四回目にご紹介するのはこちら
『松茸水晶(英名:セプター・クォーツ)』
内蒙古産
今回のフェアで特に目についたのは
中国でも更に奥地のモンゴル方面で産出されたもの
これもその中の一つでしょうか。
松茸水晶(=セプター・クォーツ)の群晶(=クラスター)タイプです。
松茸の形をした水晶が放射状に伸びていて
きのこの山みたいで可愛いです。
三方向から撮影してみました。
根本部分の苔色は恐らくクローライト(=緑泥石)かと
セプター・クォーツで有名なのは
傘部分がアメシストで軸がスモーキー・クォーツタイプですが
モンゴルやヒマラヤ付近で産出する石は
全体的にミルキータイプが多いみたいですね。
続いて、購入したお店は違うんですが
同じ中国奥地つながりということで
『チベタン・ターコイズ(和名:トルコ石)』
チベタンとはチベット産を意味しますが
実際に産出されたのは別の地域。
ネットによる説明だと
交易品としてイランから流入したトルコ石がルーツ。
古いものはチベットに渡ってから、1000年以上経っているものもあり、
アンティークとしての価値があるとか。
大昔のチベットでは、ターコイズはお金のように扱われ、
我が子がお寺に小坊主として入る時の持参金(持参石)として、
親は畑を売ったり大変な苦労をして
良いターコイズを手に入れたという記述が
ミラレパ(チベットで最も有名な仏教修行者(1052-1125年))の
伝記の中にも記載がされているらしいです。
また、チベットのカム族女性のように、頭にかぶる帽子に、
びっしりターコイズを縫いつけてあったり、
三つ編みにした髪の毛にターコイズを編みこんだり、
ネックレスや数珠の一部にもターコイズが使用されている。
トルコ石と言えば、明るい青や空色を想像しがちですが
こちらのタイプは鮮やかな緑。
私の中ではこちらの色の方がチベットのイメージと合いますね。
裏側の中心部分に縦に細い溝が刻まれており
恐らく装飾品として使われた名残かと思われます。
もともとがアンティークならそれも道理ですね。
次回は珍しいアイオライトとサンストーンの混合石を
ご紹介したいと思います。
インクルージョンタイプはよく見かけますが
綺麗に区分けされて混在しているのは初めてかも。
ぜひともお楽しみに~!
『松茸水晶(英名:セプター・クォーツ)』
内蒙古産
今回のフェアで特に目についたのは
中国でも更に奥地のモンゴル方面で産出されたもの
これもその中の一つでしょうか。
松茸水晶(=セプター・クォーツ)の群晶(=クラスター)タイプです。
松茸の形をした水晶が放射状に伸びていて
きのこの山みたいで可愛いです。
三方向から撮影してみました。
根本部分の苔色は恐らくクローライト(=緑泥石)かと
セプター・クォーツで有名なのは
傘部分がアメシストで軸がスモーキー・クォーツタイプですが
モンゴルやヒマラヤ付近で産出する石は
全体的にミルキータイプが多いみたいですね。
続いて、購入したお店は違うんですが
同じ中国奥地つながりということで
『チベタン・ターコイズ(和名:トルコ石)』
チベタンとはチベット産を意味しますが
実際に産出されたのは別の地域。
ネットによる説明だと
交易品としてイランから流入したトルコ石がルーツ。
古いものはチベットに渡ってから、1000年以上経っているものもあり、
アンティークとしての価値があるとか。
大昔のチベットでは、ターコイズはお金のように扱われ、
我が子がお寺に小坊主として入る時の持参金(持参石)として、
親は畑を売ったり大変な苦労をして
良いターコイズを手に入れたという記述が
ミラレパ(チベットで最も有名な仏教修行者(1052-1125年))の
伝記の中にも記載がされているらしいです。
また、チベットのカム族女性のように、頭にかぶる帽子に、
びっしりターコイズを縫いつけてあったり、
三つ編みにした髪の毛にターコイズを編みこんだり、
ネックレスや数珠の一部にもターコイズが使用されている。
トルコ石と言えば、明るい青や空色を想像しがちですが
こちらのタイプは鮮やかな緑。
私の中ではこちらの色の方がチベットのイメージと合いますね。
裏側の中心部分に縦に細い溝が刻まれており
恐らく装飾品として使われた名残かと思われます。
もともとがアンティークならそれも道理ですね。
次回は珍しいアイオライトとサンストーンの混合石を
ご紹介したいと思います。
インクルージョンタイプはよく見かけますが
綺麗に区分けされて混在しているのは初めてかも。
ぜひともお楽しみに~!