4月になると仕事も一段落するため、そばを打ちたいというご所望がありました。
そこで、道具一式を車に乗せて出張いたしました。
挽きぐるみにの地粉で、始めに300gで説明しながら打ちました。
その後、ご当人に300gで打っていただきました。
はっきり言って、200~300g程度の少量だと水をはじめとした計量がとてもシビア
になります。また、すべての作業が小さくなって、打ちづらいです。
ほんとは500g程度を打った方が良いのですが・・失敗したときに5人前を食べるのが
ちょっと辛いです。本人の責任でやる分にはいいのですが、そば粉が貴重なものであるた
め、失敗しても1~2人で食べられる分量としました。
打ち終わって、11時から茹での解説をいたしました。
蕎麦は、茹でて完成するので、ほんとは生めんを人にあげるのは、試合放棄をしている
のと同じなのですが、他人の台所に踏み込むにはそれなりの付き合いも必要となりますね。
奥様が、取れたての筍とタラの芽を天ぷらにしてくれました。
写真には少量が写ってますが、もっと一杯あったんですよ。甘くて歯ごたえもありながら、柔らかい筍でした。
打ち立て、ゆでたてのお蕎麦と、旬の天ぷら。食べ終わる頃に写真を撮るのを思い出しました。
ごちそう様です。
蕎麦の楽しさにハマってくれればいいのですが。