二回目にご紹介する石はこちら
『チューライト(和名:桃簾石)』
書籍及びネット等による詳細は以下の通り
ゾイサイト(和名:灰簾石「かいれんせき」)は
『エピドート(緑簾石)』の仲間で、
緑簾(りょくれん)石グループに属するケイ酸塩鉱物の一種。
変成岩やペグマタイト中で多く発見される。
スロベニアの科学者・ジグムント・ゾイスにちなんで命名された。
1805年、スロベニアのザオアルペ山脈でこの鉱物を発見した
鉱物ディーラーのシモン・プレシェーレンが、
ゾイス氏の元にこの鉱物を持参したことから、
発見地にちなんで「ザオアルパイト」と呼ばれていた時期も。
「クリノゾイサイト」(和名:単斜灰簾石「たんしゃかいれんせき」)は、
成分が同じで結晶構造の違う同質異像の鉱物。
ゾイサイト(灰簾石)の色は青、すみれ色、緑、茶色、ピンク、黄色、グレー、無色等多様で、
無色のものは宝石として好まれ、また半透明から不透明なものは主として彫刻等に用いられている。
また、ゾイサイトはかつて「黝簾石(ゆうれんせき)」とも呼ばれたが、現在は使われていない。
マンガンによりピンク、バナジウムで青から紫色になる。
前者を『チューライト』(和名:桃簾石「とうれんせき」)、
後者は『タンザナイト』(ティファニー社が産地名に因んで付けた商業名)。
チューライトはノルウェー古代の産地名“ツーレ”に因む。
グリーンのゾイサイトはタンザニア産で、現地では『アニョライト』と呼ばれる。
ゾイサイトの変種であり、変成岩の一種でもあるアニョライトを構成しているのは、
緑のゾイサイトと黒の「チェルマカイト」、そしてルビーの結晶。
アニョライトに含まれるルビーは、宝石になるほど上質なものは滅多にないが、
ゾイサイトの緑と見事なコントラストを織り成し、独特の美しさを醸し出している。
ゾイサイト(灰簾石)の主な産地はタンザニア(主にタンザナイト)、
ケニア(主にアニョライト)、ノルウェー(主にチューライト)、
スイス、オーストリア、インド、パキスタン、アメリカのワシントン州等。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/74/6e/e1c3840fe411074d130731995145eee0.jpg)
満開の桜の園を彷彿とさせるとても可愛らしい石です。
後日、日本産のチューライトを
特に『桜ライト』と呼ぶと知り
偶然ですが思わぬ一致にビックリしました(笑)。
ちなみに『桜ライト』は大和撫子の石だそうです。
色ももっと赤っぽい感じでしょうか?
私はピンクの方が桜のイメージがあります。
石の名前に桃が入っているので
桃の花でもピッタリかもしれませんね。
次回は2016年に発見された新種の鉱物
グレープ・カルセドニー(パープル色のカルセドニー)を
ご紹介したいと思います。
お楽しみに~!
『チューライト(和名:桃簾石)』
書籍及びネット等による詳細は以下の通り
ゾイサイト(和名:灰簾石「かいれんせき」)は
『エピドート(緑簾石)』の仲間で、
緑簾(りょくれん)石グループに属するケイ酸塩鉱物の一種。
変成岩やペグマタイト中で多く発見される。
スロベニアの科学者・ジグムント・ゾイスにちなんで命名された。
1805年、スロベニアのザオアルペ山脈でこの鉱物を発見した
鉱物ディーラーのシモン・プレシェーレンが、
ゾイス氏の元にこの鉱物を持参したことから、
発見地にちなんで「ザオアルパイト」と呼ばれていた時期も。
「クリノゾイサイト」(和名:単斜灰簾石「たんしゃかいれんせき」)は、
成分が同じで結晶構造の違う同質異像の鉱物。
ゾイサイト(灰簾石)の色は青、すみれ色、緑、茶色、ピンク、黄色、グレー、無色等多様で、
無色のものは宝石として好まれ、また半透明から不透明なものは主として彫刻等に用いられている。
また、ゾイサイトはかつて「黝簾石(ゆうれんせき)」とも呼ばれたが、現在は使われていない。
マンガンによりピンク、バナジウムで青から紫色になる。
前者を『チューライト』(和名:桃簾石「とうれんせき」)、
後者は『タンザナイト』(ティファニー社が産地名に因んで付けた商業名)。
チューライトはノルウェー古代の産地名“ツーレ”に因む。
グリーンのゾイサイトはタンザニア産で、現地では『アニョライト』と呼ばれる。
ゾイサイトの変種であり、変成岩の一種でもあるアニョライトを構成しているのは、
緑のゾイサイトと黒の「チェルマカイト」、そしてルビーの結晶。
アニョライトに含まれるルビーは、宝石になるほど上質なものは滅多にないが、
ゾイサイトの緑と見事なコントラストを織り成し、独特の美しさを醸し出している。
ゾイサイト(灰簾石)の主な産地はタンザニア(主にタンザナイト)、
ケニア(主にアニョライト)、ノルウェー(主にチューライト)、
スイス、オーストリア、インド、パキスタン、アメリカのワシントン州等。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/74/6e/e1c3840fe411074d130731995145eee0.jpg)
満開の桜の園を彷彿とさせるとても可愛らしい石です。
後日、日本産のチューライトを
特に『桜ライト』と呼ぶと知り
偶然ですが思わぬ一致にビックリしました(笑)。
ちなみに『桜ライト』は大和撫子の石だそうです。
色ももっと赤っぽい感じでしょうか?
私はピンクの方が桜のイメージがあります。
石の名前に桃が入っているので
桃の花でもピッタリかもしれませんね。
次回は2016年に発見された新種の鉱物
グレープ・カルセドニー(パープル色のカルセドニー)を
ご紹介したいと思います。
お楽しみに~!