わたしの膝に乗せられ、肩甲骨あたりをマッサージされるさくら。
夫がiPhoneで撮影してくれました。
(わたしが手当たり次第にぼろを着こんでいるのは無視してください…)
猫にもそれぞれ個性があるのは当然だけど、
エルを飼うまでこんなに手のかかる子がいるとは思いもしませんでした。
さくらも同様の出生ではあるのだけど、赤ちゃん猫の時に母猫から引き離されて捨てられたことから、
エルは常に愛情に飢えていて、満たされない気持ちがある様子。
ケージの中で長い留守番をさせたり、わたしが家事をしに席を外しただけでも、
不安定になって次々異食したり、強烈視線で訴えてきたり、ウニャー…と甘えてきたりするのです。
もう心の病気みたいなものだと思って、エルが寄って来た時はひたすら可愛がる毎日。
あの子はちやほやされるのが好きみたいで、夫に抱っこされてちゅっちゅっされると満足そう。
最近はわたしがソファーに横になって毛布にくるまると(あまりエアコンつけなくて寒いから)、
毛布にもぐりこみ、わたしのお腹の上に乗ってぬくぬくお昼寝するようにもなりました。
エルは、夜わたしたちと一緒にお布団で眠れるさくらが羨ましいのかもしれません。
異食防止のために、一匹だけケージのベッドで寝かしつけられるからなあ。
(昼は毛布の中で眠るエルを見張りながら、わたしもうとうと)
そんな風にエル中心で回っているわたしの生活。
さくらがツンデレで熱烈に好きなのは夫だけだから、そんなこともできるのだけど。
(多分さくらは嫉妬とかしていない。昼間は自由にして、夫が帰宅したら甘えればいいと思っている感じ。
頭の中は、一におとうさん!二にごはん!三、四がなくて五にからす!という子。
夫が宿泊の時、お布団の中に入れてあげるよと名前を呼んでも、夫が呼んだ時とは違い反応が遅く、
なんとなく諦めモードで来たのにはがっかりした…)
でも…本当はもっとさくらとべたべたしたいの!
うちの大事なおひめさんなんだもの!
で、なんとなく肩マッサージを始めることにしました。
あまり力をこめていないけど、意外におとなしくさせてくれる時もあり、
足がピーンと前に伸びている様子が可愛いです。
さくらが夫以外の人間に短時間でも触らせるって珍しい。
猫マッサージの本が欲しいよ…。