「おとうしゃんの猫だもの!」
(わたしのことはすぐ噛みつくくせに…)
さくらが窓越しにベランダを眺めていたので、
わたしも外を見たら、大粒の雪が。
ケージの上はもっと見晴らしがいいので、そこに運んであげたら、
じーっと雪を見つめていました。
「ひらひらしたのが空から落ちてくるの」
「あ、こども」
地面のほうでは、同じマンションの子供たちが大盛り上がり。
雪積もってー!と叫んでいました。
目の前の電柱に止まったカラスはカラスで、カアカア鳴くし。
それに返事するように、さくらはいちいち「にゃあにゃあ」鳴いてましたよ。
雪見てこども見て鳥見。
そういえば、最近困っていることがあります。
うちのドアノブは回すタイプではないので猫には開けられないだろうと思っていたのですが、
この間わたしがさくらを寝室に入れて出かけたら、
夫が帰宅した時に「にゃあ!」とドアをごそごそして出てきたらしいのです。
「閉じ込めていかなかったの?」とあとで夫に言われてびっくり。
そして今日も、リビングのドアが閉まっていたはずなのに、
いつのまにかトイレの前にさくらが…。
ちゃんと閉めておいたはず…。どうやって…?
ドアの閉まりが最近どこもかしこもおかしいということがあるにしても…。
おかあさんに「化け猫」呼ばわりされたさくら。
「ぼけ~」
さくらが二本足で立って、ドアを開けようとやたらに前足を動かしているところも見ちゃったし。
脱走対策をどうしよう、これから…。
しかしうちの子って天才なんじゃないだろうか(親バカ)。