お待たせしました!今回からようやく『水晶』特集となります。
第一弾は『青水晶』です。
水晶専門のコレクターがいるほど
とにかく多種多様な色や形が存在するのが水晶です。
一般的には水晶と一括りに分類されていますが
透明度のないものを『石英(クォーツ)』
透明度のあるものを『水晶(ロック・クリスタル)』
工業用途分野では『珪石(けいせき)』
鉱物標本や観賞用の置物として
結晶が群生しているものは『突鉱』と
様々に区別されています。
それだけ奥が深いということですね。
天然石の世界では水晶に始まり水晶に終わるという
ことわざまであるとか。
最初に手にするには一番馴染み深く
(日本は世界有数の水晶産出地です)
値段が手頃で、何より見た目が綺麗
(これは天然石では最も重要な要素です!・笑)
それらの条件を全て網羅しているのがこの水晶だと思います。
パワーストーン業界においては
もはやなくてはならない最強のアイテムでしょう。
その中でも私が一番好きな
青い石である青水晶には特別な思い入れがあります。
今回は二種類ある青水晶のうち
インディゴライトと呼ばれる
紺色の針状結晶インクルージョン(=含有物)を内包する
水晶の変種をご紹介します。
購入したのは昨年のジェムアート展にて
(ジェムアートについては
アパタイト・ボールの回にて
説明がありますのでご参考に)
一番初めにご紹介した天然石
『Rose do France』(ライラック色のアメシスト)と
同じ店でした。
ガラスケースの中に大切そうに陳列され
しかも置かれた向きが後ろ向き…。
おかげでどんな石かわからず
お店の人に頼んで取り出してもらう際には
ちょっぴり緊張しました。
けれど現物は想像以上に素晴らしい石でした!
(値段の方も想像以上でしたが・笑)
一目で気に入り購入となりました。
『Blue Quartz(Indigolite Quartz)』
Jenipapo mine,Itinga,Minas Gerais.Brazil産
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画像ではわかりずらいかもしれませんが
青い針状結晶のインディゴライト中央部分には
レインボー(クラック=ひびによるプリズム効果で虹色に見える)が
現われています。
なのでこの石は青水晶であると同時に
レインボークォーツでもあるわけですね。
ご一緒したラリマーコレクターの友人が
発見してくれたのですが
とても得した気分になりました。
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母岩の白い石は大理石っぽい感じですが
もしかしたら白い花崗岩かもしれません。
この画像だとより針状結晶がわかるかと。
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立たせた画像です。
尖った先端がいかにも水晶的です。
『青水晶』には他にスペイン・マラガ産の
アエリナイト入りの変種もあります。
こちらも入手するまでに随分と年数がかかりました。
石というのは欲しい時に必ずしも見つかるものではなく
運まかせというのが、ある意味ひどくもどかしく
また、手に入れた時の喜びがひとしおになるのだと思います。
それでは次回更新は来週火曜日
次回も『水晶』特集の続きです。
第一弾は『青水晶』です。
水晶専門のコレクターがいるほど
とにかく多種多様な色や形が存在するのが水晶です。
一般的には水晶と一括りに分類されていますが
透明度のないものを『石英(クォーツ)』
透明度のあるものを『水晶(ロック・クリスタル)』
工業用途分野では『珪石(けいせき)』
鉱物標本や観賞用の置物として
結晶が群生しているものは『突鉱』と
様々に区別されています。
それだけ奥が深いということですね。
天然石の世界では水晶に始まり水晶に終わるという
ことわざまであるとか。
最初に手にするには一番馴染み深く
(日本は世界有数の水晶産出地です)
値段が手頃で、何より見た目が綺麗
(これは天然石では最も重要な要素です!・笑)
それらの条件を全て網羅しているのがこの水晶だと思います。
パワーストーン業界においては
もはやなくてはならない最強のアイテムでしょう。
その中でも私が一番好きな
青い石である青水晶には特別な思い入れがあります。
今回は二種類ある青水晶のうち
インディゴライトと呼ばれる
紺色の針状結晶インクルージョン(=含有物)を内包する
水晶の変種をご紹介します。
購入したのは昨年のジェムアート展にて
(ジェムアートについては
アパタイト・ボールの回にて
説明がありますのでご参考に)
一番初めにご紹介した天然石
『Rose do France』(ライラック色のアメシスト)と
同じ店でした。
ガラスケースの中に大切そうに陳列され
しかも置かれた向きが後ろ向き…。
おかげでどんな石かわからず
お店の人に頼んで取り出してもらう際には
ちょっぴり緊張しました。
けれど現物は想像以上に素晴らしい石でした!
(値段の方も想像以上でしたが・笑)
一目で気に入り購入となりました。
『Blue Quartz(Indigolite Quartz)』
Jenipapo mine,Itinga,Minas Gerais.Brazil産

画像ではわかりずらいかもしれませんが
青い針状結晶のインディゴライト中央部分には
レインボー(クラック=ひびによるプリズム効果で虹色に見える)が
現われています。
なのでこの石は青水晶であると同時に
レインボークォーツでもあるわけですね。
ご一緒したラリマーコレクターの友人が
発見してくれたのですが
とても得した気分になりました。

母岩の白い石は大理石っぽい感じですが
もしかしたら白い花崗岩かもしれません。
この画像だとより針状結晶がわかるかと。
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立たせた画像です。
尖った先端がいかにも水晶的です。
『青水晶』には他にスペイン・マラガ産の
アエリナイト入りの変種もあります。
こちらも入手するまでに随分と年数がかかりました。
石というのは欲しい時に必ずしも見つかるものではなく
運まかせというのが、ある意味ひどくもどかしく
また、手に入れた時の喜びがひとしおになるのだと思います。
それでは次回更新は来週火曜日
次回も『水晶』特集の続きです。
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