかることも、人混みでうまく動けないことも、
階段の下りが苦手なことも、立体や距離感が分かりにくい目のせいかもしれないなと思って、
今まで自認していたほどドジでがさつでもないのかもと、自分を慰めているのである。
それにしても、色々心労が積み重なりすぎて、夫もわたしも最近白髪が増えてしまった。
ストレス解消にあれこれ出かけてみたいが、
病院代ですっかり懐が淋しいので、せめて体調だけでも良くなりたいよ。切実に。
本屋で見かけて、迷わずレジに持って行ってしまったね。
もう今月は慰めにこれを買うだけの思いはしてきたから!って、自分に言い訳して。
「あさが来た」が終わらなければいいのに…。
神回連発の前半に比べると、後半は詰め込み感が出て来たけれど、
(それにしたって、後半も個人的には並みの朝ドラより面白い気がする)
半年間に限られた予算で、よくぞここまで作り上げてくれたものです。
あさが来た メモリアルブック (ステラMOOK) | |
クリエーター情報なし | |
NHKサービスセンター |
「ステラ」の購読をしていないもので(すぐ売り切れるし)、特集記事まとめを待っていた。
キャストが役柄をどう理解し演じていたかをインタビューで読んで納得し、
全26週の写真を見ては名台詞を思い出し、嫁入り前後の華やかな衣装にうっとりし、
お茶目なオフショット写真館に大喜びしています。
まあ、発売日の関係で放送前の内容も掲載されているのですが、わたしはネタバレ平気なので。
もっと「あさが来た」関連本、出ないかなあ…。
キャラクターがみんな魅力的だから、それぞれに特集があってもいいんじゃないかと思ったよ。
雁助さんや亀助さん、うめさんやふゆちゃんの話をもっと沢山読みたかったし、
後半登場の千代と宜にもページを割いてくれたらよかったのに、と思う。
(寮の部屋とか、2人の衣装とか、写真付きで紹介してほしい)
ああ本当に、またさらにがっつり濃い内容の解説本、出してくれないかなあ…。
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なんなのさ、今年の3月は。
全記事でもあれこれ大変だったことを呟きましたが、他にも色々…。
夫がわたしから借りたマフラー(十数年前に実家母から貰ったもの)を紛失したので、
方々問い合わせて、やっとJRの忘れものセンターにあることを突き止め、どうにか取り戻したり。
(大事なものなので諦めないで良かった…。夫には二度と貸さない…)
長期出張から戻ってきた夫がインフルエンザB型にかかっていたり。
(回遊魚みたいな人なので、隔離部屋で大人しくせず、動いてばかりいるから困る。
ご飯を出すとお酒飲んじゃうし。そのためか、なかなか平熱に戻らない。
わたしはまだ発症していないから、看病と予防が大変なんだよ…)
そんなてんてこ舞いな時に限って、また身内に対しての理不尽な話を耳にしたりするし。
(言っても詮無いことだと自分を抑えるが、わたしの中のあさちゃんが『はああ?!』って感じで、
相手の論理の矛盾点を指摘し啖呵を切りたくてたまらず、暴れまわっている)
本当にどうしたんだ、多事多難すぎる、この3月は。
ストレスで胃痛がひどくなっちゃったぞ。体重も微減した。ううう…。
(考えてみると夫がらみのことばかりなので、夫が一番堪えてそうなのですが、
メンタル強い子なのでわりと大丈夫らしい。
なんでわたしが代わりにストレス溜めてるんだろうか?)
ストレス解消に色々買ってしまいました…。
マリーマリーマリー 3 (マーガレットコミックス) | |
クリエーター情報なし | |
集英社 |
マイペースな新婚夫婦。
とても初々しくラブラブな日々を過ごしているのだけれど、
長年連れ添っているようにも見える2人の空気感。
森田さんは色々な女の人と付き合った経験がありそうな感じがするが、
純粋でおっとりしつつも自分を持っているリタがまさに運命の人なんだろうな。
(森田さん飄々としてるけど、結構べた惚れだよね)
僕と君の大切な話(1) (KC デザート) | |
クリエーター情報なし | |
講談社 |
「となりの怪物くん」のろびこさんの最新作。
男女の価値観の違いについて語り合う高校生男女のお話。
駅のホームが中心なので、ワンシチュエーションコメディみたいです。
屁理屈こねる黒髪眼鏡読書少年である東くんがドンピシャ好みですが、
ややストーカー気質で片思いこじらせてる暗めの美女、相沢さんも魅力的。
(2人とも言葉使いが丁寧なところが、ろびこさんっぽい)
2巻からは学校生活編らしく舞台が広がるそうですが、今後も楽しみです。
連続テレビ小説 あさが来た ファンブック (洋泉社MOOK) | |
クリエーター情報なし | |
洋泉社 |
「あさが来た」はまだ放送しているけど、ファンブック買っちゃいました。
名場面の写真が一杯だし、あさ絵も綺麗だし、インタビューやレビューも読みごたえがあります。
(各界の有名人による『あさが来た』論も、それぞれの視点を通した解釈が面白かった。
収録のはずの『世界入りにくい居酒屋』で朝ドラ受けがある理由も分かった!
それから、ドラマの衣装だった着物の特集も素敵でしたよ)
本当はあとで発売されるメモリアルブックも欲しいのだが、お金ないし、どうしよう…。
ハマりすぎじゃないか…。
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3月半ばだが、もう疲れている。
身内がトラブルに巻き込まれ、それが解決するまで安眠できず。
その後も矛先が妙なところに行くものだから、内心(゜Д゜) ハア??ってなったり。
(どこも、それぞれがどういう動きをしてるのか把握してないから問題なんだな。
まあ、人を見極める出来事だったと思うしかないが…)
新しい鼻炎の薬がわりと効いているので、今年の花粉に油断してしまい、
洗濯ものの外干しとか、外出から帰った時にシャワーをしなかったりとか、
花粉を体につけたまま寝ちゃったりとかしていたら、
瞼が腫れあがり目の痒さに身もだえ。眼科に行くはめになった(多分結膜炎)。
しょぼーんと誰もいない家に帰ってきたら、玄関前で異音がしてびっくり。
外してある電動灯油ポンプのスイッチが入っていたんだけど、
その他もあれ?おかしい!誰かうちに入った?という感じがして、怖くて怖くて…。
各部屋覗きましたが、ビビリの猫らがまったくいつも通りなので、
おそらく夫が出かける前に全部やりっぱなしにしていたんだろう、
という結論が出ました(本人に記憶はないが、いつもそうだから)。
目のことばかり気にして、わたしも出かける時には気づかなかったんだろう。
ああ、どっと疲れた。何かいいこともあればいいのに…。
エルくん、いつものペットヒーターの上で定番決めポーズ。
花粉が飛んで鼻がぐずぐずするのに、まだまだ寒い季節です。
エル坊は朝ごはんを食べると、すたすた日の当たる部屋に移動し、日向ぼっこ。
相変わらず自分の陣地だと思っている様子。
(あのね…止まり木みたいになってるけど、そこは机の上棚なのですよ)
午後は大抵毛布にもぐって、巣篭もりした小動物のように寝ています。
さくらさんはエルのケージが好きみたいで、自主的に入り浸っておりますが。
夜はここでまったりする確率多し。
そういえば、さくらは「あさが来た」のOPで遊ぶようになりました。
(画像は消したけど、本当はアップのあさちゃんが上を向いているの)
雲と波がゆっくり動くのを見て、最後の紙飛行機で画面に飛びつく感じです。
興が乗ると遊びたいって顔して待機姿勢を取り続けるので、
何度も何度も巻き戻し再生を繰り返してやらなければならない。
さくらなりに紙飛行機が捕まえられない理由を考えるらしく、
テレビの横に移動したり、裏側に入ってごそごそしたり。
(中に棲息しているって思うんですかね)
そのうち、ここからなら確実に狩れるかもしれないと、上に乗ってしまうから困る。
ブラウン管じゃないんだからやめてよ~と降ろしても、すぐ乗る。
時々音量ボタンを踏んじゃって、ぎょっとするほど大音量にするのやめてほしい…。
(こっちが慌てて音量を下げ直す間に、さくらは逃げてしまうのだった)
「ぼくはテレビ観ませんよ!」
現実に動いているものにしか興味が無いエルくんである。
お前、リア充って感じだよな…。
久しぶりにがっつり系のSFを読んだので数日かかりました。
物知らずなのでEVA(宇宙での船外活動)や、
サプライ(供給)の意味を辞書で引くような有り様ですよ。
しかし、非常にほわんとした理解度で読んでも面白かったです。
映画を観ていたからイメージが思い浮かべやすかったのかもしれない。
※小説「火星の人」と、それを実写化した映画「オデッセイ」の個人的な感想です。
以下、ネタバレがありますので、ご注意ください。
考えてみると「ふしぎな島のフローネ」は、父が医師、母が農家出身で、
無人島サバイバル生活にはお誂え向きのメンバーが揃っていました。
(家畜と豊かな自然環境、あとから航海士が加わるって、相当有利じゃないか!)
ワトニーは火星にたった一人で取り残された。
植物学者にしてエンジニアでもある宇宙飛行士という設定は、
科学知識を駆使して前向きに生き抜くための必須条件だったように思います。
小説は映画よりもトラブル続出で、分析と対策が詳細に描かれていたため、
過酷な状況が一層際立ちました。
せっかくNASAと通信できたのに、途中途絶えたりするから、
基本のストーリーは把握しているはずなのにハラハラ…。志村、後ろ!みたいな感じ。
映画では唐突に中国が協力を申し出たように見えたけれど、原作にも登場。
国家や組織の違いを乗り越えて、一人の男を救助しようとする地球の人々に、
作者の健やかな性善説が現れているような気がします。
アレス3のクルーの人たちも、仲間思いの冒険野郎で格好いいです。
事と次第によってはシビアな状況になることも想定しつつ、現実的で合理的な判断を下す。
ワトニーも含め、危機に際しては素早く考えを巡らし、躊躇わず対処に動く、
クレイジーでクールな宇宙飛行士たちでした。
映画版は原作の面白いところを上手に抜き出していて、娯楽作品として成功していると思いました。
ワトニーの孤独な奮戦を描きつつ全体的に明るいし、音楽選びも実に良かった。
ただ説明を省いているところもあるので(あと、わたしが上映中にトイレで数分席を外した部分もあり)、
映画で疑問に思ったことは原作で判明しました。
・備品がどれくらいあって、限られたものをどの計画に当てたのか。
・音楽を聴く以外の気晴らしは何をしていたのか。
・ジャガイモ以外の栄養はどう摂取していたのか。
・ローバー(探査車)などで移動中にトイレはどうしていたのか。
・ハブ(居住施設)が壊れた後は、どう対策を立て実行したのか。
・終盤MAV(火星上昇機)に向かっての道中に困難な点はなかったのか、などなど。
映画のほうには火星の景色やワトニーの肉体の変化など映像で見る良さがあるので、
今度は原作を踏まえて観たいです。
そうそう、映画ではジャガイモの栽培と食事が妙に印象的でしたが、
小説では予想外にエンジニア側面が強くて、臨機応変に備品を改造しているシーンが多かったです。
(時にはNASAに待てと言われても、自己判断でやってたね)
レンジでチンしたジャガイモを来る日も来る日も食べ続けるのが大変そうだったので、
実は地下世界に潜んでいたとかいう火星人でも現れて、
ハンバーガーやお好み焼きをご馳走してくれないかと、ひそかに考えました。
しかし「ダンジョン飯」を思い出すと、ワトニーが飢えから狩猟採集民族の血に目覚めて、
火星人のほうをご飯にしてしまうのではないかと心配に…。
せっかくのファーストコンタクトが悲惨な結果に終わって、宇宙戦争が始まってしまうかも。
だって地球外知的生命がトマト星人やチーズ星人やイカール星人に似ていたら、
いけないことだと分かっていても、ジャガイモに合いそうとか思っちゃうじゃないですか。
ああ、妄想してたらおなか減った!!
火星の人〔新版〕(上) (ハヤカワ文庫SF) | |
クリエーター情報なし | |
早川書房 |
火星の人〔新版〕(下) (ハヤカワ文庫SF) | |
クリエーター情報なし | |
早川書房 |
映画「オデッセイ」の感想はこちら→「2月に観た映画」
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そういえば「真田丸」第8話「調略」を、数日遅れで観ましたが面白かったです。
真田家当主兄弟の冷酷さに一瞬ひきましたけどね。
その後、うわーこれは目が離せないわと、わくわくしました。
※以下、「真田丸」のネタバレがあります。ご注意ください。
一兵も動かさず謀略で国を守るということは、兵法においては最上の策のはず。
真田家と領土を守るためなら何でもするという気持ちも理解できる。
しかし、昌幸父ちゃんが悪魔に見えるのは何故であろう(笑)。
事後けろっとしているからか。被害者が心の美しい人ばかりだからか。
「真田丸」はいわゆる時代劇語でなく現代語台詞なのだけど、
登場人物の内面はこれまでになく戦国時代らしいのではないかな。
(まあ、戦国時代の記憶が無いのでイメージだけど!)
ふと酒見賢一の「泣き虫弱虫諸葛孔明」を思い出しました。
戦乱で始終人を殺したり、敵味方が変わったりする、そんな混迷の世の中で、
英傑が生ぬるい現代人と同じ感性な訳が無い。
みんな振り切れちゃってある意味危ない人として描かれていて、
そうでもないと当時は大暴れできなかったかもと、一人頷いたのですが。
昌幸にも同じ匂いを感じるのです…。
乱世に活躍した武将が非情な面を持たない訳ないものね。
(状況に応じて主君を変えることが普通だからこそ、出浦様の言う通り、忠義に値打ちがつくもので…。
己の都合のために人を陥れたりすることが日常だから、尚更上杉様が尊く感じるのでしょうなあ…)
そういえば女性陣も、いつ形勢がひっくり返って死ぬかも分からない日々では、
刹那的にならざるを得ないから、悔いが無いように言いたいことを言っているのかもしれない。
2016年バレンタインは、初めはプレゼントだけにしようと思いましたが、
またしてもゴンチャロフのアンティキテが可愛いので、
夫がチョコレートを食べ終わったら、ちゃっかりペン缶部分を貰うつもりであげました。
確か去年もケース目当てでアンティキテを選んでいたなあ…。
中身のチョコも愛らしい。
猫づくし!
これは食べる前にためらいそう…。
と思ったら、夫はすぐ美味しそうに食べてたけどね。
ホワイトデーのお返しには、この間2人で夫の後輩の方へのお返しを選んだ折に、
わたしも何か欲しいなーとねだって、ちょっと早いですが、がまぐちを貰いました。
久々の京都のまつひろ商店!
表
裏
背中弓なりの黒猫白猫模様♪
実は前日に晩ごはんもおごってもらったのに…
夫様、家族サービスありがとうございます。
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京都高島屋のバカラショップを覗いて、夫が玩具屋前の子供と化す。
夫「今度ボーナス入るし、バカラの日本限定グラス欲しい欲しい欲しいー!」
わたし「洗いものするのはわたしだし、引っ越しも多いし、壊し屋の猫もいるし、
うちにはサイドボードもないでしょう。高価な割れものは怖くて管理できないよ。
むしろバカラだったら250周年記念ブックが欲しい」
会話の後で、ああ、自分は心底使用人気質なんだな…と思いました。
(フランツの花瓶を見ても、こげなものの埃を払うメイドは大変だべ!という感想が真っ先に出る。
美しい高級品を鑑賞したり、歴史や制作過程を知ることは好きだけど、あまり所有したいとは思わない。
庶民の生まれだから誰かに管理させようという発想がない)
まあでも、傑作の写真とデッサンとストーリーが掲載されているらしい250周年記念ブックも、
コレクター向けで相当なお値段(16,200円)ですけどね…。
紙質安っぽくて一部白黒でもいいから、カタログ風の廉価版出してほしいもんだわさ。
やっぱりあそこは顧客の階層が雲の上だと思うな…。
相変わらず、さくらに近づきたいエル坊。
本当は仲良くなりたいのに、さくらから問答無用で殴られてばかりいるので、
ついつい喧嘩を売ってしまうことを、おかあさんはよく知っています…。
さくらが日向ぼっこで鷹揚な気持ちになった時は、傍にいられるのにね。
(サービスタイムは数分で打ち切られるけど…)
さて、近頃猫写真をupしていませんでしたが、今日は猫の日なので、久々に載せたいと思います。
(フリーの写真加工サイトがころころ仕様変更するので、時々やる気をなくすのである…)
猫様万歳!わたくしめは貴方様たちの忠実な下僕でございます!
その証に、これから猫の日限定キャットフードセールに参戦するつもりであります。
できるだけ買いこんで参りますぞ!
こちら、足をぱっかーと開いたままくつろぐエルさん。
毛づくろいの途中で足を閉じることを忘れたのかもしれない。
エルはメンテナンスをいつも適当に終わらせるから、そこはかとなくオスくさいんだよなあ。
ひっ捕まえてペット用ウェットシートで拭くと、がぶがぶ齧られるから困ります。
さくらさんも満開。もふもふー。
エルが同じ部屋で起きている時は、喜び勇んで飛びつかれるのでできない格好。
「おやつ、さっさとよこしなさいよ!」
ガツガツ。
「…もうごはんの時間?」
冬は毛布に生息中。
収納ケースにおとうさんの服を入れかけたら、あっという間に占領された。
「おとうさんはあたしのものだから、この服もこのケースもあたしのものね!」
黒ひげ危機一髪。
深夜、まだ寝かしつけられたくないと猫マンションに飛び込んで、
頭を出したりひっこめたりしながら、ぼくを捕まえる?起きててもいい?と、
我らの様子をうかがう坊主なのであった。
ラックの上にほいほい登ってしまって、天井に頭が付きそう。
エルは基本運動神経が良いので、ドジをする時は興奮で我を忘れた時くらい。
さくら嬢はとろいので、見ていてハラハラします。
よく机やカウンターなどに飛び移ろうとして、ずっこけるんだよ。
目測を誤るのか、行動につながらないのか。
さくらはプライドが高く、ジャンプなどに失敗すると傷つくので、
ずっこけた時はすぐさま下僕が目的地に抱っこして連れていくと、
わりとごまかされてくれます。
すっかり大人になったうちの猫様たちなのですが、
エル坊はことあるごとにわたしの膝に乗って「気の済むまで撫でろ」と強要、
退屈を持て余すと手や足にガブー!
さくらは昼夜問わず、鳴きながら夫にベタベタするくせに、
わたしのことは横で寝ていても平気で踏むツンデレっぷり。
気が向いた時しか甘えてこないけど、そこがまた可愛い!
猫飼いはみんな「容姿が可愛い子や聡明な子はいっぱいいるけど、
総合点だとうちの子が世界一だよね!」と思っているはず。
ああ、猫様。猫の日おめでとうございます。
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以下「ちかえもん」「あさが来た」「真田丸」についての呟きでネタバレあります。
ご注意ください。
「ちかえもん」が素晴らしすぎて、もうすぐ終わってしまうのが惜しい。
ユーモアに包みつつ、しんみりさせ、また予測をうまいこと外してくる展開。
登場人物が多彩。誰もかれもが光と影の部分を持っていて魅力的なのだけれど、
お初の壮絶な美しさ、表情の繊細さは、もう絶品である。
(ちかえもんのプロの創作者としてのエゴにも唸るし、
するっと人の心に分け入る万吉のピュアなところも好きだし、
お袖さんの諦念を含んだ包容力に惹かれるし、
もう並べたてたらきりがないくらい、みんないいのである)
「あさが来た」は最近、榮三郎とへえさんにムカッときたけど省略。
(彼らもドラマの展開の都合上であのような言動になったのであろう。
あさが落ち込んだり刺されたりするために必要なことだったと思うしかない)
反抗期の千代ちゃんは、家にいた時はいけず極まりなかったが、
女学校で宜ちゃんと仲良くなって俄然可愛くなってきた。
千代自身は、愛情表現が不器用なあさとの関係をまだこじらせているのに、
女の子たちが時折キャッキャッしてるだけで、随分と雰囲気がやわらぐものだなあ。
一方新次郎は、昏睡状態のあさに呼び掛ける時の涙がリアルだった。
近頃玉木くんが役になりきっていて凄すぎる。
当初は波瑠さん玉木くんが美しくて、目の保養ぐらいのつもりで観ていたのに、
2人とも回を重ねるごとにぐいぐい吸い込まれるような演技になっていって、
本当にあさと新次郎というおしどり夫婦がいるみたい…。
観てるだけで幸せになれるから、最後までずっとイチャイチャしていてほしいよ。
「真田丸」は、視聴者の間できりが賛否両論らしいですね。
「素直に好きと伝えられずきついことばかりいってしまう」キャラだと思えば可愛いけど、
「足手まといなのに文句ばかり」と思えばうざい。そういうことなのか。
ツンデレ表現とは難しいものですなあ。
(おじさん武将たちがヒロインより可愛すぎるから、いけないんじゃないか…)
わたしの個人的な感覚からすれば、「真田丸」の女性陣は、
それぞれ持ち味があれど皆、面倒くさいタイプだと思います…。
美しく内心たくましく我が強くてちょっとうざいのが基本なんだ。
決して嫌いではないけれど、濃厚ケーキを幾つも食べて胸焼けする感じ…。
たまにはさっぱりゼリーで箸休めしたいと思ってしまう。
おそらく茶々も周りを振り回す面倒くさい小悪魔タイプに描かれるような気がするので、
(小松殿もさばさば体育会系の面倒くささを持っているような気が…)
信繁の正室はゼリーのようだといいなと淡い期待を寄せております。
映画「オデッセイ」を観た後に、
(隔離空間でアレばかり食べるのつらい…
偏った食生活による病気が心配…いや、栄養剤とかあったのかな…
しかし他にも栽培できるものなかったんだろうか…
種や苗で実験するミッションじゃなかったんだろうなあ…宇宙食は生鮮じゃないだろうし…
胡麻とかカボチャの種とかは持ってきてないか…)と考え込み、
なんとなくスプラウト栽培を思いだして「南極料理人」を観直したわたくしです。
「オデッセイ」が食の映画じゃないことは承知しているが、
飯島奈美さんがフードコーディネイトされてたら、アレの食べ方も毎日工夫されていただろうなあ。
鎮痛剤ふりかけもいいけど、最後には料理としてものすごくヴァージョンアップしてたら笑っちゃう。
TOKIO主演・飯島奈美フードコーディネイトでリメイクしてほしいよな(←もはや別物)。
さてさて、前のくだりとは何の関係もありませんが、
しばらく前に「修道士ファルコ」1~5巻を大人買いしました。
本当はどうしようか迷っていたのです。だってすでに文庫版を持っていたから。
連載が再開された時、未読の作品が収録された巻から読もうと考えていたら、
修道院についての作品が(「ファルコ」ものじゃないけど)一巻に初収録され、
二巻には文庫版にない作品が収録されていたので、
長いこと躊躇ったけれど思い切って揃えました。
舞台は14世紀後半のドイツの僧院。
トンスラのない修道士のファルコ(前身は騎士)が、中世的な事件を捜査するお話。
修道士ファルコ (秋田書店) コミック 1-5巻セット (プリンセスコミックス) | |
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秋田書店 |
結果的には全部揃えて良かったです!
青池保子先生は大ベテランだから、一頁一頁の密度がすごい。
バババッと読んで消化できる感じではないので、腰を据えてじっくり読んでいます。
(時代背景とミステリ要素の点で、よく噛んで食べないと理解できない。
でも面白いから時間かけて読んでもあっという間)
「ファルコ」の5巻以降の続きは出るのかなあ…。
(個性的な若手が増えた尼僧院が気になるのです。
フィリスはいつか、尼僧院を影で取り仕切る有能な管理職になりそうだな。
「修道士カドフェル」のマグダレン修道女みたいに)
今は修道士仲間のオドの現役時代が連載されているけれど、それもコミックスになったら読みたいです。
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旧「クウネル」のバックナンバー、ついに揃えました。
以前から古本屋で見かけるたび買っていたので残り9冊だったのですが、
先日のリニューアル騒動でのバックナンバー価格変動には困りました。
それでも慎重に探して、Amazonマーケットプレイスの数店舗と、
もったいない本舗と駿河屋とに注文しまして、良い状態の古本を満足できる価格で入手。
しかしあと一冊は…ヤフオクで…(最後の手段な感じ)。
まあ、他は安く買えたし、予算内で落札できたからいいんですけどね…。
永久保存版として末長く読みこみたいと思います。
この号もようやく手に入った!
ku:nel (クウネル) 2007年 01月号 [雑誌] | |
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マガジンハウス |
カフェの置き雑誌だったのを読んで、次の号から定期購読を始めたのであった。
流行りに飛びつかないからこそ、今読んでも色褪せない品質…。
そういえば新「クウネル」が売れてるからこの路線のほうが売れ筋なんだよ、という類のツイートに、
炎上したものが一時的に注目されて売れるのは当然でしょうよ、と内心突っ込んでますよ。
わたしは真剣に読んでから、やはり定期購読を中途解約しました…。
「オデッセイ」「アナと雪の女王」「ヒッチコック」観ました。
以下、ネタバレがありますので、ご注意ください!
まるで火星DASH村みたいだと、ネットで話題の「オデッセイ」。
これは面白そうな予感しかない!と思って、イオンシネマまで行ってきましたよ。
(映画館で映画を観るのは何年ぶりであろう…)
わたしは科学知識もSF知識も無くて、時折用語が分かりにくかったのですが、
その辺のことは深く理解しなくても何となく流れで楽しめる映画でした。
主人公は、火星探査ミッション中に事故に巻き込まれたワトニー君。
仲間は行方不明になった彼が死んだものと思い、宇宙船で帰途につくが、
実はワトニー君は大怪我を負ったまま、ひっそり生きていた。
通信途絶で、基地や探査車内、または宇宙服着用以外は人間が到底生活できない環境に、
彼はたったひとりで取り残されてしまったのである。
極限状況!これは無人島よりきつい!
しかしワトニー君は宇宙飛行士なだけあって、前向きに問題に取り組む能力があった。
まず必要なのは、迎えが来るまで生き延びるための食べ物、エネルギー、通信手段、移動手段である。
ユーモラスに映像日誌をつけることで冷静さを保ち、一つずつ課題をクリアしようと現実的に考える。
混乱して狂気に走れば、それこそが命取り。知恵と勇気と友情と体力と根性で立ち向かう。
映画版「宇宙兄弟」で薄々感じた、宇宙飛行士の適性はこれか!と思いました。
どんだけインテリで肉体的に優れていても、それだけではダメで、
そのうえメンタルが強くてコミュニケーション能力が高くないと、宇宙でのトラブルには耐えられない訳で。
それは、結果的に彼を置き去りにしてしまった仲間たちも同様、有能で判断が早くて論理的、
ワトニー君のために命がけの大博打を打つところなどを観ていると、
信頼に足る仲間たちだからお互い背中を預けていられるんだな、と納得しきりでした。
この映画、何が一番良かったって、人間関係のストレスを極力省いているところでしたよ。
ハラハラドキドキ要素は、悪意のないミスや火星や宇宙空間が担当するので別にいいのです。
一方のNASAでは、ワトニー生存を知って、それぞれ立場がありつつも急ぎ救出作戦を練るのですが、
途中から中国が協力してくれるところは、ハリウッドにおけるチャイナマネーの威力かと思いました。
しかし、よく考えたら宇宙開発競争をしているライバル国同士が一人の宇宙飛行士のために協力しあうなんて、
普通ならあり得ないからこそ、素敵な奇跡じゃないかと…。
協力するのが日本だったら当たり前な感じだし、ロシアだったらアルマゲドンな感じだし。
もう地球一丸となってワトニー君生還を願ってますよ!という演出で、良かったのかもしれない。
とにかく前半は科学と農業万歳だわ、後半は崖っぷち一発勝負の連続だわ、
手に汗握りながらも微笑ましく見守らせていただきました。
DVDになったらまた観たいです。帰り道で原作本買っちゃったよ。
火星の人〔新版〕(上) (ハヤカワ文庫SF) | |
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早川書房 |
火星の人〔新版〕(下) (ハヤカワ文庫SF) | |
クリエーター情報なし | |
早川書房 |
映画「オデッセイ」原作の感想はこちら→ 「火星の人」上・下巻
さて、今頃初めて「アナと雪の女王」を観た感想は、エルサは悪くないよ!でした。
徹頭徹尾、エルサに感情移入。トラウマを気の毒がる。
この国の人たちは、なぜ他国人に煽られて自国の女王を迫害するんだろう?
エルサが成人するまで三年間誰が政務を担当していたの?
その人たちは何の資格もない連中が介入することにリアクションなかったの?と思いました。
(あと、唐突に手のひら返して悪役になった人が王女と結婚していたとか言いだしても、
結婚証明書や証人無しで、こいつ無茶な話やで、と)
アナは良く言えば天真爛漫、自由奔放。悪く言えば浅はかで空気読まない性格で、
ああ…いるよね、こういう妹(弟)ちゃん…という印象でした。
体当たり的におねえちゃん大好き!という愛情をぶつけてくるのが、可愛いからいいけど。
エルサのようにストイックで真面目なタイプは、何にも囚われないアナに憧れるのでしょうな。
それからオラフがちょいちょいかますギャグは、
ブラックな気がして、わたしとしては冷え冷えしました。最後、魔法があってよかったよ。
脚本は子供向けな感じがしましたが、映像は美しく、とりわけ歌が素晴らしかった。
「ありのままで」は、なるほど繰り返し聞いて歌いたくなるものですね。
(ちなみに今まで聴いた「Let it go」の中でわたしが一番好きなのは、
新妻聖子が「the モーツァルト」で歌ったものです。再放送しないかなあ…)
アナと雪の女王 MovieNEX [ブルーレイ+DVD+デジタルコピー(クラウド対応)+MovieNEXワールド] [Blu-ray] | |
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ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社 |
「ヒッチコック」の感想は短いです。
それは「嫁を怒らすな」。
成りあがった男が、糟糠の妻をないがしろにして、若い美女を追いかけるのはよくあるパターンですけどね。
(まあ実際、不仲になって妻を捨ててみたら、男の過去の実績はその妻に支えられていたことが分かり、
以後の仕事はパッとしないというケースもよくあるので、ヒッチコックは破綻しなくてよかったですなあ)
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☆わたしはツイッターやっていないのですが、ツイッターのタグ検索は好きで、
よく「あさが来た」タグのツイートを読んでいます。
時代背景とか着物や調度品の観察とか伏線回収の仕方とか、皆さんの作品分析が秀逸で、
ほほう!そういうふうにも読み解けるのかと、いつも楽しみなのですが。
いつの頃からか、不満ばかり書いているアカウントが現れましてね。
この人はどうして作品の文句を毎回毎回投稿するんだろう…
嫌いなら見なきゃいいしわざわざタグ付きで呟くことないのに、
と不審に思いながらできるだけ避けて読んでいたのですが。
よく考えると、その方、毎日文字数一杯の感想を沢山連投しているんですよね…。
いや、アンチに見せかけて実はこじらせ系のファンなんじゃね?と想像したら、
それからはもう「聖☆おにいさん」のマーラにしか思えないのであった。
☆夫は出身クラブの後輩たちを指導する時、実に冷静かつ辛抱強く、真摯に対応しているのですが…。
先日ある飲み会に参加した夫が、終電の時間が過ぎても出かけたっきり、なしのつぶてなので、
急遽ビジネスホテルに泊まるのか、それとも誰かに車で送ってもらえるのか聞きたくて、
電話をしたら「また後でかけ直すから」とだけ言われ、それを待って起きていたら、
結局電話の件を忘れて午前2時過ぎに帰ってきたので、
そういう奴が後輩に「ほうれんそう」とか言っても説得力ないんだよ、と思いました。
遅くても構わないから、帰宅手段さえ報告してくれたら先に寝られたのに…。
「人の気持ちを想像して迷惑がかからないように行動する」も言ってるけど、
妻に対しては実行できないことを、よくぬけぬけと忠告できるよなあ。
(無論、説教してやりましたとも。全然効いてないけど)