北近畿タンゴ鉄道の宮津駅から10分ほど歩いたところ、宮津市役所の近くの路地裏にある洋食屋さんです。このお店、噂には聞いていたんだが、あまりにも遠くてなかなか訪れることができずにいたが、今回、ようやく来ることができました。
1階は厨房、2階がダイニングになっていて、創業は大正年間のかなりの老舗。バルコニーのある洋館風の外観は、静かな住宅街の中でひときわ異彩を放っていますね。
海老フライ(1,300円)は身がプリプリの立派な海老が3尾も並んでいる。ボリウムあるなぁ…タルタルソースが上品な味わいですね。つけ合わせのポテトサラダや玉子サラダなど、色あいも豊かです。
タンシチュー(1,300円)は、つけ合わせはエビフライと共通ながら、こちらには分厚いタンが横たわっていて、デミグラスソースがたっぷり掛けられている。このソース、コクがあって実に大人の味なんです。しかしそれよりも、箸で切れるほど柔らかいタンが値打ちあるなぁ…
この日、後ろに団体の予約が入ってるとのこと、ゆっくり食事できそうになかったため、オムライスをテイクアウトし、天橋立の傘松公園でいただくことにしました。少々冷めたものの、それでもバターの風味が際立つ豊かな味わいを楽しむことができました。
日本三景を眺めながらの洋食…これはこれで一興ですね。
- 営業時間:11:00~14:00、16:00~19:00
- 定休日:木曜
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