22日の日曜日、日帰りで富士から千葉県四街道まで段位認定の講習会に参加してきました。
講習会は13:00から17:00まででしたので、当日でも参加できたのです。
さすがに片道200Kmは長かったのですが、痛風で足を引きずりながらでも、全然大変ではありませんでした。(あれ、ほんと?)
久しぶりに世界でも有数の大都市東京の首都高速を走るのは不安もありましたが、現代では地図の読めない嫁の代わりに
井月庵の隣にグーグルマップがついてくれました。
これがなかったら、東名から首都高、湾岸線・・へは進めません。
などと考えているうちに 8時に家を出て11時に会場に到着。早めのコンビニ弁当で昼食をとって12:15まで車内で昼寝をしていました。
来週が試験当日ということもあり、受講者が少なかったのでしょうか?二段7名、初段6名の13名が2部構成で模擬練習打ちをしました。
初めに4段の講師2名によるそば打ちと説明がありました。
たたみについて四つ折りと三つ折りについて確認したところ、「三つ折りは認めない」とのことでした。「要項にある初段21cm以上ということは麺42cmのことか?」という確認に「そうです」という回答をいただきました。
四段以上では「そばを持ち上げても25cm以上につながっている。」となっているので100cmのうち台より大きくなります。また、麺の延長は50cm・・・・・長すぎて食べ難くないかい?
まあ、今回は初段だし、初めてなので84cmにのしてたためということで素直にせねば。(;^_^A
初めての粉で、少し緊張したのでしょうか?7:3ということで350ccではなく、340ccを最大加水量と踏んで水回しを始めました。
3回目の加水を終えて、こぶし大ほどを練ってみるとよさそうか少し柔らかく感じました。いいだろうろいうことでまとめてみると・・・あれ、ちょっと固い
時間を限られた段位認定では、少し柔らかめ位がちょうどいいと考えていたので、「手水しようかな・・・」などと首を傾げたのを見逃さず、講師から、「自信無げな態度は良くないから、失敗しても堂々としていた方がいいよ」とアドバイスを受けました。
(でも、やっぱり自信なんて無いよ~)
水の残量は30cc位ありましたから、加水率44%くらいでしょうか・・(ちゃんと計算しろ)「ええーい、ままよ」
のしてみると案の定、伸びがよくない。せっかくこぶし大ほどでも水加減を確認したのに、結果に反映されない残念な事態です。まあ、そば打ちに限らず、全ての努力が報われる訳ではなく、報われない努力も多々あるわけで、むしろ、報われない努力は、やってみただけで、努力じゃないと叱責されそうです。
どうにか、時間内に終了しましたが、「何番、終了しました」と手挙げて、ふとうち台を見ると・・打ち粉のケースが!
終了後に案の定、「これ、いらないよね」とご指摘。かたずけは、特別な技能がいらないのだから、今からでも確実に短い時間で動作できるようにとのご指導をいただきました。
終わって、道具のかたずけをしていると、講師の皆さんが、いろいろ気づいた点を伝えに来てくれました。
麺を生舟に入れるときの綺麗な入れ方をご指導いただき、持ち帰り用の舟に入れ替えるときにやって見せていただくと・・確かにピシッとして綺麗。いや、参った。参った。
水回しは、鉢の「真ん中だけじゃなくて、ヘリのあたりまで大きく廻せ」とか、「もっと、堂々としていないとだめだよ」とか
「ひげを短くしろ」だとか、「汗止めの襟巻は白にして肌着の中に入れろ」とか・・・結構いっぱい指導されてる。
採点表はもらえなかったけど、やっぱり、講習会に参加して良かった。出稽古じゃないけど、「競技制を加味したそば打ち」というのもこれはこれで面白いと思いました。初めて会った方々でも、そば打ちを通してすぐに仲良く話せる。全麺協の思惑通りですなぁ(^^♪
ほんとは会場の片付けもお手伝いしたかったけど、帰りの道程を考えて、そ知らぬふりで「今日は、ありがとうございました。それじゃ(失礼します)」といって素早く会場を後にしました。
講師打ちと、自分の模擬打ちのビデオは全編撮影しました。(写真は一枚も撮ってないよぉ~ この日記用に一枚くらい撮っとけばよかった。)笑点と真田丸は録画予約しといたし、無事に家に帰りついて。
寝る前にビデオカメラの小さいモニターで講習会を振り返りながら眠ってしまったとさ。
結局、5月のそば打ちはこの1度きりのような気がする。金曜の夜くらいに一回できればいいのですが。