本棚7個じゃ足りません!

引っ越しのたびに蔵書の山に悩む主婦…
最近は二匹の猫の話題ばかりです

ここしばらくの読書リスト

2009年09月27日 | 

最近洋裁に夢中だったため、
本の記事が一向に増えませんでしたが。
相変わらずマイペースに読み続けております。
とりあえず今日は、少しだけ読了記録を投稿。

『殺人倶楽部へようこそ』(M・ウォルシュ M・マローン)
作品が生まれる元になったという、海外ドラマが見てみたい。

『恐怖と愛の映画102』(中野京子)
『怖い絵』の著者の映画エッセイだけど、こちらはソフトでそこまで怖くない。

『花嫁誘拐記念日』(クリス・ネリ)
作品の謎より、主人公の夫婦仲のほうが不思議だ。自由奔放なヒロインが、なんであんな無理解な堅物と結婚したんだか。

『復讐はお好き?』(C・ハイアセン)
身勝手な夫に殺されかけたヒロインが、人脈と頭脳とお金を駆使して、容赦なく復讐するのが愉快。

『何か文句があるかしら』(マーガレット・デュマス)
こちらも、美人で無謀、実は大金持ちのヒロイン。新婚の夫が強くて賢くて格好よくてラブラブなんて、小説にしても話がうますぎないかー。

『ベベ・ベネット、モデルと張り合う』(ローズマリー・マーティン)
またしても、意中の人のために頑張るベベちゃん。単純に、健気で純真無垢と言えないのは、南部美人のしたたかな底力ゆえか。

『キングとジョーカー』(P・ディキンスン)
架空の英国王朝を舞台にしたファンタジックなミステリー。続編が読みたい。

『うつろな男の死』(キャロライン・グレアム)
「アマデウス」上演中に起こる殺人。ドラマ「バーナービー警部」の、これを原作にした回も見たが、やはり原作は深い。

『死がかよう小道』(D・キャネル)
惹かれあいながら反発しあう男女。あまりに素直じゃない二人に半ば呆れたり。

『ざらざら』(川上弘美)
様々な女の子の移り変わる気持ちの一端を描くのが、上手い作家だと思う。

『これから3年!「世界はどう変わる?」』(池上彰)
ちょっと前の本だけど、世界情勢が分かりやすい。

『原始の骨』(アーロン・エルキンズ)
ジブラルタルに行った骨先生。現実の「旧石器発掘捏造」事件のあとでは、何があっても驚かない状態なので、考古学ものを読むとかなり寂しい。

『鴨川ホルモー』(万城目学)
優柔不断の安倍君より、ちょんまげ高村君がかなり気に入る。頭脳明晰なくせに不器用な凡ちゃんも可愛い。早良京子と芦屋みたいな奴らは、未熟な学生時代によく見かけたが、絶対関わりたくないなあ。

『夜は短し歩けよ乙女』(森見登美彦)
個性的な登場人物、摩訶不思議な出来事に、素直に向き合う“彼女”が魅力的。懐かしい町並みの中を、脇目を振りながらとことこ歩いていく様子を思い浮かべ、あー、“彼女”になりたい!と思う。

『手焼き煎餅の密室』(谷原秋桜子)
水島のおじいさんが探偵役の、美波シリーズ前日譚。個人的には、行方不明のお父さんにとうとう会いに行く美波の話も読んでみたい。

『ホルモー六景』(万城目学)
安倍くんの後日談があまりないのが残念。それにしても、オニを自在に使役しているようで、何者かの意思に使われているのですね、人間は。そらおそろしい。



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京都から帰ったその日に『ホルモー六景』を読み、
芦屋を鴨川にぶち込みたいとか、
あいつの場合「ホルモー」のあと何が失われたんだろうとか、
高村は幸せになれそうで良かったとか、
ぼんやり考えていたら、TVで信長をお題にした歌が流れてきて、
あらー偶然と思った(「長持の恋」読了後)。

そうしたらご飯食べながらふとチャンネルを変えた時、
なんと「世界ふしぎ発見!」で京都特集。
祇園祭とか陰陽道とかタイムリーにやっているじゃないですか。
何これ。
例の力(?)が働いているのですかい。

まあ、京都は不思議な場所ですよね。
行く度に、本来なら苦手なタイプに分類しているはずの夫と結婚したのは、
この魔都の力のせいじゃないか…?という気がするのです。
うーむ、知らぬ間に何かに導かれていたのか。


強行軍?

2009年09月27日 | お出かけの記録
福岡の夫実家に前泊して、三泊四日の京都旅行に行ってきました。
例年通り、疲労困憊しております。
夫の知人友人に会うという緊張感もあるし(わたしの中では公的な挨拶まわりみたいなものなの)、京都に行くとうきうきしちゃう夫にほとんど顧みられなくなるというストレスもあるけど、わたし、人並み以下の体力なのか、また微熱で寝込んでしまいました。

どうなんでしょ。博多から京都に着いたその日に、清水寺を拝観し、そこから三年坂二年坂を通り、八坂神社や三条を通り過ぎ、四条河原町まで四時間ほど歩きっぱなしというのは。
その晩、ひとりごはんのために寺町御池から新京極あたりまで徒歩で向かったり(サスガに帰途は烏丸線使いましたが)。
翌日は夫のお友達と奈良公園と東大寺観光。晩は夫関係の飲みで一時半までお付き合い。
普通の観光レベルなのかな、これって?わたしが弱すぎるだけなのかな。二日目の時点で今までにない筋肉痛に悩まされ、足元がふらつくようになってしまいました。
三日目は頭痛微熱筋肉痛のトリプルパンチ。夫が知人の案内で観光に行っている間、ホテルで寝込みましたが、お昼を一階のレストランに食べにいっている間に部屋の清掃が始まってしまい、帰るに帰れず、かといってロビーも椅子が占領されていたので休めず、裏の博物館に一時避難(写真はその時熱に浮かされて買ってしまった、両面ガーゼハンカチ三枚。おなじみ象のタオルハンカチも、奈良の鹿模様の手巾も自分へのお土産にしたので、気がつくとハンカチだらけである)。頃合いを見てまたベッドに倒れ込み…。
気を取り直してまた夫関係のお友達と晩ご飯。
そして、最終日。京都から9時半に発ち、16時に根性で自宅にたどり着く(夫は仕事があるので福岡から別行動)。

あー、やっぱり家が一番安らぐ、とひと息ついたものの、足がまだ、痛くて痛くて泣きが入るのです。だるいし。
体育会系の夫のペースに合わせず、もっともっとゆるい予定を組まないと、わたしは駄目なんだな…(精神的にも肉体的にも)。
旅行中は「鴨川ホルモー」と「夜は短し歩けよ乙女」を読んで京都気分にひたっていたので、縦横無尽にのびのび遊べなかったのが残念。
わたしも先斗町で羽を伸ばしたかった~。(残念ながら酒が弱く慎重な性格なので、現実に知らない場所で飲みまくることなどできませぬ。「夜は短し」の“彼女”がうらやましい!)