そば切り 井月庵

趣味ではじめた、そば打ちの日記です。蕎麦で遊ぶ、蕎麦に遊ばれる日々 のはずが・・・ランタン、ストーブ、模型工作などへ

コンビニの蕎麦をいただく(井月庵チャレンジ)

2015年07月17日 | 蕎麦行脚

台風が接近してくると、動物の生存本能が働くのか、食べ物を買い込みたくなる井月庵であるが。

 

 コンビニのざる蕎麦には「ほぐし水」が付いていて食べる前にこれをかけて、固まった蕎麦を文字通りほぐす。

冷えて固まってるという事は、茹でてアルファー化したデンプンが、ベーター化しているとも考えられる。

 ご飯だって、「チン」して温めた方が美味いのだから、ざるそばだって、もう一度加熱して、アルファー化した麺を冷水で絞めてやれば、コンビニのざるそばが更に旨くなるのではないかと考えた。

 ということで、

  1.小さい鍋に湯を沸かし

  2.薬味のねぎを小皿に盛り直し、ワサビを出して添える。ほぐし水は・・・捨てる。

  3.固まったそばを沸騰した鍋にどぼんと入れて、箸でぐるぐるしながら、10~20秒

  4.小鍋から、ざるにあけて、水を張ったボールで粗熱をとり、冷水で絞める

  5.水を切ってざるに盛る

 盛りなおしてみるだけで、コンビニ蕎麦がレベルアップする。 数日間も「伸びない?」麺なのだから、もう一度少しくらい茹ででもへこたれない。

 写真を撮るのも忘れて、食べ終わりましたとさ。 井月庵チャレンジ まずは「成功」としておこう。

 

 


高橋邦弘さんの蕎麦を食べに行く

2015年05月14日 | 蕎麦行脚


薬味:さらし葱、大根おろし、山葵
小鉢:枝豆の湯葉、そば味噌
デザート:抹茶アイス







5月13日は山梨県、長坂 翁の30周年と言うことともあり、高橋邦弘さんの蕎麦会が有りました。運良く大分に行かれる前に、高橋さんのお蕎麦を頂く事が出来ました。

30分早く行って、高橋さんのそば打ちを直に拝見させて頂きました。

この日の為にビデオカメラを買っていたので、撮影もさせて頂いたのですが、高橋さんのそば打ちは、テレビ、YouTube、DVD等で見ているのと全く同じ様でした。以前、長崎 翁時代のテレビ映像を見せて頂いた事がありますが、その時からそば打ちが出来上がっていて、30年40年と経っても、仕事がブレていないのに驚きました。

高橋さんのそば打ちは、ビデオで撮るよりDVD買って見た方が、正解です。

撮影用に、手順、動き等を変えていませんでした。


綺麗なお蕎麦で、お汁が美味しい。ガツンと来るインパクトは弱く感じましたが、良く、氏のお蕎麦を食べて、蕎麦打ちになったと言う話を聞きますので、変に期待しすぎていたのかもしれません。

いや、十分に美味しいのですが、井月庵が舞い上がっていて、冷静でなかったような。

ただ、明確なのは、店、対応、蕎麦、薬味、小鉢、つゆ等々、総合的な完成度が高く、「これぞ、蕎麦」のお手本みたいでした。


相席の方に見覚えが有るのですが、直ぐに思い出せませんでした。
前の席の方に、取材でお蕎麦を食べ歩いていると話されているのを聞いて。

「ああ!蕎麦春秋の!いつも読んでます。」と初めてガテンが行きました。

なんと、編集長だったんです。

得した気分。相席していただいて、ありがとうございますm(__)m

帰りは嫁の運転で、楽チンでした。(飲んでたから。そりゃ、蕎麦前は大切でしょ。)

昼間からお酒を頂いてもカミさんに怒られない幸せ。

夜はそば打ち講習会に参加したのですが、その話はまた今度。

そば会の予約

2015年02月07日 | 蕎麦行脚

 NHKの「プロフェッショナルしごとの流儀」以来、高橋邦弘氏引退もあり、注目が集まっていることと思います。一度は味わってみたいと考えるのは蕎麦好きならお解かりいただけることでしょう。大分に行ったら、おいそれとは味わえなくなる訳で、機会が日々失われる焦燥感さえありました。

 以前、静岡で行われたそば会は、あっという間に定員いっぱい、締切でした。

 5月に長坂翁で雪花山房閉店のあと、蕎麦行脚が行われることをHPで知りました。

 HPの更新は1月28日、すでに9日も経っている。

 電話しても「もう一杯です」と言われるのが落ちだろう。と思いつつも、電話することとしました。

 

 

 結果、予約できた!!  1名

 嬉しくなって、嫁に電話しました。

 「平日だけど予約できた。そば会!(^^)!」

 「はぁ(ーー;)一人だけ?」

 「子どもは学校あるし、行けないよ。(自分は仕事を休む事になるが)」

 「はぁん(ーー;)」

 「まだ大きく公表されてないので余裕あるそうだけど、行く?」

 「うん(^^) 」

 

 さっそく、もう一度予約の電話をして、1名追加で2名にしてもらいました。

 しめしめ、これで蕎麦前を一杯やれるってもんです。

 

 ワクワクして、うれしくて、昼飯は職場近くの「こなや」さんで件の「かけとせいろ」。

 お店の人にも嬉しさが伝わるのか、何も話さなくても、いつもの5割増しの丁寧な接客。

 みんなにこにこ。

 

 そうだ、高橋さんのDVDや本を持っていったら、サインしてくれるかな?

 まだ2月始まったばかりなのに、5月が待ち遠しい。春ぁるよ来い、早ぁやく来い

 でも、仕事はゆっくり来ていただけると嬉しい。

 ぐずぐず、もそもそ、ひょろひょろ、ぐうたらだな。 だって せいげつあんだもの

 これ、ブログに書ぉっと。

 

 

 

 

 

 

 

 


そば打ち闘魂注入

2015年01月12日 | 蕎麦行脚
そば打ちを始めるきっかけとなったのは、富士宮の一閑人のお蕎麦を食べて、こんな蕎麦を自分でも作りたいと思ったわけです。
年に一、二回は初心に立ち返る意味と闘魂注入を目的として、食べに行きます。今回は愚息だけでなく、ばあちゃんの誕生日と言うこともあり、母を誘って行ってきました。三人で頂いたお蕎麦は、生粉打ちせいろ、玄挽きせいろ、とろろ蕎麦×2、そしてかけでした。他にもメユーありますが、やっぱり基本が外せません。
やっぱり旨い。


汁の焼き入れ棒を掲載します。


丸棒は転がるので、異形鉄筋の方が使いやすいです。

で、やる気を籠めて本日(12日)に打った蕎麦は伸しすぎたのと畳が雑になり、かなり細打ちのカッコの悪い蕎麦となりましたが。辛汁を付けて恥ずかしげもなく、ひとに配ってしまいました。


蕎麦の食べる順番

2014年12月17日 | 蕎麦行脚

先週のこと、焼津市の「わびすけ」さんにお蕎麦を食べにいきました。

もちろん仕事のついでなのですが。

「せいろ」630円と「かけ」630円をたのみました。結果として追加かけ430円ということで消費税別で1060円ということになりました。

先だって、「こなや」さんも「せいろ」と追加「かけ」で1000円という話をしたわけですが、そっばっ喰いにはありがたいお店というのはあるものです。 こちらとしては、2つで1360円、税込1468円と思っていたところ、いざレジ前で税込1144円と言われると、なんか得した気分になります。

で、「せいろ」 写真撮る前に食べてます。^^;

本わさびがついてます。

「かけ」 また、また一口食べちゃってます。写真撮るのは、食べる事より私の中での重要度としてはずっと下なので

これは治らないと思います。綺麗な写真を載せられなくて、お店の方や見られた方にはごめんなさいです。

まあ、写真を撮るより、すぐに食べたくなっちゃう魅力的なお蕎麦はいけないということで。

さて、いつも、「かけ」と「せいろ」を食べる井月庵ですが、気の利いたお店だと、こちらが言う前に「どちらを先にお持ちしましょうか」と花番さんが聞いてくれる訳で、2つ一緒に出てくるなんてのは、やっぱりいただけません。まあ、すべてが全てという訳でもありませんが、3口で終わる量ならいっぺんに出てきてほしいですが・・一般的に位にしておきましょう。

「どちらを」と聞かれない場合は、「〇〇を先に」とお願いする訳です。今度「〇〇を先に」と言わないとどうなるか試してみようかな。

以前、「せいろ」と「かけ」を1人でたのんだら、一緒に出てきたことがありました。

「えっ、のびちゃう」というと、「そんなにすぐにのびない」と返されたことがあったけど、食べるのも急かされるみたいであまりうれしくないかな。

「かけ」と「せいろ」どちらをと言われて、夏と冬で順番変えるとかありそうですが、井月庵は一年中「せいろ」が先で「かけ」が後です。

「かけ」をいただくと、汁も飲みたくなっちゃうし、お腹がほっこり落ち着くのは2つ食べた後にしたいからです。そういうわけで、蕎麦湯も最後にするか、幕間が空くときでしょうか。

追加が出てくるタイミングもお店や客足によっても違うでしょうし、どうと言うことはないのですが、やっぱりいいお店は「さすが」となるわけです。

自分でやったら、とてもできなくても食べ歩く方としては、そういうところも「そばのあじ」なのかもしれません。

 

うるさいジジイですみません。m(__)m