このバス会社は、和歌山県の白浜に本社を置き、白浜町や田辺市に路線を広げています。
近鉄グループに属するが、昭和30年代、この地域を巡って南海電鉄と近鉄による覇権争いがあり、その名残で、南海も同社の大株主となっています。
白浜駅と紀伊田辺駅を拠点に、田辺市内と白浜町内を中心に運行。地元の足をになうと共に、白浜では観光路線と使途の性格も持っています。
このバス会社には高速路線もあり、JR大阪駅~なんばOCAT~紀伊田辺駅~白浜アドベンチャーワールド間を西日本JRバスと共同運行する大阪-白浜線。
他にも、西日本JRバスと共同運行神戸-白浜線 。和歌山バスと共同運行の和歌山-白浜線があるが、特に大阪-白浜線は好調で、徐々に便数を増やしていき、写真のように新車の日野セレガも導入、現在1日8往復となっています。
いっぽう、高速バスではないが、白浜古賀浦~南紀白浜空港~白浜駅~本宮大社前~新宮駅を結ぶ熊野古道スーパーエクスプレスを運行しています。
これを使うと、白浜温泉・白浜空港から一直線で熊野古道を訪れることができ、飛行機利用の観光客には人気です。
明光バスの車両のほとんどが日野自動車製。自社購入車に加え、近鉄バスからの移籍車両も。
近鉄バスから近年移籍してきた車両は、近鉄バス時代の塗装を変えることなく使用しているので一目瞭然。
他にも京阪バスや大阪市交通局からの移籍もあるようで、京阪からの移籍車両は左フロントに歩行者確認用の小窓があるから、すぐ判りますね。
明光バスの現在の車体色はブルー一色だが、今でも旧車体色のブルーと白の波模様も残っています。これに加え近鉄バスカラーもあるから統一性に欠けるなぁ…
ローカルのバス会社はどこも厳しい運営を強いられているなか、この会社ではレインボーのノンステップバスとか、これからのコミュニティーバスの決定版、日野ポンチョを導入しているます。
かなりがんばっている部類ではないかな。
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