濃飛バスは岐阜県高山市を拠点とし、その名前の通り「美濃」と「飛騨」に展開するバス会社で、正式社名は濃飛乗合自動車とする名鉄のグループ企業です。
JR・高山駅から濃飛バスで1時間ほどのところ、平湯温泉にある平湯バスターミナルは、「アルプス街道平湯」として、1階に土産物店とレストラン、2階に団体客用の大レストラン、3階に内湯と露天風呂がある複合施設。そしてここを運営するのも濃飛バスです。
かなり広い浴室には大きな浴槽が合って、源泉そのままの褐色のお湯が掛け流されています。お湯の質はサラサラしていて、入浴感は薄いが、上質なお湯であることがわかります。また、内湯の一部がジャグジーになっています。
浴室には大きなガラス窓があって、北アルプスの雄大な景色を見ることができる…これは貴重です。
また、バルコニーには露天風呂が設えられていて、開放的な気分で温泉に浸かることができます。ただ、無粋な目隠しのすりガラスによって、露天風呂に浸かったままでは北アルプスは望めません。せめて男湯だけでも目隠しを外せばいいのに。
ややスーパー銭湯的ではあるが、スキー客がここで汗を流して温まって帰るには丁度いいでしょう。
この施設の温泉名は「バスターミナルの湯」とのこと。そのまんまやがな…でもまあ、路線バスで温泉を廻ると「バスde温泉」テーマにはぴったりですね。
・場所:濃飛バス・平湯温泉BS
・泉質:炭酸水素塩泉 50度
・訪問日:2008年2月25日