リビングのスチールラックの最上段に飛び乗って、しばらく降りてこなかったさくらさん。
エルときたら、今日は何度も怒られるようなことを繰り返す。突然ソファーでくつろぐさくらに飛びかかったり。あとを追っかけてスチールラックに乗ろうとしてテレビを踏み台にして電源を切っちゃったり。いざ飛び乗ればラックの上の物を振動で倒して写真立てを落としそうになったり。果てはわたしの足首を噛んだり。
でも、さくらのすることは見逃せる類いの微妙な悪いことなので、ギリギリ怒られなかったりするんだな。
このへんの呼吸は、やはりわたしとの付き合いの長さから飲み込んでいるのか。
伊達に何度も怒られちゃいないってことだわね。