そば切り 井月庵

趣味ではじめた、そば打ちの日記です。蕎麦で遊ぶ、蕎麦に遊ばれる日々 のはずが・・・ランタン、ストーブ、模型工作などへ

韃靼そばその1

2015年12月17日 | 日記

昨日、会社の上司に韃靼そばをいただきました。

乾麺3食分と、そば粉500gです。

 

早速、夕食に乾麺を茹でてもらいました。ゆで時間5粉40秒

4:6割の乾麺で、もちろん4割が韃靼そば粉です。

ストレート汁が付いていて、裏の材料を見ると・・・・宗田節・・・鮭節!?

北海道の蕎麦つゆには鮭節が入っているのかぁ

 

舐めてみると、なんか違う。まあ、ストレート汁だし、ホントの処はわかんないか。

1束ゆでたら、3Lくらいの茹で汁は、黄緑色になりました。乾麺なのでこの茹で汁はさすがに飲めないと思い、飲みませんでした。

だって、塩分濃度高そうだし、麺をいただいた処で、普通そばの乾麺の少し苦い?くらいだったので・・・・・

良く締めてくださいとお願いしましたが、こんな感じ。

うーん、テレビで絶賛してるほど旨く感じないぞ。(甘いって言ってたんだが)

 

翌日、会社で、ありのままに伝えらた(汗)上司も、普通の方が美味いよねって言ってました。

次は、韃靼そば粉で手打ちして、蕎麦湯を飲んでいよいよ本丸に突撃してみるか。

 

延し板とか黄色くなるとイヤだから、少量打ちでやってみようと思います。

もしかして、韃靼そばは麺じゃなくて、水にといて蕎麦湯で飲んだり、焼酎で割った方がインパクトあるかも。

まずは200gだけ使って、2:8でいくか。

 

だいたい、苦そばって言われてんだから、普通のそばより旨い訳ないよね、どう勝手に期待してるんだってとこか?

やって見なくちゃ判らない。

もう、大人なんだから、やる前に判断付けろとはよく言われるが・・・

 

 


蕎麦に唐揚げ

2015年12月16日 | 日記

今月は、今のところほぼ毎日、一食は蕎麦を食べる結果となっている。

好きなので、苦にならないが、最早、家族は食べ飽きている。

一昨日の夕飯は、唐揚げであったが、井月庵には自分で打った蕎麦が、もう2食、冷蔵庫に入っていた。

前回の由比のそば粉で打った蕎麦なので、せいろで1枚食べてみた。

食べていて、ふと、この蕎麦は茹で置いて1日くらい置いた後、湯で戻し、冷たい下地でぶっかけで頂くのが合ってる様な気がした。

もちろん、ぶっかっけの汁はシイタケ、にんじん、鶏肉などが煮込まれているやつだ。

という事は、昔懐かしい、蕎麦だという事か?

 

以前、マツコデラックスさんの番組で、かけそばに唐揚げが入っている駅そばが紹介されていたのをふと思い出した。

やってみるか。

麺体の最後の5cmと切りくずを一緒にして種物で1食分にした奴で。

汁に唐揚げの油が出るくらい、しばらく浸して置くと、冷めた唐揚げが中まで温まって、柔らかくなる。

ああ、これ、有りです。

もしかしたら、蕎麦は何にでも合うんじゃないか?

かけそばに八宝菜、ちょっとそば汁を垂らしても旨かったが、ラーメン、パスタで旨い喰い方は、蕎麦でもOKなんじゃないかと思ってしまう。

カレー南蛮蕎麦はあるけど、カレー南蛮ラメーンやパスタは知らない。ましてや、とろろなんて定番も小麦連では聞いたことない。

うどんにとろろ掛けるかなぁ。カレーは定番だけど・・・讃岐うどんの好きなひとはカレーうどん好きなのでしょうか?

博多うどんなら、カレーも良くなじんで旨そうだけど・・・

 

ここまで来ると、孤独のグルメの世界か。 まあ、井月庵なので

 

 

先週NHKで放送していた韃靼そば粉を会社の上司が入手するらしい。井月庵にも、分けてくれるとの事なので

これは、待ち遠しい。期待してますぜ。

 

 

 

 


由井の蕎麦粉を・・

2015年12月14日 | 日記

先週のこと、1年ぶりに富士市大渕のお米屋さんから購入したそば粉で

今月二十歳になる姉の子供に井月庵の拙い蕎麦を納めさせていただいたのですが、お返しにそば粉を送って来ました。

これで打てという事です。

初めてのそば粉ですし、お土産でいただくそば粉の例を考えると

一抹の不安もあり、外二で1200gにして打つこととしました。 

軽く握ると、三つ、四つの塊になるので、繋がることが解って一安心。加水率は結果として46%でした。

かなり鬼がらの混じった全粒粉ですが、微粉に仕上げてあって、色の黒いお蕎麦になりました。

12人前なので、2人前ずつの3パックを提出して、残りの6人前は井月庵の取り分としました。

色の黒さが際立ちます。

かけにして夕飯にいただきました。

あれ、思っていたほど癖が無い。

明日はせいろで食べてみようかな・・・納豆そばにしようかなぁ・・

 

年末に向けて、そば膳の醤油と三河みりんを入手しました。

今週中にかえしを作っておかないと・・・

 


岩手の林檎と胡桃、そしてはちべえさんの蕎麦粉

2015年11月30日 | 日記

岩手県、盛岡の古い友人から林檎が送られてきました。

果物があまり好きではない息子も、美味しいと頬張ります。

ときを同じくして、クルミ割り器と合わせってネットで購入した胡桃が来ました。これは、先日の和胡桃が親子ともども気に入って、注文したものです。ミルクランドの胡桃と形状が違うので別の品種の様です。味、香りは富士宮で購入した方は強いようです。まあ、蕎麦と一緒で木が違うと味も変わると思います。

 

 

で、林檎  蜜がたっぷりで甘い。こういうのを静岡で食べるのは分不相応ですが、ありがたく頂戴いたしました。

家族そろって「美味しいねー」なんて久しぶりの会話です。

 

 

この胡桃割り器、「ほじくるみん」というほじくり棒が付いていて、竹串に比べて性能がかなりアップします。軽自動車とスーパーカー位違います。

思いがけず、林檎と胡桃が盛岡から届いて、偶然ですが楽しくなります。ついでに収益が被災地に援助されると書いてあるので、ちょっと善行をした思いにもなれます。

 

11月21日に静岡のそば祭りで購入した「はちべい」さんのそば粉1kgを打ちました。この粉は素人には打ちにくいので、3:7のセットになっています。(打ち粉も付いてる)1400円くらいだったでしょうか。

加水率49~50%くらいでした。

透明感のあるお蕎麦になる予定。

温かいお蕎麦用に1.5mm厚の1.5mm幅を目指して蕎麦打ちしましたが、結果的に1.8~2mm位になりました。^^;

正確な延しが出来ていないため、中央部分が厚くなっています。

写真で見るとかなり太い蕎麦の4枚だたみに見えますが、8枚だたみです。一番内側から順に打ち粉の量が減っていくグラデーションが出来れば理想的な気もしますが。打っているときには、そこまで気が回りません。

ゆで時間70秒で一度洗って、絞めて、再度お湯に一回どぼんしてかけそばにすると。

7:3だからか、そば粉のデンプン質が多いのか、つるつるのやや、しっかりした麺になりました。

さすがに、二杯も食ったら、お腹は一杯

冷蔵庫の野菜室にのこり3人前があるはずなので、明日は冷たいのと温かいのでいこう。

 

 


寒くなると温かい蕎麦がやっぱり恋しい

2015年11月16日 | 日記

季節の変わり目で、朝は寒いくせに昼は暑かったりする。

雨が降ったら遅刻して、、風が吹いたらお休みするハメハメハ大王の血を受け継いだ井月庵はすぐに体調を崩す。

(カメハメハ大王じゃない、ハメハメハです。)

 

先週、先々週と張り切って1.25kgづつを打ったのは良いのだが、さすがに家族にも食べ飽きられ、3人前が冷凍庫に収められる仕儀とあいなった。

冷蔵庫の野菜室にはひと月ほど前に封を切ったそば粉が800g程残っている。これは何とか可及的速やかに消費せねば、折角、手打ちにしても、あの冷蔵庫の独特の匂いが付いた蕎麦になってしまう。

自家粉もまだ、1kg残っているし・・「やはり、打つか。しかし6人前の600g、外二で・・」

先々週に打った北海道産のそば粉も何故か30gほど残っていた。きっと袋詰めの際にサービスしてくれたのだろう。1kgを計量して残ったそば粉は水で溶いて蕎麦湯にしたり、ソバガキにしたり一種の付録的要素であるので大いに喜ばしいのだが、何分、自粉を挽いたばかりだった。

割り粉100gに、その30gと、自粉70gを混ぜて、前述の800gから400gを抜いて、まことにいい加減なそば粉500gとした。

 

蕎麦打ちをしていると、どうしても、ホンの少っと余るそば粉が冷蔵庫に溜まる。

いまどきは、「何々産どこそこの何某製粉の何たらそば粉」という事にこだわった方も多いので、吟味して適量を混ぜたいわゆる「ブレンド」とは似て非なる「みんな適当に一緒にして混ぜちまえ」というそば粉は、こちらとしても何となく後ろめたい。

でも、捨てるなんて「もったいない。」

 

じゃあ、どうすんの?

「温かい蕎麦で、種物にすれば、喰えるだろ。」

(ここが問題だ、美味しく召上がって頂くんじゃなくて、出来るだけ不平が出ないように喰わせる事を考えている)

でも、自己弁護をさせてもらうと「古タイヤで作ったゴム製タピオカを販売して何が悪いか解らない」ことに比べれば、雲泥の差だと考える。

1、2合残っている米びつに、新米を入れちゃうとか、少し残った醤油さしに、新しい醤油を継ぎ足しちゃうとか・・・

むしろよくあることの様だ。

 

とかなんとか、考えつつ600gを捏ねる。尺八の木鉢は大きすぎなので、ステンレスの48cmくらいのボールで捏ねる。

で、延して、畳んで、切って。「夕飯は蕎麦!」宣言をして

 

 

銀杏を十数個と塩ひとサジを封筒に入れてレンジでチンして(500W1分40秒?)爆ぜないやつはトンカチで叩き割って

蕎麦前をいただいていると、出てきたのが。

「なんか、ツユ少なくない?」

いや、麺が多いんだ、これは。隣のカミさんのはちゃんと甘汁の中でお蕎麦が泳いでる。

かき揚げが少ないとか、揚げすぎだとか、つゆ薄いだとか、言い出したらきりがない。

だから言わない。こちらも、特選ブレンドそば粉である訳だし。

「寒くなると、暖かいお蕎麦が恋しくなるね。」・・・・

 

これは飲まずに居られない。

 

ここ2年、11月になると、駿府匠宿のそば祭りと、ミルクランドのそば祭りに行っている。匠宿は前回ご案内したとおりであるが、「朝霧高原そばの会」のHPを覗いても「やるよ!」って日程が書かれていない。

ミルクランド 富士宮で検索すると、10月のイベント欄に今年は11月23日にどうやら「やる」らしいのだが、11月の詳細は不明。