蕎麦猪口は、「チョク」、「チョコ」、どちらに読んでもいいようである。
どっちでもイイが、井月庵はお酒をいただく器を「チョコ」
お蕎麦をいただく器を「チョク」と使い分けている。何故かは自分でも定かではないが、「チョコ」を使うときは、「おちょこ取ってください」などと
「お」を付けて呼ぶからだと思う。だいたい「おちょく取ってください」とは言わず、もっとぞんざいに「ちょくください」の方が蕎麦を食べる雰囲気である。
しかし、蕎麦前などと、お蕎麦をいただく前にお酒をいただく場合も多々あるわけで、使い分けないと混乱することになる。
「コ」は大きさを表して、「小さい」と解釈すれば、蕎麦猪口ではなく、「チョコ」が日本酒にはぴったりだが、蕎麦湯を焼酎で割る場合は「チョク」であろう。
駿府城の桜も満開の花曇り
タケノコを掘って、釜でゆでながら、『ちょうど良さそうな』節で切って『猪口』を10個ほど作ってみた。
タケノコは、土をたわしで落として、縦に切れ込みを入れて、水からゆでる事10~15分 唐辛子を2,3本と糠を一握り放り込んで
待つ事しばし。
となれば、これは「チョクかチョコか」
切り立ての竹の切り口からにじみ出る樹液はさっぱりとした「甘み」があり、なるほど切り口に虫が直ぐに寄ってくる。
お前も気になるのか?コテツ?
でも、あげない。
タケノコが茹るまで「猪口」をなめて持つことにしよう。
もう、読み方はどうでもよくなってきた。