湯の峰温泉の由緒である東光寺の小さなお堂の奥に、この公衆浴場があります。
この建物の中には、源泉を薄めて石鹸を使えるようにした一般温泉とともに、濃厚な源泉そのままの「薬湯」があります。
強烈な硫化水素臭が充満している「薬湯」は、10人も入ればいっぱいの小さい浴室。
ここでは加水していないので湯温はかなり熱いが、濃厚でまるで水銀に浸かっているような入浴感があります。
泉質なら間違いなく「つぼ湯」よりこちら!
実はワタシ、人より多少は多くの温泉を巡っているつもりだが、その中でもナンバーワンの温泉と思っているのがここなんですね。
つぼ湯のために長時間の順番待ちするよりは、空いていて、しかも極上湯のこの薬湯。
ここは日本の温泉の至宝なんではないかな。
- 泉質:含重曹硫化水素泉 92度
- 場所:奈良交通、熊野交通、龍神自動車・湯の峰温泉BS
- 訪問日:2008年2月27日