現在DVDをごそっとレンタル店で借りてきては、夫婦で観まくっています。
その感想メモ。
(ネタバレ、辛口かもしれませんので、以下ご注意ください。)
「BONES シーズン5」
これはもう、おなじみのシリーズですけれども。やはり面白かったです。
レギュラーメンバーがまたくっついたり離れたり、
近づきそうでうまくいかなかったりと、その辺の人間関係はともかく。
(あの二人が微妙な仲なのは次のシーズンまで視聴者を引き付けるためだから、と思ってしまう)
事件のほうが、現代アメリカ文化を反映していて興味深いし、
天才だけどコミュニケーション能力に問題ありというボーンズのキャラクターがまた、魅力的なのです。
それほどディープなミステリではないけれど、人骨や遺留品から科学的な鑑定をする過程が好み。
合理主義者なボーンズの論理はひそかに痛快に思っています。
BONES ―骨は語る― シ-ズン5 DVDコレクターズBOX | |
クリエーター情報なし | |
20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン |
「踊る大捜査線 THE MOVE 3」
「踊る…」シリーズはドラマ版と映画第1弾までが良かったというのが、わたしの感想。
今回はいろんな要素を詰め込み過ぎて消化しきれてない感じだと思いました。
(あれもこれもとアイディアを入れ過ぎると、どれも薄くなっちゃう訳だし)
続編への色気も見せてる?みたいな終わり方のような気もしました…。
もうちょっとシンプルに娯楽に走っても良かったのではないか…。
これはこれで、「踊る…」好きな人には素直に嬉しいのだろうけど。
踊る大捜査線 THE MOVIE 3 ヤツらを解放せよ! スタンダード・エディション [DVD] | |
クリエーター情報なし | |
ポニーキャニオン |
「インシテミル 7日間のデス・ゲーム」
なんで原作通りにしてくれなかったのかなあ…。
論理と本格推理テイストを抜いてしまったので、整合性がない展開に。
これはキャストありきで製作したのでしょうね。
裏で「○○さんはさすがに終盤まで殺せないよー」とかいう話になったのであろうか。
夫曰く「近年で一番のがっかり」すぎて、逆にびっくりだそうです。
インシテミル 7日間のデス・ゲーム [DVD] | |
クリエーター情報なし | |
ワーナー・ホーム・ビデオ |
よく考えてみると、「BONES」を一気に観たあとだけに、
自分まで冷徹な合理主義者になったような感じで下の二作品を観てしまい、
矛盾や非合理に対して、つっこみを容赦なく入れまくりだったような気がします…。
これは…作品を観る順序も問題だったのかもしれない。