そば切り 井月庵

趣味ではじめた、そば打ちの日記です。蕎麦で遊ぶ、蕎麦に遊ばれる日々 のはずが・・・ランタン、ストーブ、模型工作などへ

韃靼そば・・・・だけじゃない

2015年12月21日 | 蕎麦行脚

土曜日に近所のセブンでこんな商品を見つけました。

喰わずに居れるか。

普通に美味い。つゆも美味しい。

でも「どん兵衛」が一番だと思います。

近くのコンビニにはどん兵衛がない?!

有ったら、年越しそばはどん兵衛でいいと思うくらいだ。

(^_^;)

 

韃靼そば粉 2:8で300gの少量打ちを行った。

粉も黄色い

撹拌する前に割粉との色の違いを撮影してみた。

ウコン入りのそば粉?!みたい。(見たことないが)

 

乾麺の韃靼そばとは違う。

こっちの方がまだ、いい。

食べた後、喉の奥から、苦味が上ってくる。

うーん、やっぱり、井月庵は好きじゃないかな。

 

由比の家から「ながののそば粉」1kg/1080円をもらっていた。

これは、「灘のお酒」と同じことだと思う。 つまり、「長野の製粉業者に集められた蕎麦」という事でしょう。

家の者に話したら「ああ、長野じゃなくて北海道ってことか」とおっしゃった。

(あんた、解ってないね。この時期、1000円で国内産の訳ないでしょう、中国あたりか、よくてもダブついた去年の・・・)

そんなことは言わない。言ってもしょうがない。

外二で1200gを打って、

頂き物の牡蠣があったので、ソテーにして、かけそばに乗せてみた。

ホントは、白ネギも焼いて、牡蠣南蛮にしたかったが、青ネギを入れて、柚子コショウで。

想像してたより、旨くなかった。

もっと、牡蠣のうまみが出ると汁が美味くなるのに、つゆがだらしがなくて。

しゃぶしゃぶに使うゴマダレの汁を買ってきてもらって、

くるみせいろを食べた時の想像を実際にやってみた。

ゴマダレだけでも食える。愚息は、気に入っている様だった。

ストレートより辛汁を入れるか、味醂を加えるかしてもいいようだが、この前頂いたクルミダレの方がはるかに美味い。

幸いにして、その味を知ってるのは、我が家では井月庵だけなのだ。

 

また、今週もそばを喰うことになりそうだ。

 

 


静岡そばの旅

2015年12月12日 | 蕎麦行脚

12月10日(木)

仕事で静岡県の御前崎に行きました。

きりきり仕事をしたおかげと、助っ人に恵まれて、1日かがりのはずが、1時には完了。

さて、遅い昼飯にするかと。 普通であれば海に向かって車を走らせる訳ですが(海鮮市場が有名)、井月庵は「ぐるナビ」で蕎麦屋を検索。

「ぐるナビ」等の功罪も何かと言われますが、知らない街でお店を探すには、重宝です。

 

ここがよかろうと「ぐるナビ」とカンで検索されたのが

「手打ち蕎麦 くにえだ」

(掛川市だった。)

お店の佇まいは、自宅改造のお蕎麦屋さん、趣味が高じて蕎麦屋を始めたオーラを感じます。

1時半ごろでしたが、先客の団体さん8人ほどが掘りごたつの・・リビングにおられました。

井月庵は奥の床の間に一人で座って、待つことしばし。

現れました親爺さんは誠に丁寧にメニューを説明してくれます。(ムム、この熱意!当りの店か!!)

 

しばし考えて、では、「くるみせいろ」と「かけ」の2品をいただくこととしました。

団体さんも腰を上げて、「ごちそうさま」

あとは、親爺と井月庵のみ

まずは「くるみせいろ」

おお、いつもの通り、写真撮る前に箸を割って、「いただきます」しちゃってる。

クルミたれと調整の辛汁がすこし付いてる。

ホント言うと辛汁も味わいたくて悩んでたので、辛汁がもう少しいただけると嬉しかったのですが、ここは後の蕎麦湯を楽しみにクルミたれのみで頂きました。

最近、和胡桃の濃い味を知ってしまったため、クルミたれは甘く、さっぱりとした味わい。

 

お!?これ、もしかして、家に帰って「ゴマダレドレシング」で試してみるのもありかも等と考えつつ・・

厨房から、蕎麦屋の親爺さんの楽しげなハナ歌が聞こえてくる。

もうすぐ、2時で、お客は私一人。蕎麦屋の親爺が楽しそうに作ってる蕎麦

こんな蕎麦が美味くない訳がない。

食べ終わるのを見計らって、かけそばの登場です。

すみません、これは写真撮る前に食べちゃってます。m(__)m

我慢できないんですね。

食べ終わって、玄関先で、親爺さんと言葉を交わすと・・・

 

そこから、始まった蕎麦談義は半時となりました。 いい店見つけちゃった。

(クルミたれの試行錯誤とか、道具の揃えとか、ソバ栽培とか考え抜かれてこだわってることも解りました。)

家に帰って静岡県の蕎麦屋ガイド本を4、5冊くくって見たけど載ってない。

やった!ガイド本より先を越した。でも「待て待て、孔明の罠だ」じゃない、「そばなび」とかに載ってるとかいってたなぁ~

このほかに、月の初めの一週間は「変わりさらしな蕎麦」を合い盛で提供されるとのこと。

趣味が高じて蕎麦屋をやってる。当に「リアル牧野玄太郎」を発見しました。

http://sobakuni.com/  お店のHP(勝手に貼ってごめんなさい)

親爺さん一人でやってる趣味蕎麦感なのでホントは教えたくない。でも、井月庵のブログなんて見てる人少ないからまあ、関係ないか?

 

 

昨日、あんだけ蕎麦を食べたのに、翌日の夕飯に蕎麦が食べたくなりました。

200gの少量打ちで、十割を作って(こんくらいなら、20分でできる。後片付け入れても30分)などと自慢めいたことを言っておりますが。

件の少量打ちで、加水率考えなしの50%、ゆで時間60秒にして見ましたが、もう10秒くらい茹でてもよさそうな・・

ゴマダレドレッシングでと行きたいところでしたが、あいにく、そんなものはありません。

残念、なのか正解なのか。

楽あれば苦あり。


蕎麦食い行脚

2015年10月07日 | 蕎麦行脚

月曜の事ですが。

外出する用事があり、島田まで車で行きました。

蕎麦打ちのやる気充電を考えていたので、昼飯によさげなお蕎麦屋さんに行くことにしました。

ちょうど、目的地に行く途中に「ながいけ」さんがあったので「超粗びきそば」でもと思い立ち寄りましたが、あいにくの定休日でした。

そういえば月曜はお休みって書いてあったのを思い出して・・

ちょっと回り道しますがまだ11時過ぎたばかりなので、足をのばして「SOBA笑」さんに行くことにしました。

「SOBA笑」さんは月曜日、営業していました。

 

で、早速「せいろ」2枚

優しそうなオヤジさんの作る優しいお蕎麦。

ここのいいところは、蕎麦は勿論美味いのですが、編み込んだざるが好いんですよね。

1枚目食べたあと、昼時で立て込んでいた事もあり、少し2枚目までの時間がありましたので、民芸調のざるをしげしげとひっくり返してみたりして見ることができました。

うーん、すごくいい。

民芸調のざるといえば、気取って少しの量のお蕎麦と行きそうですが、盛もよくって井月庵には嬉しい。

すのこじゃなくっって、「充電するぞ」って気合が入ります。

つゆも細いおそばに合った、甘めの美味しいつゆ。

蕎麦湯はそば粉を溶いた、別あしらい。

食べ終わって、お茶を飲んでもそば茶だから、お蕎麦の香りをころさない。

「せいろ2枚」1200円

大変おいしくいただきました。(*^_^*)

 

でも、まだ蕎麦打ちの闘魂が完全充電された訳ではないのです。

「男のそば打ち」講座の最終日には組合のお葬式のため参加できません。

楽あれば苦あり

 

うーん、次!行ってみよう!

 

 

 

 


韮山の反射炉の近くのそば屋

2015年08月30日 | 蕎麦行脚

八月の終わり、仕事で伊豆の国市に行きました。

そろそろ、韮山の反射炉も以前の落ち着きを取り戻していることと期待して、昼飯を反射炉近くのお蕎麦屋さんでいただくこととしました。

 

反射炉に行く手前の道を左折して、山道を7,8分行くとあるお蕎麦屋さん。

「三つ割り菊」

12時少し前の到着ですが、平日ということもあってか、他のお客さんはいませんでした。

メニューはざると田舎のみ

達磨一門のお蕎麦屋さんです。

「ざる」と「田舎」を1枚づつ頼むと、「どちらを先にお出ししますか?」と花番さん。

「うーん、どうしようかな、」と濁すと、「では、ざるをお先に。」と帰ってきました。

ああ、やっぱり正解!そうですよね。スタンダードを楽しんだ後の田舎でなくっちゃ。

ざるのみとか、田舎のみなんて一期一会が勿体ない。

ざるそば800円

二八の細打ちで角の立ったおそばでした。

写真を見れば、美味そうなところが解るはず。

 

薬味も正統派。

つゆも翁・達磨系の美味しいつゆでした。

ああ、なんでもっと早く来なかったんだろう。

私の後に、次々と3組9人ほどがご来店。「タイミング良かった。(^^♪」

こちとら仕事合間の昼食だし、混雑にはとんとご無沙汰の田舎ぐらし。

 

続いて、田舎800円 2~2.5mmくらいの太打ちで、これは1、2本ずつ、御酒をなめながらゆっくりいただきたいサイズ。

でも、車だから無理ですが。

薬味とつゆが別に出てきましたが、必要ありませんでした。

薬味は、事前に必要ないですよと断れたけど。つゆは黙っていただいちゃいました。だって、初めてなんだもん。

太さもこれくらいが、ちょうどいい。

3mmくらいの割り箸サイズだと、完全にモグモグだし、逆にすするとかっこ悪い。

2~2.5mmの絶妙な太さ。

「ごちそうさまでした」

 

昼飯代1600円はかなり痛いので、出来れば、「お替り」(つゆ、薬味なし)を設けてもらうとありがたいのですが。

結構な山奥なのでしょうがないかな。

でも、得した気分でした。

 

 

相変わらず帆船模型に集中して、休日が過ぎます。

貴重な日曜の休日も・・・蕎麦打ちせず。

 

103号の難所通過中。

 

「天井が低い!?」

そうなんです。昔の米蔵を改装して、2階に住んでいるんですが、天井がアーチ型の「船底天井」

マストがつっかえるので、台座に置けません。

まだまだ、ラットライン張り。根気が物凄く必要です。修行です。苦行です。

でも、家族は井月庵が静かにしているので、いいみたい。

 

 

 


そばざんまい

2015年07月27日 | 蕎麦行脚

仕事で山中湖に行きました。

周りは、バカンス模様で、静岡の海っぺりとは違って、10度くらい涼しそうです。

昼食は前回、喰いそびれたお蕎麦屋さんに行きました

二八せいろ

800円

ざるが逆さまにして、盛ってあります。

お変わりで、粗挽き田舎

400円

逆のパターンでも合計1200円は同じです。

蕎麦湯は、別に作られている様で、11時の開店直後に行きましたが、トロトロの蕎麦湯でした。

井月庵ではトロトロ蕎麦湯を作る場合、そば粉を水で溶いて茹で湯に合わせる作り方をしていますが、

こちらでは「花粉、さらしな粉」の類を合わせている様でした。

 

 いくら避暑地にいるとは言っても、暑さにやられてしまします。帰りの車の運転は、冷房が効き始めるのと合わせて、睡魔が効き始めました。

 途中、サービスエリアで、30分ほど仮眠して(単なる昼寝か?)

 無事に帰還いたしました。

 

 夕方になっても相変わらず、暑いので、帰りに日本酒を買って、夕飯は冷でやりながら、日曜に打った蕎麦をカミさんに茹でてもらいました。

外二で打ったのですが、どうも繋がりが悪く、18cm位の短い蕎麦になりました。

 

ここのところ、水加減がきっちり決まりません。

 そば粉をいろいろ試したり、暑いので窓を開けて打ったり、環境変化の要素を加えると、途端に今までのそば打ちが安定しなくなるのは、自分のそば打ちのキャパが低いからなのでしょう。

 蕎麦道楽の井月庵には、商売じゃないので同じ味を毎回つくる必要は無く。

 試行錯誤を繰り返して、ジグザグに山を登るつもりです。

 

ということで、蕎麦ざんまいの そば三枚食べたというお話し。