Sengoku1985

何故、私は鉄道を撮り続けるのか?

Hokuriku Memories#5

2014-05-01 | 鉄道写真


 福井、石川ときたので、今回は富山、富山地方鉄道を見ていきたいと思います。


 先ずいきなり不二越・上滝線南富山で出くわしたのは、10020系、10025始め2連です(写真)。地鉄の車番は、初め3桁が主電動機出力(PS)です。10020系は100PS、則ち75kWという意味です。この塗色は現在も残りますが、この写真の重要性は、撮ってから何年も経ってからでした。



 続いては172です。上3桁がない、すなわちTc車で、現存もこれのみ、とのことです。当時の写真の下手さだけが目立っています。



 続いては宇奈月温泉に停まる、14722始め2連です(写真)。140PS、則ち100kWで、運転台の前面形状から、クラシックカーであることが分かると思います。



 続いては稲荷町に戻り、新塗色に改められた、10023始め2連です(写真)。10025と同形ですが、永くここに停まったままです。



 続いては、111です(写真)。16010系、明らかな西武「レッドアロー」ですが、足回りは485系のものを使用しているそうです(そのため160PS、則ち120kWです)。また、当時はTcMMcの編成でしたが、運用の自由度を上げるため、TcをMcに、MをTに改造する工事が後に行われ、現在はMcTMc、あるいはMcMc編成で使用されます。この111という車番も、その際に改番されました。



 その横には、先ほどの10025始め2連が停まります(写真)。


 この頃の私に言うべきことがあれば、「Tc車を撮れ!」です。現存は最後の1両、172のみであり、この同形車の記録がどれほど重要であったか、当時全く分かっていませんでした。勿体ない!反省しきりです。


 それでは、次回をお楽しみに。

コメント
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