本棚7個じゃ足りません!

引っ越しのたびに蔵書の山に悩む主婦…
最近は二匹の猫の話題ばかりです

青柚子で果実酒

2007年10月01日 | 美味☆礼賛
直売所でたくさん青柚子を買いました。
フードプロセッサーがあったら柚子胡椒が作れるのだろうけど、
うちにはないので、まず皮をみじん切りにして稲荷寿司の酢飯に混ぜました。
そして果汁をふるふるゼリーに。(酸っぱ美味しい!
あとは、生じゃこで作った軍艦巻きにちょっとかけました。

しかーし、まだまだごろごろ残っていたのです。
という訳で柚子酒を作ることにする。
完熟していない青柚子を使うとどんな味になるのか、想像も付かなかったけど…。

とりあえずプラスチックの果実酒びんを用意して、
(引越しの多い我が家の場合、軽くて割れにくいこのびんは便利)
よく洗って乾かした後、ホワイトリカーで中をすすぎました。
(この消毒法は超簡単♪)
青柚子はたわしで洗い、薄皮と一緒に皮をむきました。
部屋に広がる爽やかな香りにうっとりです。

種が外面に現れていたので、果実は切らないで、まるっとした形のまま。
皮からは、スプーンで白い部分を丁寧にこそげ落とします。
そしてレモンを一つ。皮を取り除いて、果実のみを輪切りにして。

びんに氷砂糖適宜と、青柚子とレモンの果実、
青柚子の皮半分を交互に入れまして、とくとくとホワイトリカーをそそぎました。
しばしお眠り下さい、ゆず酒さま。
どうか美味しいお酒になりますように。
(途中で皮と果実を取らなければいけないけど、二ヶ月ほどで熟成するらしい)

   
・:*:・゜’★,。・:*:・゜’☆・:*:・゜’★,。・:*:・゜’☆・:

泊まりの多い夫と、接点のない暮し…。
慣れたつもりでいるのですが、ちょっぴり気持ちが沈む時もあります。
たまに家にいても、疲れている夫は自分の部屋にこもってばかりで。
価値観が違うから、会話も微妙に食い違う。
わたしが合わせていれば、もめることは一切ないのだけれど。
時々むなしい。
これが、お互いに“自分の生活”を大事にしているということなのかな。

夫があれやこれやで忙しく、
自分の世界に浸ることで日頃の疲れを癒していることは分かるけれど、
二人でもっと共有したいものがある…と思うのは、勝手なことかしら。
何を求めても、無駄…と諦める気持ちも一方であって、
それにもなんだか悲しくなる。
ただの女の子(←図々しいか)が無償の愛なんか、持てません。

ありのままを受け入れて、
否定しないで、
自分の主張ばかり押し付けないで、
仕事がはかどるように環境を整えてあげて、
いつでも必要な時、振り返れば傍にいるような…。
そんなひとには、なかなかなれない。
(夫が聞けば、「別にならなくていい」って言うでしょうけど。
わたしの性格そのままを出すと、絶対喧嘩になるんだもの)

夫婦も、長く寝かせれば味が良くなるのなら、いいな。
強すぎるホワイトリカー、独特の個性がある果実、それぞれのばらばらな印象が、
いつのまにかまろやかに溶け合って、深い風味に変わっていたら…。
たとえ短期間では違いが分からなくても、
十年後には素敵なお酒になっていたい…。
ゆっくり、静かに、ひっそりと。こちらの方も待たなくてはね。



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2 コメント

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うちの旦那も・・・ (okumi)
2007-10-02 03:33:06
ここ数年泊まり仕事はないけど、
残業残業で時には深夜1時頃に帰宅だったりする。
帰っても好きな事する余裕はないから、その分休日に集中。
主にネットゲームだから、やり始めると中々区切りつかなくて、
PCの前から離れないんだよね。。。
個室じゃなくて見える所に居るけど(なにせ狭い間取りなので)、
でもそれだけに目に付いて私はイライラ・・・

そりゃ休日にしか遊べないんだし、
それでリフレッシュして休み明けの仕事に向かえるなら、
黙って見守って好きにさせてあげたい。
でもさ、夫婦・そして子供とともに家族で過ごす時間も作ってほしい。
こっちから言えば良いんだけど、
疲れてるの分かるから言い出し辛いんだよね。。。
だからって、そのままだと私の気持ちが持たないし

その辺上手くコントロール出来る様になるには、
うちもまだまだ熟成が足りないのね。。。
お互い美酒になるまでじっくり時間を掛けますか
返信する
夫婦って、難しいですよね (桜雪)
2007-10-03 17:00:47
お互いが少しずつの我慢をしたうえで、のびのび自由に振舞えればいいんですけど、そのバランスが不均等だと、どうにも不満が湧いてくるんですよね。
ただ、それぞれが好き勝手にすればいい訳ではないでしょうし…。
二人で意識して育てていかないと、しおれてしまう感情って、多分あると思う。(“信頼”とか“尊敬”とか)

okumiさん、わたしも。
夫が多忙なのも、気持ちに余裕がないのも、よーく分かっていながら、それでも苛々してしまいます。
自分にも余裕がないから、なのかも…。
美酒になるには、果実酒というより、ワインと同じくらいの時間がかかってしまいそう(笑)。
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