そば切り 井月庵

趣味ではじめた、そば打ちの日記です。蕎麦で遊ぶ、蕎麦に遊ばれる日々 のはずが・・・ランタン、ストーブ、模型工作などへ

Coleman242Cを入手する

2022年05月25日 | キャンプ・アウトドア

 2月半ほど前に、自分が暮らしている場所の近くに、ビンテージランタンなどを取り扱うショップがある事に気が付いた。

 

 一度、様子を見に行ってみようと訪れた店内で、ネットの画像でしか見たことも無い様なコールマンのビンテージランタンに出会った。

 

 店主に話を伺うと、元々、レストア、オーバーホールから始められたとの事であった。

なるほど、インスタ、ユーチューブ、HPなどを除くと、タンクの内部の錆び取りから、グラファイト(パッキン)の詰め替え等、丁寧に作業されている事が判った。

 仕事に対して、丁寧で真面目な印象を強く受けたので、自分より20才近く歳をとっているランタンをお願いする事にした。

 

3か月待ちを覚悟したが、2か月半足らずで、整備が終了した旨を伝えられた。

 購入を躊躇う理由が無い。73年前の1949年製造のランタンが完全整備された。(完全と言うと極端に聞こえるかもしれないが、現状で可能な最も最上の状態に整備・調整されている)

早速、家に帰ってベール(吊るし金)に革ひもを巻いてタンクに傷が付かない様に保護を加え、点灯して見る。

ベンチレーター(笠)にチップ(塗装の欠け)が有るけど、この年代のものだと多分、すごくいい方だと思う。

グローブ(ガラスのホヤ)も緑のコールマンなので当時モノ 各、パーツも細部まで清掃・磨かれている。

ちなみに、磁石が付くのは、タンクの底板、ベンチレーター、ベール等で真鍮製の部品が多く使用されている。(もっと、真鍮ラブならプロフェッショナルだけど、値段が2,3倍する)

 242Cは242モデル(242、242A、242B、242C緑)の最終型。

上品すぎる!!200Aのかわいらしさとは別のエレガントな佇まいだ。

 

 早速、こいつに合った木製ケースを自作する。

製作途中で、寸法が足りない事に気が付いた。ベールを外せばセンターに収まるが、付けたままだと、中心からずれる。

アメリカ製なのでそんな事を気にしてはいけない。

7,8mm留板の円を中心からずらして、ベールをつけたままでも収納可能にした。

 

追伸、点火には長軸マッチが適しているが、葉巻用はいたずらに高価だ。

真鍮のパイプの切って、端部を少し広げてマッチの軸が入る様にする。

長軸マッチの代わりに

おススメである。

 

 

 

 


令和3年冬~令和4年の春 物欲日記

2022年02月22日 | キャンプ・アウトドア

久しぶり(半年振りか)にサーカスTCを引っ張り出して、ノマドのMにオーブンを乗せました。

高さ調節とオーブンの温度上昇を抑えるために、ダンパー管との間にハーフ管を入れてみました。

オーブンはテンマクのウッドストーブの奴です。ハーフ管はノマドの880円のもの。

結果としては、、多分ダンパー管の上がオーブンで、その上にハーフ管の方が良いような気がします。

 

煙突の継ぎ目に焼き付け防止材を塗るなってテンマクさんは言っているらしいけど、薄く指で油膜をコーティングしてあげる程度で十分なので

使った方が良いと思う。一体、どのくらい多量に塗ると火事になるんだろう?

オーブンをつけてみた物の、大したものも作らず、夕食後に濡れた新聞紙で巻いてアルミフォイルで包んだ焼き芋と朝のトーストを焼いたくらいです。

トーストを焼くと下の奥の下面が一番強火で、上の手前の上面が一番弱火でした。(2段になっている。)

と言うことで、ちゃんと料理するには時々、上下、前後入れ替えてあげる必要があるようです。

屋根下で2年乾燥させた杉の薪は湿度9.1~9.3%

野積みで2年~3年乾燥させた桜の薪も9.1%でした。

熾きになると桜の方が火持ちがいいけど、ノマドのMくらいの小ささの薪ストだと杉の太割りでも十分だと思いました。

杉は、以前割ったのがまだ2.5m3位あるので、当分困りません。

ヤカンはトランギアの900ml(使用実際は750ml位だと思う) 取っ手が熱くなるので、革手をいちいちしていましたが、工作の端切れの革を水で癖をつけて使って見ると

凄く便利です。7,8cm角の厚手の革が有れば十分。これおススメです。

 

使わない時は、写真の様にシェラカップの横に引っ掛けて置けます。(置いたのが判らなくなるくらいULギアです。)

化繊のカリンシア ディフェンス4を買ってしまいました。

Mサイズが欲しくて、現在の正規代理店HPを見てみるとCD4は9月再販との事(3万弱の奴が)仕方が無いので、限定版のブラックカモ(CD6と同じくらいの値段)を求めてしまいました。

皆さんが言うようにセンタージップは出入りが楽です。夜中に小便に立つジジイにとっては必須です。

 

という事は、、、センタージップの7800円位のインナーとムラコのカバーが欲しくなるのでしょうか?

ハリケーンランタンが値上がっていますが、「新見南吉」の「おじいさんのらんぷ」を小学校の時に読んだ世代なので何万も出すほどのものじゃ無いと思うのですが。

自作の桐箱に一式詰め込んでいます。

デイツのコメットとオイルはウイスキーのペット、そして自作の真鍮ランタンシェードと替え芯が1巻入って居ます。

シェード有と無の比較です。シェードは切って、真鍮の芯を互いに巻き込んで完成!無垢なので指紋がついてその内全体が茶色になると思いますが、

まあ、それもそれでしょう。

最近、機会飲酒にしたので、飲酒の量が減りましたが、やっぱり燗で

ヤカンのお湯をポットに移して、ワンカップの蓋を少し開けてあげれば、そのまま、ストーブの上で燗付け器です。

令和4年の春もお手軽に遊ぶのは裏庭が最適です。

キャンプ道具もキャンプより野良仕事に持って行く頻度の方が遥かに高いしね。さすがに薪ストは野良仕事には持っていけないので「使う前に使って見る」ことに。

 

明け方、マイナス3.5度くらいになりましたが、寒くは有りませんでした。でもCD4の裏生地はつるつるでシュラフの中でモゾモゾすると素足が冷たい生地に触ります。

薄着でも素足に股引、長袖の肌襦袢は少しやり過ぎたでしょうか。

でも寝る時は素足が絶対体にいいと信じているので。

 

物欲日記である。


半年ぶりの更新 そろそろ再開しないと。

2021年11月25日 | 日記

 今年の6月初めにブログを更新してから、半年が過ぎようとしています。

なぜ、ブログを更新しなかったのか? 答え、あきて来たからでした。

なぜ、今回、更新したのか? 答え、昔のブログを見ている人が居る様なのでが、システムの仕様で、

更新しないとどんな記事を読まれているのか確認しようがない事に興味を持ったため。あと、広告欄を少しに減らしたかった。

 

近況

 そば打ち:月に一回の日曜そば打ち同好会に参加しているが、コロナの影響で2か月間お休み状態でした。10月から再開してます。

年末のつもごり蕎麦に向けて、材料集めをしています。今年は、田舎と並みの二色で行く予定。1.5kgで2回、1kgで2回のそば打ち予定。昼夜蕎麦では無い。

親類に頼んで手作りの「ゆず胡椒」を十数個入手! 特にお世話になっている人、ご迷惑をお掛けしそうな人にお蕎麦と併せて配る予定。

「ゆず胡椒」だけで十分に話はあるが、作り手のお兄さんには感謝感謝。

そば打ち段位は2段まで行ったが、1.5kg打ちは打った蕎麦を食べる・配るのが面倒だと思ったら、興味が失せて来た。たぶん、打った蕎麦を食用としないで捨ててる人も少なからず居るんじゃないかと思たら、更に興味が無くなった。今は、年末に1.5kg以上打ちをするくらい。

 

 アウトドア:野田山公園は「ゆるキャン」の舞台にもなり、富士市が民間入れて再整備・焚き火OKにしたけど料金が4~5千円になって、それまで無料で使用していた

旧富士川町の住民は鼻しらんでしまった。地元の寺の副住職は山の頂上に自分で重機を運転してキャンプ施設を作ってしまった。

とうぜん無料なのだが、夜トイレに行くには墓地を下って登らないといけないおまけつき。年末には肝試しに行きたい。

ウィンナーウエルMの薪ストーブ用にテンマクデザインの後ろが開いて掃除ができるオーブンを購入した。でも使ってない。もう少し寒くならないとね。

ギア関係は、ご多分に漏れず、大人買いに走ってしまった。もともと高級志向は無かったが、品質が良くて長持ち、ロマンがスパイスの自分の気に入ったギアを一通り収集すると、気が済んでしまったのか、落ち着いてきた。沼は沼なので、今後はもがくのを止めて、ゆっくり沈んで行きたい。

でも、Mr.SYUさんの動画を見ると物欲が刺激される。修業が足りないね。

 

 帆船模型:エルミオーネは未だ竣工せず。ナチュラル仕様にせず、塗装仕上げにしたせいで、工程が多くなりモチベが続かない。目も見えない。

 

 家の片づけ:じじばばが生きている内に、使わなくなって粗大ごみ化したモノを片付けた。鋼材の値段が、1,2年前の3倍くらいに成っていて、軽トラに積んで持っていったら1万数千円になった。もちろん粗大ごみの処分費の足しにしかならなかったが。まだまだ粗大ごみ化したモノが多い。少しづつ片付けよう。

 

 大腸ポリープを取った:良性だったけど、1泊2日で30年ぶりぐらいに入院したら、結構大変だった。「50過ぎると自分のメンテナンスが思いがけず大変だという事に気が付いて毎日飲酒から機会飲酒に変更した。お酒は好きだし、美味しいお蕎麦と御酒は至福の楽しみなので、完全に止めるつもりは無いが、「ほとんど飲まないが、たまに頂く」程度にしてもう少し、生きている内は御酒を舐めながら生きたいと考えた。だからと言って、長生きしたい訳じゃない。「盃のお酒が少なくなってきたので、チビチビ行こう」と考えたに過ぎない。

 

 カメラ:ペンタックスのQ-S1という2世代くらい前のミラーレスカメラ(おもちゃ)で遊んでいるが、ブログに載せる写真を撮らなくなったら、途端に撮影回数が減った。レンズもコンプしているし、相変わらずスマホで撮る写真がつまらない為に、処分する気も無い。これは多分に性格なのか、面倒でこじれた方が好きなようだ。だからと言って、5,6年すると飽きてしまうのだが。

 鈴虫:今年も飼育を続けている。産卵も終わり、新聞紙をかけて倉庫の隅に安置した。また来年、啓蟄の頃になると水をかけてスタートするんだろう。これも6年目くらいなのでそろそろ飽きてきたが、生き物なので飽きたからと言ってどうすることも出来ない。良く考えると、家の周りは畑や藪だらけなので、鈴虫以外の虫の声は絶えない。でも鈴虫の生息環境で無いために、鈴虫の声を寝ながら聞こうと思うと飼育しかないのだ。たぶん、辞められない。

 

 工作:昔、長軸のマッチがあった。今でも数本持っているが、新しい長軸マッチを購入しようとすると葉巻用のモノになってします。これがべら棒に高い。ランタンやストーブに点火するのに長軸マッチが便利なのだが、100円ショップでも見当たらない。

じゃあ、作ろうと言うことになった。

 2mm径の位の真鍮パイプを買ってきて、10cm位に切って、角をやすって完成。普通のマッチをこれに差し込んで長軸化出来る。

 なぜ、長軸マッチを欲したかと言うと、SOTOのスライドガストーチはコールマンのガソリンランタンに入らない。ハリケーンランタンに火を灯すのも、あんな高火力で芯をあぶたっら芯が痛むに決まっている。それに、2,3年すると不具合が出て何処かしら壊れる。井月庵は自己責任のもと、分解して劣化個所を確認できたので修理できたが、値段の割に耐久性が低く思える。この手のライターはガス供給パイプの改善が必要だと思うけど、余りに丈夫だと売れなくなるしね。

 

 

最近はこんな感じ。

 

こんなの誰も最後まで読まないので、まさに自分の為の日記だ。目指せ方丈記。 全文読んでしまった人はほんの少し幸せが訪れます。たぶん。うそ。

     

 

 

 


調理用ナイフのシースを自作する

2021年06月02日 | キャンプ・アウトドア

 先日、フェデカの料理用のナイフを購入しました。

折りたたみナイフでオピネルの様にストッパーがあるわけでもありません。

板ばねのワッシャーをネジ締めしてブレードが木製グリップからぶらぶらしない様にカシメて置くことは出来ますが、

やはりシース(さや)があると良いですよね。

 

 実際に、別売りで革製のシースが2800円位で販売されているのですが・・・ そこは井月庵。自作します!

また、SWEN(東海地方のジャンボエンチョー系列のアウトドアショップ)ではオピネル用の革製シースが3000円位

現物は厚手の革でボタン止めが付いていて何度も売り場の前を行き来したのですが、嫁の賛同を得ることがついぞできませんでした。

 

 手芸屋さんのトーカイに行くと薄手のなめし皮が(30cm×30cm)850円位で 売っています。最初はコールマンのランタンのベールに巻き付けるらせん状の革ひもを切り出そうと

思って購入したのですが、4mm幅の革ひもで用が済んでしまい、在庫となる予定でした。

 

  適当に1つ自作すると、思いのほか簡単に製作できることに気づいた井月庵。休日を利用して残りの革でシースを量産することとしました。

 

 折角なので、製作工程を写真に撮影して。

 30cmのシートなので50mm幅のシースが3個取れます。写真上部に写っているのが、試作1号の跡です。これを元に、実際にナイフを入れて縦横の寸法を確認し、量産用に調整しました。

底の曲線は10mm幅でケガキます。 50mmの中心も出して置きます。

コップのアールを使って。今回はキャプテンスタッグのダブルウォールのマグカップ(取っ手無し)を使用しました。

こいつの保温、保冷能力はコスパ最高ですね。

シースの深さは120mmにしました。後10mm位短くても良さそうですが、ナイフが露出する度合いが増すので、試案のしどころです。

トップのベロは65mmでアール部分は40mm、同じくカップで適当にアールをケガキます。

今回は、縫い代をオリジナルと同じ方向にしてみました。

木工用ボンドを塗って。

ダブルクリップで接着(仮止め)して置きます。

ゴムハンマーとポンチとポンチ台

切り出しナイフではみ出している革を揃えます。

神経質にそろえる必要はありません。後で紙やすりで合わせ目を整えることが出来ます。

デバイダーで縫い目を揃える為に革にケガキ線を付けて置きます。今回は幅3mm位でしょうか?適当です。

後は、ポンチで1孔づつ開けて行きます。慣れると無に成れる作業です。

縫い代の5~6倍くらいの長さの糸を用意して、両端に糸をセットします。(詳しくは省略)端縫いや縫い返しをして縫います。

今までの作業は・・

この2冊のみの内様で出来ます。まあ、2号までしか購入して無いのですが・・

 左が試作1号、クルミ油を付けて揉んでナイフと馴染ませてあります。

今回製作の3兄弟が右のハトメがまだ無い奴です。

縫いが揃っていなかったり、自作感満載ですが、まあ、こんなもんでしょう。

後日、皮ひも4mmを450円/mで購入して、3等分して全てに紐を通して出来上がり。

このシース、オピネルもフェデカもどちらもいい感じに収まります。

試作の時は1個作るのに3時間くらいかかりましたが、今回は3個まとめて3時間半といったところです。

現状で満足しているのでレザークラフトの本を読んで勉強する気はありませんが、もし本屋さんで覗いたら、「え!そこはそうするんだぁ!」となったら次回があるかもです。

 

嫁  「4つも要らないでしょう?、フリマとかで売っちゃいなよ!」

井月庵「こんな出来の悪いの幾らでも誰も買わないよ。」

嫁  「4個作って材料費いくらなの?」

井月庵「レザーシートが850円で皮ひもが450円位だから・・1300円。試作の革ひもは前の残りだから別だけど、4個取れるように1本25cmにすると・・・・」

嫁  「じゃあ、1個380円位でしょ!! 1個1000円で良いんじゃない?」

井月庵「え!?俺の手間賃は??・・4個売れても2400円位か! 売らないよ!!」

嫁  「なんでだよぉ(ののかちゃん風に)」

 

宜しければ参考にしていただければ幸いです。

 

 

 

 

 

 

 


今年も軒先に燕の巣ならぬスズメバチの巣が

2021年05月20日 | 日記

5月18日(火)

 帰宅すると、嫁の買い物袋の中にハチの撃退スプレーが在るのを発見しました。

 

 井月庵「あれ、今年もハチの巣を見つけたの?」

 嫁  「うん、おばあちゃんが見つけて教えてくれた。」

 井月庵「何処に?スズメバチ?」

 嫁  「倉庫前の軒先にスズメバチの巣があるんだよ。」

 井月庵「去年みたいに、ばあちゃん、

   もう少し大きく(巣が)なるまで見てみよう。

     なんて言ったんじゃないの?!」

 嫁  「うん。WWW  言った! 私が、退治スプレー買って来るって言ったら」

     それなら、教えなければ良かった。

     って言われた。

 井月庵「去年も、ばあちゃんの名言出たけど、ホントに小学生低学年レベルだよ。」

 

 まだ、作りかけだね。

 

女王バチらしいのが1匹いる。

雨の日の夕方だけど、これで全部?

嫁はやる気です。普段なら絶対に被らない、井月庵の帽子の防虫ネット

何故か、先週SWENに行ったときに500円弱で購入していました。

ほんとは直接被る奴じゃなくて、帽子の上に被せるネットなのですが、今回のケースに限っては

何もないより防御力が130アップします。(基準は無いけどね)

スプレーの取説を読むと。

3~4m離れた位置から巣に向かって10秒噴射です。

何故か、嫁は取説が読めない性格です。

井月庵「よし、俺が、10秒数えてやる。」

   お前がやれヨ!と言われないところが好きです。

頼もしい後ろ姿です。

惚れ直します。(たぶん)

ジェット噴射10秒です。

嫁  「 今、何秒?!!」

井月庵「(あ、数えるの忘れてた)ちょっと沈黙・・5、4、3、2、1、終了!!」 

落ちて来たのはこいつ1匹。

 

また、夏が始まった。