ご存じない方も多いのではないかと思うが、大阪市内にはいまだに渡し舟が8箇所もあります
大阪渡船場マップ
今回、大阪市が運行している渡し舟で、此花区の桜島から安治川を横断して対岸の天保山へ行ってみました。
日本最低山・天保山に直通のこの船は、登山電車とか登山バスではなく、おそらく日本でここだけの登山船。さぞ船頭の多いことでしょうね…
渡し舟は道路と同じと考えられており、自転車もOKで利用は無料。この天保山渡船は外国人の乗客が多いのもユニークで、彼らの多くはユニバーサル・スタジオ・ジャパンのスタッフです。
30分に1本の、あまり頻繁とはいえないダイヤだが、船着場には待合室もあるし、利用者の多くはダイヤを把握していて、出航の直前になってからわらわら集まってきます。
渡し舟といっても結構大柄な船なのだが、船内には椅子どころか窓ガラスもありません。そりゃそうでしょう、あくまでもこれは道なのだから。
乗船時間は5分ぐらい。途中、ユニバーサルシティと、大阪の人気集客施設の海遊館とを結んでいるキャプテンラインのクルーザーと併走しました。こちらは片道600円の有料航路なので、さすがにエアコン完備で窓ガラスも椅子もあるようです。
天保山の桟橋に着いたら、ここでお約束の天保山登山を。
天保山ではジンベイザメがゆったり泳ぎ回る水族館「海遊館」と、近ごろ、麺哲の出店でラヲタ感涙の商業施設「天保山マーケットプレース」が、オープンから20年近くになる今でもいまだに人気を保っています。
海遊館での大阪人の会話はおもろいですよ!「あの魚、食えるんやろか?」とか「あの魚、旨いんやで!」とか…必ず言ってますよ。(断言)
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