本棚7個じゃ足りません!

引っ越しのたびに蔵書の山に悩む主婦…
最近は二匹の猫の話題ばかりです

切り絵練習

2016年07月15日 | handmade(その他)

「なぜ現場に蟹があるんだ?!見たてか?」
「凶器です、警部。どうやら冷凍の蟹で撲殺された模様です。
ガイシャは近隣でも評判の吝嗇家で、家族を老朽化した母屋に住まわせ、
自分は豪華に改築した離れで暮らしていたのですが、
昨夜は貰い物の蟹を一人占めして部屋に引きこもったらしく…」
「食い物の恨みか」
「当家の住人全てが容疑者に含まれます」的な光景。


切り絵を練習しようと思って自分で下絵を描いたら、上のようなものになりました。
直線が多い方がよいだろうと思って和室を描き、いつもの癖で人型を置きたくなった。
実家の父が旅行先から蟹を送ってくれたので、なんか蟹も切り抜きたくなった。
単にそれだけなのですが、練習で真っ先に描いた絵がこれって、
ミステリ読み以外が見たら危ない人だよなあ…。


さて、折り紙とコラボするために切り絵練習を始めたのですが、
自学自習なのとセンスが無いのとで、あまりうまくいっていません。
いつもわたしがすることは、中途半端なおかんアートなのだよな…。
行き当たりばったりだから失敗ばかり。そしてそれを無理に糊塗しようとするから、
自分でも意図しない何か残念なものができてしまう…。

先日は黒画用紙にトレーシングペーパーを重ねたのが厚くて切りにくかったので、
今回は「コピー用紙に下絵を用意して、切り抜いてから黒に塗る」方式で行こうと思ったのですが、
切りぬくところまではうまくいったが、筆ペンで染めたら水分を含み過ぎた紙が丸まって変形!
これは画用紙にべったり貼るしかないと試みたものの、うまく整形できなかった。
おまけに細かいところは千切れてしまうし…。
次は黒画用紙(買い置きが勿体ない)にカーボン紙で下絵を写して、やってみよう。


正面を向いた人物は顔を塗りつぶすと怖いのかもしれない。
(夫からは散々な評価を受ける…)
初心者が自己流で白黒部分を考えるから、微妙になっちゃうんだろうな。

くるくる丸まってしまった人物の切り絵を強引に貼りつけた後で、色をのせたくなったので、
着物に折り紙を貼って、さらに上から同じ切り絵を貼る。少し厚みがでました。
それから、どうせ練習作なんだしと、水彩色鉛筆であれこれやって背景を描く。
切り紙のさくらを貼っておしまいにする。
(桜の切り紙の図案は『見たものクリップ』の『折り紙で簡単に作れる桜の切り紙2種』から)
壊滅的に絵が描けないので、やりたかったことと成果が結びついていない…。
油絵が趣味の母に下絵作りの助言を求めたら「自由に」やるように言われたので、
本当に自由にやったら、こんな感じになっちゃったよね…。


「雪の女王」風のイメージで作りたかったんだが、
絵でも雪が描けないのに、安易に雪景色に手を出してはいけない…(自戒)。

水色の画用紙に人物と城の切り絵を貼ってみたが、
酔った勢いで背景つけようと水彩色鉛筆使ったら、道の描き方で失敗。
(そりゃそうだよ、超初心者なのにそういう下絵は描かないで、ぶっつけ本番だもの!)
それでとっさに和紙をちぎって貼って、修正液で雪を描く。
切り紙の雪の結晶を貼ることが目的だったのに、随分余計なことをしてしまったものである。
(雪の結晶は『のんびり暮らそう』の『折り紙で雪の結晶の作り方』と、
本の『雪の模様切り紙』を拝見して作りました。7.5cm角折り紙で作ると難しい…)

雪の模様切り紙―空からの贈り物をつくって、かざる 美しい結晶のかたち128作品を収録
クリエーター情報なし
誠文堂新光社


あれだな。わたしはデッサンができないうえに、
幼児みたいに特別な計算もなく、その場の衝動でやってしまうのが問題なんだな…。
構想を持って下準備をする段階を飛ばしちゃうから、駄目なんだよなー。
まあ、でも、貼り絵や切り紙をやるのは子供の頃以来で面白かったです。



最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
切り絵やったことあります! (トナカイ)
2016-11-07 20:56:45
旅行先で、切り絵館があって、鶴の切り絵とかしました。
下絵に沿ってカッターで切って下絵を描くのは自分でできなかったけど。
間違えって切った時も修正できるのが驚きです!
返信する

コメントを投稿