大阪から近鉄特急で約2時間、宇治山田駅で各駅停車に乗り換えて、鳥羽駅のひとつ手前、池の浦駅で降ります。この駅から国道に出て鳥羽方面に少し歩いたところ、海鮮のお土産屋に併設されてる食堂です。
ここは鳥羽磯部漁協の直営で、その22の支所から、その日の朝にあがった海の幸が集まっているとのこと。その日の漁によって内容が変わるので、本日の刺身は、この玄関の海女さんのマネキンがプラカードを持たされているんですね。平日の11時ぐらいに伺ったものの、すでに満席状態。人気の程がわかります。
いろいろあるメニューの中で、この食堂お奨めの組合長定食(3,500円)と、赤あわび(2,500円)を同行者とシェアすることにしました。組合長定食は、お刺身の盛り合わせと、焼き貝、伊勢えび、揚げ物、煮魚、みそ汁、ご飯がセット。かなりのボリウムですね。
お刺身はタコ、マグロ、スズキ、サザエなどなど…どれも新鮮。煮魚も身が厚い。
揚げ物はかき揚げとアジのフライ。身はジューシーながら衣はカラッと揚がっている、なかなかいい感じ。
焼き貝はサザエと大アサリ。この大アサリが実に旨い!伊勢えびは丸ごと一尾です。身はぷりぷりでミソもたっぷり残っています。実に贅沢な一品ですね。この内容でこの値段は破格ですよ!
あわびは今日は赤あわびだったのだが、焼きでお願いしたところ、身が独特のコリコリした歯ざわりで、これだけでも堪らんのだが、濃厚な肝と一緒に口に運ぶと、口いっぱい磯の薫りが広がる…もう言葉にできない旨さですね。
これだけでも充分お腹一杯なのだが、せっかくなのでしらす丼(700円)を追加注文してしまいました。風味豊かなしらすが「これでもか!」っとご飯に載せられている。お腹一杯にもかかわらず、ついつい箸が進んでしまいました。このお店、コストパフォーマンスも抜群だが、全席禁煙なのがうれしいですね。休日はかなり混雑するとのことなので、朝11時の開店直後の来店がお薦めのようです。再訪必至!
- 営業時間 11:00~15:00
- 定休日 水曜
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