JR大阪環状線・市営地下鉄中央線の弁天町駅からすぐのところ、大阪環状線の高架下にある交通科学博物館に400円の入館料を払って館内に入りました。1962(昭和37)年に「交通科学館」として開館したこの博物館、52年目を迎える4月6日に閉館となってしまいます。今日は子どものころから親しんできたこの博物館にお別れするために来ました。
ここでは、閉館になる4月6日にかけて、交通科学博物館さよなら企画展「52年の軌跡展」が開催されています。
約半世紀の間、移り変わる交通体系の中で、交通科学博物館がどのように変化し続け、博物館活動を行ってきたかを振り返り、ご紹介するもので、開館記念入館券、開館頃のパンフレット、交通科学館展示計画、開館式招待者名簿など、普段の展示では目にするもとの無いものが展示されています。昔の「交通科学館」時代の写真、子どもの頃がよみがえるなぁ…
でも今回、ここに来た本当の目的はこれなんやけどね(汗)
この博物館では屋内展示と屋外展示があって、屋内展示では日本の鉄道創世記から現代まで、技術の進歩をわかりやすく展示しています。新幹線開業前の大阪駅プラットフォームを再現したジオラマではアマチュアカメラマンが群がっています。
旧型電気機関車のEF53は地味で人が寄りついていないが、実は貴重な展示なんですよ。
ここは鉄道だけではない。高速バスの嚆矢となったドリーム号の三菱ふそうB906Rが展示されています。
この日は閉館企画として特別に、車内に入ることができました。今の目から見たら実に小さいシートです。これで東京・大阪間を乗り通すのはかなり苦痛だったでしょう。この当時、まさかこんな夜行バスが寝台列車を駆逐することになろうとは思いもしなかったでしょうね。
屋外にも貴重な車両が静態保存されています。キハ81もここだけの展示。
2年後、梅小路蒸気機関車館を拡張して新しい交通科学博物館がオープンする予定なんだが、この流麗なDD54も梅小路に連れて行ってくれるんでしょうね。
前回、この交通科学博物館を訪れたのは5年ちょっと前。
その時の記事に、ここに展示されている車両と同年代の車両(103系)がいまだ現役で、この建物の上の大阪環状線をいまだに走っていると記したが、さすがに数は減らしているものの5年経ってもまだ走っている…それにしてもJR西日本は物持ちがいいというか…車両を使い倒すこと徹底してますね。
- 開館時間:10:00~17:30(入館は17:00まで)
- 休館日:月曜・12月29日~1月2日(祝日・学校の春休み・夏休みは開館)
そうなんです、無くなるんです。
跡地はどうなるんでしょうかね。
施設をそのまま大阪市が買い取って市電と市バスと地下鉄の博物館にしたらいいと思うんですが。
交通科学館無くなるのですか.......知らなかったw
ショックです。
私が小学生の頃遊びに行ったり、子供が小さい頃よく遊びにいきました。
絶対閉館までに行きます。
PS:記事読んで知りました。おめでとうございます。