最近、ジュンク堂の魔力に惑わされています…。
電車で行かなきゃいけない場所なのだけど、近くに大型書店が無いので。
足を踏み入れると脳内麻薬的なものが放出されるらしく、
憂鬱なことも体の痛みも他の買い物すらも忘れて、何時間でも本探しをしてしまいます。
ハイになっているもので、ついつい気前よく購入しちゃうんだな。
この間はついにコレ買っちゃいましたよ。
NHKシャーロックホームズ 推理クイズブック | |
クリエーター情報なし | |
主婦と生活社 |
店頭在庫一冊だけだったから焦ってしまった…。
学園ホームズの世界で起こる、20の事件の謎。
中級編・上級編は大人にも楽しいかもしれない。
さて、そこまで夢中になっている人形劇「シャーロックホームズ」ですが、
今日は録画で「ダグラスさんのお屋敷の冒険」を観ました。
その感想をざっとメモ書き。
注:以下、ネタバレ注意!
・冒頭のホームズ、カエルに何あげてるの?微妙に動いてるんですけど…。
・モノホンの殺人事件にわくわく。平気で忍び込んでますが、現場荒らすなよ。
・温室のような学園と外の世界との対比。
何もかもが大きく、厳めしく冷やかな外の世界。
人形たちの動きの違いも、異質な雰囲気を醸し出している。
・ホープ君、再登場!堂々と明るく頼もしくなっている。
あの子は学園で本当に理不尽な目に遭っていたから、外の世界の厳しさに落ち込むよりも、
夢を持つ強さに支えられて成長してきたのかもしれない。
・初めての惨殺死体にたじろぐ、軍医属性のないワトソン。
ためらいなく触るホームズ。無駄な感情移入の無さが探偵にぴったり。
・その後、夫が死んだのに悲しんでいないから、怪しいのは妻だと言うワトソン。
現場を観察して推理を組み立てていたホームズ。
ワトソンは人間を観て、ホームズは事実を観るのだな。
・ホームズが池から手がかりを引き上げるのを、手伝わされるモリアーティ教頭。
滅多にペースを崩される人ではないと思うので、面食らうところが可笑しい。
・推理を述べようとするホームズに立ちはだかるマクドナルド警部。警察としては普通の反応である。
・ホームズを落としておいて上げてみせる、モリアーティ教頭の交渉テクニックを見よ。
・学園にいて、ルールを守らず、勉強もせず、自分のしたいようにして捜査するホームズは、
学生の目線から見ればアウトロー的で格好良いのだが、その実、周りへの甘えもあるように思う。
外の社会は格段に厳しく、たとえ稀な才能を持っていたとしても、
立場も実績もない、手続きも踏まない若者の言葉は、やすやすとは通らない。
そうした世間の荒波から子供たちを守り、いずれ社会に漕ぎだすための力を授けるのが学園だった。
もっとも体制への反骨精神が大人への第一歩とも言えるが。
・ダグラスさん、体柔らかいなあー。
・ホームズの足、細いなあ。
・モリアーティ教頭の言うことが、もっともすぎる。
・そうかあ…最後の事件では学校を去るのか。
外の事件を解決したホームズにはもう学園は狭すぎる、ということか。
彼らは大人になって、いつか名探偵と医師として再会するのかしら。
・次回の原作は「マザリンの宝石」ということだけど、
わたしは3人称のホームズ物はあまり好きではなかったので、ろくに記憶がないなあ。
ワトソンに内緒で引き受けた事件だから、3人称のこの話が選ばれたということかな。
しかし校長…生徒への恋を秘めて職を辞したロイロット先生とえらい違いだ。
続編あったらと思ったけど、あと2回でキレイに終幕を迎えそうな気がする。
ああ…!面白かった!もっといろいろ見たかった!
ちなみに前回の「青いシロクマの冒険」の感想のほうは、
「素直になれなくて」の記事の下部分に書いています。
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