本棚7個じゃ足りません!

引っ越しのたびに蔵書の山に悩む主婦…
最近は二匹の猫の話題ばかりです

春隣

2010年01月31日 | 日々のこと

久々に明るく幸先のよい話を聞き、
自分のことのように嬉しくなる。
やっぱり春の近さを感じるのは、良いね。
心底冷えた体が、ぽかぽか温まりそうな予感。

それに、わたしなりに頑張っている姿を、
ちゃーんと見ていてくれる人がいて、
知らないところで支えてくれていることも、ありがたいと思った。

昔、バイト先で人間関係が大変な時に、
母からこう言われたことがあった。
「あんたの良さは、長い時間がかからないと分かってもらえないから…」
確かに、わたしはすぐ打ち解けて実力を発揮できる人間ではなくて、
内気で慎重な性格から、新たな環境に馴染みにくいところがあるのだった。
頑張って真面目に仕事をしても、
それを正当に評価してもらえるようにアピールできる能力がないと、
人の世は渡りにくいものなのであるが…。
どうにも、コミュニケーションが下手で…。

以来、自分の存在を早く認めてもらえるように焦っても仕方ないのだと、
諦めがちになりましたね。
不器用でも静かな情熱を燃やしながら、誠実に生きていけばいいし、
真摯に愛しているごく少数の人にだけ、
自分のことを分かってもらえたらそれでいい、って。

まあ、それでも完全に割り切っている訳ではなくて、
今度は愛する者に理解してもらえないのが苦しくて、
落ち込んだりする時もあるのですが。

今回は、まだまだ未熟で至らない自分を過大に評価してもらって、
恐縮するけれども、やはり嬉しかった。

きっとこれからも色々と大変なことがあるだろうけど、
心が折れそうになったら、そのことを思い出そう。
要領の悪い自分に苛々しながらも、ひたむきに頑張っている姿は、
誰かがどこかで見ていてくれるもの。


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