そば切り 井月庵

趣味ではじめた、そば打ちの日記です。蕎麦で遊ぶ、蕎麦に遊ばれる日々 のはずが・・・ランタン、ストーブ、模型工作などへ

柚子コショウのタヌキそば

2012年12月03日 | 蕎麦打ち

 12月2日(日)は朝から防災訓練でした。私は今年、班長当番なので朝8時から準備をしていました。
とても寒い日で、11時半頃に片づけが終わって、帰宅しました。

 14時から、先日のそば祭りの折に入手した「八兵衛」の自家製そば粉と割り粉、打ち粉10前1000円也でそば打ちすることとしました。
そば粉700g、割りこ300gの3:7そばです。
 とは言え、そばのいい香りがしますし、割り粉も、いつも家で使っているうどん粉とは違うと思います。
 
 初めてのそば粉は打ってみないと加水率が解らないので緊張します。

 わたしは、打つ前に水を40%、4%、4%の合計48%を3つのコップに用意しておきます。
 加えて、数%の微調整に拘るべく、噴霧器を用意しています。
 噴霧器を使うと言うと、そんな時間のかかることはできないと良く言われますが、加水不足になる寸前の加水率を目指して、ズル玉を嫌うと言う意味で1%(10g:1kgの場合)の適正加水に拘ることにしています。
 とはいえ、ズル玉の方が失敗しないので、多加水気味を許容します。

 結果から言えば、48%の加水でもかなり固かったため、スプレーで1%を加えましたがそれでも、延すのに苦労しました。
そば祭りで「八兵衛」の親方がぐいぐい延しているのを思うと、さすがプロとうなるしかありません。

 延すのに苦労しましたが、打ちあがったそばは
 寒かったので、3時のおやつ代わりにタヌキ蕎麦を1人前ゆでて、子供と半分こしました。
 薬味に、小河内のサスウさんが自家製で作っている「柚子コショウ」を小指の爪の先ほど入れました。
 柚子の香りがほのかに香って、贅沢タヌキとなりました。


 食べ終わった後も、ポカポカと温かいです。



 そのままだと、とても辛いです。

食べ終わる前に、思い出して、慌てて写真を撮りました。^_^;