花にまつわる幾つもの話

子供時代の花にまつわる思い出や、他さまざまな興味のあることについて書いていきたいと思ってます。

天然石標本~若草色のメリーゴーランド&赤い水中花~

2018年10月02日 | 天然石標本
日本各地に猛威を振るった大型台風
今回は不穏な天気の中での開催となりましたが
東京は少なくとも昼間は暴風にならず
本当に良かったですよね。


そして今回もどうにか初日朝一番での参加ができました。

時間も前回の教訓を生かして少しだけ早めに。
そのおかげか列は思ったより短かったです。
もっとも並び始めて30分後ぐらいには
一気に長くなりましたけどね~(苦笑)。
やはりミネラルフェアの知名度はここ数年
確実に上がっているのでしょう。


さて今回の戦利品は天然石に関しては3つでした。

実は石を購入する前に、ガラスドームのアクセサリー作りを
優先してしまいまして。
こちらが思った以上に時間がかかりました。
作品に関しては次回ご紹介したいと思います。


最初に手に入れたのがこちら

『ピンク・トルマリン柱状結晶』
 ブラジル・クルゼーロ鉱山産

トルマリンについての詳細は
過去ブログ(2011.12.14)をご参照下さい。





サイズは小さいのですが、結晶形といい、色合いといい
なかなかの逸品。
何よりお値段が良心的。
お店のご主人からも、良いのを選びましたね、とお褒めの言葉が(喜)。

最初に購入する石ってその後の買い物に弾みをつけてくれるので
非常に大事なんですよね。


続いて二つ目も色と形の美しさに
即座に購入決定となりました。


『fluorapatite(和名:フッ素燐灰石)』


アパタイトと言うとどうしても
「歯」を連想しがちですね(笑)


ネット等による詳細は以下の通り。


アパタイトは、リン酸塩鉱物の鉱物グループに対する一般的な名称
鉱物的には、フッ素燐灰石(fluorapatite)。
色、形状、光沢など他の鉱物と間違われることがあるため
ギリシャ語の「ごまかす」「騙す」「惑わす」という意味の「apate」に由来する。
アパタイトは、人間や動物の歯や骨の主成分である
ハイドロキシアパタイト(hydroxyapatite 和名では水酸燐灰石)とほぼ同類のもの。
また、アパタイトには、産地や色合い(水色 青色 緑色 黄色)様々なタイプがある。
アパタイトは、衝撃に弱い石なので取扱いには要注意。
直射日光が当たる場所での保管は変色・退色の恐れがある。


ちなみにアパタイトの色はネオンカラーと呼ばれる
ネオン発色味を帯びたもの。





結晶形がまるで小さなメリーゴーランド
若草色の透明度の高い非常に美麗な結晶です。
眺めているだけで夢心地になれますね。

このアパタイト、一般的によく知られているのはネオンブルー。
グリーン系ではスペイン産の
「アスパラガス・ストーン(Asparagus stone)」と呼ばれるものが
希少性が高く非常に高価だとか。
黄色から黄緑色をした“アパタイト”の結晶の色が
“フレッシュ・アスパラガス”のようで
それに例えてつけられたらしいです。

緑色がさらに深くなると「モロキサイト」という別名になるとか。

私が購入した石は値段的にもさほどではないので
そこまでのレベルではないと思われます。


最後がこちら。

第二会場で見つけた初めてのお店での購入です。
とても愛想の良いインド系(?)の店員さんで
何故か安いのにさらにおまけまでしてくれました!


『ガーデン・クォーツ』

ガーデン・クォーツは過去ブログでも何度か登場しました。

今回はクリアな水晶と真っ赤な花のようなインクルージョン(内包物)が
まるで水中花のように見えて素敵です。
残念ながら、内包物の正体は不明ですが(汗)





ガーデン・クォーツは本当に様々な風合いのものがあるので
幾つでも欲しくなってしまう危険な石なんですよ(苦笑)。
この石を専門に集めているコレクターもいるほどです。


次回は二時間近くかけて作成した
ガラスドーム・アクセサリーをご紹介したいと思います。
我ながら結構な力作だと思うのですが、どうでしょうか(笑)

ぜひともお楽しみに~!

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