そば切り 井月庵

趣味ではじめた、そば打ちの日記です。蕎麦で遊ぶ、蕎麦に遊ばれる日々 のはずが・・・ランタン、ストーブ、模型工作などへ

浜松に行った昼飯は

2017年03月02日 | 蕎麦行脚

仕事で、浜松の東区に行く用事がありました。そこで以前から訪れてみたかった「蕎麦屋おおもり」さんへ

実は1月に一度行ったのですが、臨時休業中でした。

店主の大森さんは全麺協から、感謝状と「師範」を頂いた様で、厨房の前に飾ってありました。

本日3月2日は雨なので客も少なく、上手く行けば店主とお話しできるかもと期待していきました。

 

私は初めて行くお蕎麦屋さんでは、大概「もりとかけ」を頼むので、いつもの通り。

もりそば900円

旨いです。つゆが旨すぎるんじゃないかと思うくらい。麺もキリッとして甘みのある。これならいくらでも食べられる。

いや~参った。 続いて

かけそば900円

もりそばの段階で汁の旨さを知ってしまったためか、甘汁も旨いのだが今回は、かけの後にもりだったかもしれない。

 

斜め隣で老夫婦が「天ぷらぶっかけ」と「天ぷら+かけそば」を食べていました。「ほら、フキノトウが入ってる!」、「ほんとだ」という会話を羨ましく思ったが、昼飯1800円を使っている井月庵に追加注文はサラリーマンなのでちょっとばかしハードルが高い。

やっぱり、美味い蕎麦屋には勝てないなぁ。 流石、全麺協「師範」である。

客が後からまた2人。雨でも忙しそうなので、ここは黙って尻尾を巻いて帰るとしよう。

 


菊川に行ったら。

2017年01月30日 | 蕎麦行脚

 本日は、仕事で菊川に行く用事があり、途中雨のため、商売道具の精密機器が濡れないように、11時から雨宿り。

雨雲レーダーを見ると12時半ごろまでは、小雨がぱらつきそうなので、早めの昼飯といたしました。

 

 近くに、井月庵が推している(と言っても一年ほど前に行ったきりご無沙汰だったのですが)「手打ち蕎麦くにえだ」に行くこととしました。

 おやじさん一人で切り盛りしているので、平日しかお店を開いていないというお蕎麦屋さん。

 土日のみというのは聞いたことあるけど、平日しかやってないので、遠方の井月庵にとってはナカナカいけません。

 

 いただいたのは、せいろとかけ

 

Pentax Qは持っていなかったので、スマホで撮影。 まず、さらしネギが眩しい!!久しぶりに来ても、丁寧な仕事を見られると、これだけでうれしくなる。

 切りも揃って細さもちょうどいいお蕎麦。 やっぱり美味しい。

続いてかけ

井月庵のお蕎麦を啜る音を聞いて、曇りガラス戸の向こうの厨房から、せいろが後一つまみというタイミングで出てきた。

これぞ、蕎麦屋めぐりのだいご味。客とオヤジの真剣勝負!・・大袈裟だな。

 やっぱり、冬は暖かいお蕎麦が嬉しい。時蕎麦か鬼あざみ清吉よろしく頂くのもゴッコ遊びで育った世代にはワクワクする。

今の子供たちは、ごっご遊びじゃなくてRPG(ロールプレイングゲーム)なのだろうか、最早、ゴッコ遊びは絶滅したのか?井月庵には解らない。いや、戦隊ものはあるし・・・でも、いい年になってもごっこ遊びができるのは、それなりの条件がありそうだ。

 

 久しぶりに訪れても、相変わらず丁寧な仕事をしていることが解るとお腹も心も満たされる。

2月初めの変わりさらしなには行けそうにありませんが、2月末にはもう一度仕事を作って訪れたい。(大丈夫か!?色んな意味で) 

 午後の仕事は、雨で遅れた分も挽回して、晴れ晴れと仕事も終了した事は言うまでもない。

 

 


藤枝に弓道を観て、蕎麦を喰らう

2016年09月10日 | 蕎麦行脚

藤枝の静岡県武道館で弓道の大会がありました。

天国への階段も見えました。

 

高校生の大会ですが、見ているこちらも姿勢がよくなる感じです。

午前11時には愚息の出番も終わり、さて、昼飯をどうしようかということになりました。

藤枝には美味しいお蕎麦屋さんがたくさんありますが、本日は嫁もいるので、Deep度を考えて

井月庵は せいろと天おろし

匠宿に寄り道して一服

土曜日だけど暑すぎるからか、のんびりムード。

こう暑くては、午後は冷酒を飲みながら、まったりということで由井の神沢川に寄って

冷えてるやつ正雪 吟醸720mlを一本いただきました。

これを書いてるときには既に空き瓶

 


そばの夏

2016年07月12日 | 蕎麦行脚

先週のこと、仕事で東名高速道路を走ることがあり、帰りに愛鷹SAに立ち寄りました。

スマートインターになったので、ETCで富士川同様にここからも出入りできるようになりました。

サービスエリアと言っても、新東名なぞにある大型の店舗はありませんので、どこかうらびれてレトロな雰囲気のあるSAです。

SAの食堂といえば、トラックの運転手さんや、井月庵の様に仕事で往来するような作業服の男性率が圧倒的に高いです。

 

甲殻類は痛風この方、避けざるを得ませんので・・・肉にしました!

肉そばです。中性脂肪がかなりやばそうですが、旨いんです。

こういうお蕎麦も良いです。旅に出ている感が漂ってきます。

 

さて、裏のソバは

十分に実っています。風が強く吹くと落ちそうです。

台風の接近前に刈り取りしようか、このままほったらかしにしておこうかな?

今週のお蕎麦は1日で食べつくしてしましました。いつもは、2、3日残ってしまうのですが。

おつゆを作ったのが良かったようです。

やっぱり、汁が旨いと蕎麦が進みます。家人に蕎麦湯も飲んでもらえて、ちょっと安心しました。

毎週お蕎麦であきてきたと言われたり、ソーメンの季節と言われたり、冷やし中華だったり。

そばの夏はつゆしだいで晴れる日もあれば曇る日もあります。


蕎麦食い 年末年始 H28

2016年01月07日 | 蕎麦行脚

年も明けて1週間がたちました。

結局、31日から1月3日までは、飲んでは寝ての繰り返しという非常に自堕落な生活を堪能しました。

白菜の漬物と濁り酒

この湯呑ですと、5杯くらい飲むとお腹がいっぱいになります。

今年の濁り酒は、昨年より、すっきりとした味わいの様に思いました。

作り手は同じように作っていても、飲み手の体調まではどうにもできませんので、きっと井月庵の舌のせいでしょう。

このお酒の酒造会社の社長さんは自分のとこの上撰(高級酒ではなく、どちらかと言うと大衆向けのお酒)をのんで

「うん、旨い!!」といいます。

自分の手打ちそばにあまり満足できない井月庵にとっては、羨ましくもあり、横で聞いていても、「ああ、この人は自分が好きなお酒を造っていているな。こちらとしても、旨い旨いと言って作っている人のお酒は、やっぱり安心して飲める」と思いました。

 

元旦は、慈林寺の鐘をついて、寝て、昼過ぎに富士川サービスエリアに行きました。

富士山は、やっぱりここからの眺めが日本一だと思います。

裏側や、横っ面じゃない、駿河湾に向かって、正面の富士山だと考えるのですが・・・

だって、富士宮の浅間さんの鳥居の方向はこっち向きなんだもの。^^;

 

年末に、蕎麦を打って、配って歩いたら、「待ち望んでいました」といって蟹の爪をいっぱいもらいました。返って恐縮するのですが、井月庵の他にも蕎麦っ喰いが居て、拙い井月庵の蕎麦に対価以上の評価をエールとしていただけるのは励みになります。

そんな、大切なお返しは、1月2日、家族9人で頂戴しました。

が、4個余りましたので、井月庵は「まるちゃんせいめん」に入れて独り占めしました。

 

1月7日 伊豆方面には「究極」とつくそば屋が3件ほどあるのですが、船原のお蕎麦屋さんに仕事帰りの昼飯に立ち寄りました。

もりそば 大盛 800円をたのむと

なるほど、大盛です。

汁は藪かと思うくらいに辛く、蕎麦湯で5、6倍に薄めてもまだまだ辛く感じました。

という事で、汁徳利には手を付けられませんでした。そういえば、ゴマを摺って、蕎麦湯に入れて云々と言われていましたが、一気に食べてしまい、これにも手を付けられませんでした。

残念、次回リベンジしたいと思います。

目を見はったのは麺が昼夜蕎麦ならぬサンドイッチ蕎麦だったのです。

真ん中に甘皮を多く挽きこんだ蕎麦を入れて3層構造になっています。

「今じぶんしかこの色は出ない」と言っていました。3層にすると麺体が弱く、「切れやすくて短くなっちゃう」とも。

確かに21cmくらいですが、汁が辛いので気になりませんでした。

 

ああ、そうか、だから汁が辛いのかな?などと帰りの車の中で一人ごと。

小春日和が続いて、いまだ正月気分の抜けない井月庵、はたして今年のそば打ちはどうなることか!